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雨漏り修理業者が教える、雨漏り基礎知識

屋根のカバー工法(重ね張り)工事と費用相場

屋根のカバー工法(重ね張り)工事と費用相場

屋根は、お家の中で雨や風、紫外線を受けやすく最も劣化しやすい部分になります。
屋根のリフォームには、既存の屋根を丸ごと撤去して新調した屋根材を取り付ける
「葺き替え」や雨漏りの部分だけを補修する「一部補修」など様々な種類があります。

今回は既存屋根材の上から新調した屋根材を全体に被せる
「カバー工法(重ね張り)」について、メリットとデメリットや、費用相場を見ていきましょう。

カバー工法(重ね張り)とは

カバー工法は別名で「重ね張り」とも呼ばれ、既存の屋根を残したまま、新調した屋根材を上から取り付けることを言います。 基本的にはストレート屋根に金属の屋根を被せる方法が主流です。

カバー工法は、勾配にあった屋根材を使用しないと雨漏りが起こりますので、注意が必要です。
カバー工法は2種類で、「下葺き材張りカバー工法」と「野地板増し張りカバー工法」が存在します。

下葺き材張りカバー工法は下葺き材(防水シート)を既存の屋根に下から順に敷いて、その上から新調した屋根材を取り付ける工法です。

野地板増し張りカバー工法は既存屋根を補強するのに野地板(木下地)を固定して下葺き材(防水シート)を屋根材を工法です。
既存の屋根が劣化していたら、こちらの工法を採用しますが、下地まで傷んでいる場合にはカバー工法は使えません。

カバー工法(重ね張り)の工程

カバー工法は天候に左右されることも含めても、1週間程度の施工となります。
その間は普段通りの生活を送ることができます。

①足場を組む高いところの作業となるので足場を組む必要があります。また、丁寧な作業をする為にも必要不可欠です。

②屋根の頂上部にある、棟板金(むねばんきん)や雪止めはカバー工法の効率よく作業をするのに施工前に必ず外します。棟板金の下には貫板(ぬきいた)という木材などがあり、こちらも外し、密着をよくするために清掃を行います。

③野地板を張り 既存の屋根(下地補強)を強化します。野地板増し張りカバー工法のみに必要で下葺き材張りカバー工法のときは野地板は張らないです。

④下葺き材を張る 下葺き材は、防水シートやフーフィングシートとも呼ばれます。雨の侵入を防ぐために、屋根材の下に張ります。

⑤屋根材の設置 ガルバリウムという金属の屋根を取り付けることが多いです。
金属の屋根は取り扱いが難しいので、金属の屋根を取り扱う業者に頼みましょう。

⑥貫板・棟板金の設置 新しい屋根に適した貫板と棟板金を取り付けていきます。貫板は、棟板金を取り付ける際に釘を打つために取り付けられるもので、木材やプラスチック樹脂製のものなどあります。

⑦足場の撤去 施工の確認後、足場を撤去すれば工事完了となります。

カバー工法(重ね張り)のメリット

カバー工法には、メリット、デメリットがありますので、そちらを把握した上で施工されるか検討しましょう。

①費用が抑えられる: 葺き替え工事と比べ、既存の屋根の撤去や処分費用が必要ないので施工期間が短くなる分人件費も抑えられます。

②施工期間が短く済む: 既存の屋根撤去をする必要がないので、施工期間が短くなります。天候の左右を含め、だいたい1週間ぐらいが目安となります。

③防水性や断熱性が高まる: 屋根が二重になった分、防水性や、屋根の裏に断熱性が付いているものであれば、断熱性が高まります。

④騒音やホコリやチリがでない: 葺き替えであれば、屋根を撤去するのに騒音やホコリやチリがありご近所トラブルになる可能性もあります。 カバー工法であれば、撤去するのは棟板金ぐらいなのでトラブルも起きません。

カバー工法(重ね張り)のデメリット

①下地が傷んでいるとできない
下地とは、防水シートの下にある木材のことで、この木材自体が傷んでいると、上から被せる屋根材の釘を支えることができず、屋根が飛んでいってしまうため、カバー工法はできず、葺き替えが必要になります。

この下地が傷んでいるかどうかの判断がとても難しく、業者に"カバー工法でできる"と言われても、実際には下地が傷んでいて、カバー工法ができないという状態もよくあります。

また、雨漏りをしている状態であれば、すでに下地部分に水が浸入して、下地が傷んでいる可能性が高くなります。

②屋根が重くなる
二重に屋根を重ねるて重くなっているので屋根にはやはり負担がかかります。しかし、瓦屋根に比べると二重であっても瓦屋根より軽くなる傾向がありますが、耐震性についてはやはり劣ってしまいますので、業者の方と相談されるのが良いかと思います。

③カバー工法の上からカバー工法はできない
カバー工法を一度してしまうと、その上からまたカバー工法をするということはできません。
屋根が問題が起これば、葺き替えが必要となります。

④カバー工法後、葺き替えを行う場合は屋根の撤去費用が高くなる
カバー工法の際によく使用される屋根材はガルバリウムという金属の屋根材です。
このガルバリウムの屋根材は、10年後メンテナンスを行う時期がやってきます。
その際には、葺き替えが必要になるので二重の屋根を剥がすため費用が高くなります。

また、元々の屋根がアスベストであれば健康被害の観点から、廃棄するのに費用が高くなります。

⑤瓦屋根にはできない
フラットな屋根にカバー工法を取り付けるものです。なので、厚みがあり、波型で凸凹の多い瓦屋根にカバー工法を行うのは適さないため、施工することができません。

⑥太陽光パネルの取り付けができない可能性も
カバー工法をすると、太陽光パネルの取り付けができない可能性もあるので、取り付け予定のある方は、施工前に確認が必要になります。

カバー工法(重ね張り)の費用相場

カバー工法の費用相場と内訳はどのようなものか下記を見ていきましょう。
また、見積もりを出してもらう際は、何を何㎡分使用するのか詳細に出してもらいます。
一式という表記は十分でないため、詳しく業者の方に聞きましょう。

①足場設置:600〜1500円/㎡
基本的には、施工業者は足場を組むことができため、足場を組む専門の他の業者に頼むことが多いです。

②下地(野地板):1500〜2000円/㎡
野地板を張る必要がある場合にのみかかります。

③防水シート:500〜800円/㎡
カバー工法の際には、必ず必要となるものです。

④新しい屋根材:5000〜7000円/㎡
屋根の種類により価格や耐用年数や機能性など様々です。

⑤棟板金:2000〜5000円/m
新しい屋根材に適したものを使用するため、古いものは破棄し、新しいものが必要になります。

⑥諸経費:工事費用の5〜10%
人件費や交通費、手間賃など業者により様々です。大手になる程、中間マージンが発生するため、高くなる傾向にあります。

だいたいですが、最低でも1㎡あたり、1万円かかると言われています。
立て坪が30坪であっても、屋根は勾配があるため100㎡を超えますので100万円は最低でもかかるということになります。

カバー工法でさえこの程度の費用がかかりますが、葺き替えとなるとこの1.3〜1.5倍程は費用がかかってしまいます。

カバー工法は、その時の費用自体は抑えられますが、長い目で見ればのちのちの撤去費用などを後に回しているだけでもあります。
また、調査をちゃんと行わないとカバー工法をしてから下地が腐っており、すぐにダメになるということもあり得ます。
どのように屋根を調査して、何を基準にカバー工法を選びそれが適正なカバー工法なのかを業者の方に詳しく聞きましょう。
カバー工法は、下地が見えませんので、業者選びを慎重にしないと痛い目に合う可能性もあるので気をつけましょう。

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