ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
「天井から水滴がポタポタと落ちてきた」「雨漏りで家具や床材が傷んでしまう前になんとかしたい」とお困りの方はいませんか?
天井からの雨漏りは家財を傷めるだけでなく、家の構造にも悪影響を及ぼす危険性が高いため、早急な対応が必要となります。とはいえ、いざ天井から雨漏りした場合、どう対処したら良いのか戸惑ってしまうでしょう。
そこで今回は、天井からの雨漏りの原因や必要な応急処置、修理方法についてわかりやすく解説します。
「天井からの雨漏りをDIYで直したい」「天井から雨漏りが発生した際、はじめにするべきことを知りたい」といった方はぜひ参考にしてください。
天井からの雨漏りをDIYで修理することは可能です。ただし、DIYといっても内側からの応急処置や簡易的な修理にかぎられます。
根本的に解決を図るなら、原因の特定や外側からの修理を雨漏り専門業者に依頼するのがベストです。
もし雨漏りの原因を特定せずに、内側からの簡易的な修理だけで済ませた場合は、雨漏りする範囲が拡大するかもしれません。また、雨漏りによる木材の腐食からシロアリ被害に発展する恐れもあります。さらに、雨漏りが拡大すると漏電事故を引き起こすリスクも高まります。
よって、天井からの雨漏りをDIYで修理するとしても、内側からの応急処置や簡易的な修理にとどめたうえで、本格的な雨漏り修理を業者に依頼するようにしましょう。
天井から雨漏りする原因は「屋根から雨水が侵入している」とイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、意外にも外壁やベランダの傷みが原因で、雨漏りを引き起こしているケースもあります。
天井から雨漏りする主な原因には、次の5つが挙げられます。
屋根材の傷み
外壁材の傷み
コーキングの劣化
ベランダの防水機能低下
雨樋の詰まり
ひとつずつ詳しく掘り下げてみましょう。
雨漏り箇所の直上に屋根がある場合は、屋根材の傷みが原因で雨漏りが発生していると考えられます。屋根材の傷みといっても症状はさまざまで、屋根材自体が破損しているほか、屋根材を固定する釘が浮いているケースがあります。また、屋根材の塗料が剥がれていて、防水機能を失っていることも原因としてあげられます。
一方、台風による飛来物が屋根に当たった際、その衝撃で屋根材が破損して雨水が侵入することも。経年劣化した屋根材は、少しの衝撃でもひび割れたり破損したりするリスクがあるので、定期的な点検で屋根材の傷みを防ぐことが大切です。
天井からの雨漏りには、外壁のひび割れしている箇所から雨水が侵入するケースもあります。外壁がひび割れする原因は、塗料の剥がれにより防水機能が低下することがあげられます。また、経年劣化により外壁材に小さなひびが入り、そこから雨水が侵入して吸収と乾燥を繰り返すことで、ひび割れを引き起こしているともいえるでしょう。
外壁材は紫外線や雨風の影響を受けやすく、経年劣化による症状が出やすい箇所でもあります。屋根材と同様、定期的な点検で不具合に対処することが重要です。
コーキングには、隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ役割があります。たとえば、窓枠と外壁材の隙間を埋めたり、外壁材の壁同士をつなぎ合わせたりする役割を担っています。
コーキングは、紫外線や雨風の影響を受けると硬化する特徴があります。もし硬化してしまうと、コーキングにひびが入ったり隙間ができたりしてしまいます。すると、ひび割れや隙間から雨水が侵入してしまうわけです。
2階に設置された窓や、屋根に設置された天窓のコーキングが劣化した場合は、天井から雨漏りが発生しやすくなるでしょう。コーキングは10年前後で劣化するため、定期的なコーキングの打ち直しが必須です。
雨漏りした箇所の周辺にベランダが設置されている場合は、ベランダにおける防水シートの劣化が原因として考えられます。また、外壁とベランダのつなぎ目に施工されているコーキングの劣化が起因していることも。
劣化した防水シートやコーキングの隙間から雨水が侵入して、下の階の天井に雨水が伝っていると考えられるので、壁材にも影響を及ぼしていると想定できるでしょう。
土埃や落ち葉などが雨樋に詰まり、排水が上手く機能しない場合は雨漏りの発生リスクが高まります。雨樋からあふれた雨水が、排水経路とは別の方向に流れてしまい、建物内部に侵入することが要因です。
特に、雨樋から近い部屋の天井で雨漏りしている場合や、家の周辺に山林があり、落ち葉が詰まりやすい環境である場合は雨樋の詰まりを疑ってみましょう。
天井から雨漏りしている際、雨水が原因ではないケースも少なくありません。ここでは、あらゆる原因を知ったうえで、適切に対処できるようにしましょう。
雨水の侵入以外で考えられる理由は、以下のとおりです。
水回り設備の漏水
結露
小動物による排泄物
順に見ていきましょう。
水漏れしている箇所の上階に水回り設備がある場合は、設備の漏水が要因となることがあります。たとえば、洗濯機の排水が漏れるほか、トイレの給排水管から漏れていて、下の階まで水浸しになる事例は少なくありません。
水回り設備は十数年で部分的な劣化が起こり、20年以上経つと設備の交換が必要になるケースもあるので、水回り設備の状態もきちんと把握しておきましょう。
天井に水滴がたまるのは「結露」が原因となるケースがあります。結露は、室内と屋外の気温差が大きいと発生する現象のことで、室内で冷たい飲み物を飲む際、グラスのまわりに水滴がつく現象と同じ原理です。
特に、冬場の室内は暖房により温度が高い状態で、外気温との差が著しくなるため、結露が発生しやすい傾向です。結露の発生を放置するとカビが増殖する恐れもあり、天井や壁クロスだけでなく、家財にもカビが付着してしまいます。したがって、こまめに換気したり、除湿機を利用したりして対策しましょう。
天井からの水漏れは、小動物による排泄物が起因している場合もあります。特に、水漏れ部分から独特な悪臭がする場合は、小動物の侵入を疑ってみましょう。
たとえば、天井からコツコツとした足音が聞こえたり、天井裏に糞尿が見られたりしたら、早めに対処しなければなりません。このような場合はネズミやハクビシン、コウモリといった小動物が入り込んでいる可能性があるので、駆除業者に依頼して対処することがおすすめです。
なお、小動物が入り込んだ状態を放置すると、家の衛生面にも悪影響を及ぼすだけでなく、状態が悪化すると天井を壊す大掛かりな修理が必要となるので、早めの対処を心がけましょう。
天井から雨漏りしたら、雨漏り専門業者に修理を依頼することが必須です。しかし「業者がなかなか手配できない」「業者とのスケジュールが合わない」といった理由で、すぐに依頼できないケースもあるでしょう。
そこで、雨漏りが発生した際に役立つ「はじめにやるべき応急処置」について紹介します。事態を悪化させないためにも、できるかぎり早い段階で行いましょう。
いちばん簡単な方法としてあげられるのは、バケツを使った対策です。雨漏りしている箇所の真下にバケツを置いて、水浸しになるのを防ぎます。その際、バケツの底に雑巾を入れておくと、水はね防止効果を期待できるでしょう。もしバケツを常備していない場合は、家にある衣装ケースで代用することも可能です。
また、周辺の家具や床が濡れないように、ブルーシートで覆っておくことも有効です。ブルーシートを用意できない場合は、傘を使ってカバーするのも良いでしょう。
雨漏りが建物の外側に起因している場合は、ブルーシートを覆ってカバーする方法も有効です。たとえば、外壁やベランダから雨漏りしている可能性があるなら、広範囲をブルーシートで覆うことで、雨水の侵入を防ぐことができます。一方で屋根裏に入れる場合は、室内への雨水侵入を防ぐために、屋根裏にブルーシートを被せておくのもありです。
なお、屋根材の傷みが原因で雨漏りしている際は、屋根材にブルーシートを被せたいところですが、高所作業による落下リスクを伴うので、内側の応急処置だけで済ませましょう。
応急処置を済ませた後、簡易的な方法であればDIYによる修理が可能です。ただし、原因の特定や本格的な修理は業者に依頼するのが得策です。DIYによる修理は、あくまでも応急処置の一環として行うようにしましょう。
DIYによる雨漏りの修理方法のひとつは「防水テープ」を使用した対策です。天井裏に入れる場合は、雨漏りしている箇所を探してみてください。箇所を特定したうえで防水テープを貼ると、一時的な被害の抑制につながります。
防水テープを貼るときは、貼り付ける部分についている水滴や汚れを拭き取ると粘着力をキープできます。また、貼り付ける際は雨水が侵入する流れと逆方向に貼ると、防水効果が高まるでしょう。
DIYによる雨漏り修理に効果的な方法として「コーキング」を使用した対策もあげられます。コーキングの使用は、防水テープと比較して工程が増えますが、窓枠まわりのコーキングの打ち増しや、外壁材のひび割れを埋めるのに活用できます。
コーキングの使用方法は、次のとおりです。
コーキングを使用する箇所の水滴や汚れを取り除く
古いコーキングがあれば取り除く
修理箇所のまわりをマスキングテープでカバーする
プライマー(下塗り剤)を塗布する
コーキングを充填する
マスキングテープを剥がす
幅のあるひび割れや深さのあるひび割れにコーキングを使用しても、適切な対処とはいえません。また、高所作業でのコーキングの使用は非常に危険です。
したがって、場合によっては内側だけの応急処置にとどめて、それ以外の本格的な修理は業者に依頼するようにしましょう。
天井から雨漏りが発生した際は、応急処置をしたうえで、防水テープやコーキングを使用した簡易的な修理が可能であるとわかりました。
なお、雨漏りの原因特定や外側からの本格的な修理は、専門的な知識や技術を有する業者に依頼するのが得策です。自分で修理した場合、他の箇所で雨漏りが再発・拡大するほか、高所作業による事故リスクを伴うので、必ずプロに相談するようにしましょう。
ただし、一部の悪徳業者による強引な訪問販売や詐欺手口が相次いでいて、トラブルや被害に遭うケースが後を絶ちません。
そこで、雨漏り修理に関する詐欺被害を防ぐためのコツや注意点を解説します。悪徳業者に依頼して「高額な修理費用を請求された」「施工不良で雨漏りが再発してしまった」と後悔しないように、あらかじめチェックしておきましょう。
昨今、訪問販売による詐欺被害が増えていることが問題視されています。よくある事例は「今なら無料で屋根点検します」「近所でリフォーム工事をするので挨拶に伺いました」と近寄ってくるケースです。
特に、前者の無料点検と名乗って屋根に上がろうとする業者には、細心の注意を払う必要があります。その理由は、屋根に上がって意図的に屋根材を壊したうえで、あたかも「以前から破損していた」と見せかけて修理を提案する業者も存在するからです。
また、大きな金額を値引きして顧客の判断を煽ったり、契約や足場組みを急かせたりする業者にも要注意です。
そもそも優良業者の場合は、口コミや評判をもとに顧客が集まるので、訪問販売を実施しないケースがほとんどです。よって、訪問販売に来た業者の情報を鵜呑みにせず、疑う姿勢を忘れずに意識しましょう。
依頼する業者を選定する際は、ひとつに絞らず複数の業者を比較することが必要です。たとえば、A社から見積もりをもらい、その見積もりをB社に持ち寄って価格を交渉する「相見積もり」は、業者を比較するおすすめの手段です。
相見積もりを取れば、修理費用の適正価格を見極められるほか、各業者の実績や対応を比べられるので、優良業者を見つける方法としてぜひ実践してみてください。
今回は、天井から雨漏りした際の原因や必要な応急処置、修理方法について解説しました。天井の雨漏りを発見したら、はじめにバケツや雑巾を使用した応急処置を行ってください。また、防水テープやコーキングを使用したDIYによる修理も被害抑制の効果があるでしょう。
とはいえ、雨漏りの原因特定や本格的な修理は業者に依頼する必要があります。業者に依頼することは、雨漏りの再発を防げるほか、二次被害を抑制できる効果が期待できるので、早い段階でプロに相談することをおすすめします。
ただし、一部の悪徳業者による訪問販売や詐欺手口が相次いでいるのも事実。信頼できる業者を選ぶなら「情報を鵜呑みにしない」「相見積もりを取る」ことが重要です。
「雨漏り修理の達人」なら、厳しい審査基準を満たした優良業者を検索できるほか、各業者の費用や特徴、実績を知ることができます。「業者選びに不安がある」「雨漏り修理の原因を特定して、根本的な解決を図りたい」という方は、ぜひ活用してみましょう。
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
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