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雨漏り修理の基礎知識
KNOWLEDGE

雨漏りの原因を特定できる赤外線サーモグラフィー調査とは

繰り返す雨漏りの原因を特定

繰り返す雨漏りを確実に止めるには、原因をしっかり特定し修理をすることが重要です。とはいえ、経験豊富な雨漏り修理のプロでもなかなか原因をつきとめるのは難しい作業になります。
この記事では、赤外線サーモグラフィーを含む雨漏りを調査する方法や赤外線サーモグラフィー調査をおすすめする理由、注意点など詳しく解説していきます。

雨漏り調査の種類

赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査

代表的な雨漏り調査の方法4種類をご紹介します。

目視調査

目視調査は読んで字のごとく、直接目で見て雨水がどこから侵入してきているのかを調査する方法です。例えば屋根や天井裏を確認し、シミや腐食など水が流れた痕跡がないか調べます。
ただ、調査を行う職人のこれまでの経験や実績で、大きな差が出ますので見た目だけでは判断できないことが多くあります。原因をしっかり特定するには、散水調査など他の有料の調査を行うことで精度を高めることができます。

散水調査

目視調査により雨漏りが発生していそうな箇所にシャワーホースなどで水を流すことで雨漏りを再現し侵入経路を特定する方法です。調査日に雨が降っていると侵入経路が曖昧になってしまいますので、晴天の日に行います。目視同様、職人の技術や経験により結果が大きく左右されますが、高い確率で雨漏りの原因を特定することが可能です。なお、水道代は負担で足場代もかかることがあります。

赤外線サーモグラフィー調査

目視により雨漏り箇所の目星をつけ、その場所を赤外線サーモグラフィーカメラで撮影し調査する方法です。
赤外線カメラは温度差を色で表現でき、雨漏りが発生しているところは他より温度が低くなっていることから容易に特定することができます。職人の経験や技術に左右されないことから非常に制度が高いといえます。また足場を組む必要もないのでその分コストはかっとできます。ただし、他の調査方法に比べると割高になります。

紫外線発光調査

目視で雨漏りの経路と予想された箇所に、発光する液体を混ぜた調査液を流し込み、紫外線を当てて調査します。紫外線に反応し発行した箇所が雨漏りしている箇所になります。複数の箇所から雨漏りがしているときに効果的で、発行色の色を変えることにより侵入経路をそれぞれ特定できます。
この調査液は、数日経つと消えますので色がついたりしないので安心です。

調査方法について詳しくは以下の記事に書かれていますので、参考にしてみてください。
雨漏り修理の調査って何をするの?手順や費用を徹底解説

赤外線サーモグラフィー調査での雨漏り調査をおすすめする理由

赤外線サーモグラフィーの雨漏り調査はオススメ

先ほどお伝えした通り、赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は原因を特定するにはとても効果的な方法と言えます。
そのメリットとは以下の通りです。

建物を壊すことなく調査できる

表面的に雨漏りの原因がわからない場合によっては、天井や壁を解体し内部を確認しながら行うこともありますが、赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は、建物を傷つけることなくも見逃しがちな箇所も調べることができます。

足場を組む必要がない場合がある

散水調査はほとんどの場合、高所での作業で作業員に危険が及ばないためと作業の効率を重視するため足場を組んで行います。赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は、高所での作業も必要ない場合は足場を組む必要がない場合もあります。その分、足場代のコストが省けることもメリットです。

調査時間が比較的短くて済む

通常、目視での調査は約30分ほどでそれに加え散水調査を行ったとしたら半日~2日かかります。赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査での所要時間は最短では30分程度からとなっています。もちろん調査する箇所や家の大きさにより時間は変わってきますが、足場を組む必要がない分時間を短縮することができます。

複数の箇所からの雨漏りも発見できる

赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は、複数雨漏りが発生している場合でも同時に発見することができます。雨漏りをしている可能性がある場所を赤外線サーモグラフィーカメラで撮影するだけで温度の差を確認できますので、手探りで行う調査よりも確実に原因を突き止めることが可能です。

赤外線サーモグラフィーカメラの大きさは簡単に持ち運べるような手軽なものですので、大掛かりな特別な機械を用意する必要がありません。ただ、撮影の際は天候や日射量など建物内の温度に影響がでないよう撮影することが大切ですので、専門の調査員が行います。

赤外線サーモグラフィーでの雨漏り調査のデメリット

 

赤外線サーモグラフィー調査のデメリット

確実に雨漏りの原因を特定できよいところばかりの赤外線サーモグラフィーの雨漏り調査ですが、その反面デメリットもあります。

費用が高額

赤外線サーモグラフィーカメラ自体が高額のため、調査費用を高く設定している業者が多くなっています。費用は200,000円以上かかることがあります。

濡れている状態でしか調査することができない

水で濡れた部分が蒸発した際の気化熱を利用し特定するため、赤外線サーモグラフィー調査では雨漏りしている箇所が濡れている状態でないと特定できません。そのため、雨が降った後や散水調査した直後でないと正確に調べることが難しいといえます。

調査に向いてない建物がある

赤外線サーモグラフィー調査はどんな建物でも正確に調査できるというわけではありません。以下は調査に向いていない建物の例です。

・ガルバリウム銅板やトタンなどの金属製の屋根
・調査する箇所と隣地が4m未満
・調査対象の建物が周辺の建物で囲われている
・調査対象の建物の周辺に木々や電線で囲われている

調査の精度は調査員による

赤外線サーモグラフィーカメラでの雨漏り調査は、調査する日の天候や日射量、撮影の角度なども重要で技術力を必要とされます。また建物の構造や室内・室外の温度差による影響などを含め総合的に判断することも重要です。専門的な機材のため、調査員の経験や知識、技術力に左右されます。

雨漏り修理調査費用の相場

雨漏り調査の相場

雨漏りの原因を特定するためには、赤外線サーモグラフィーによる調査が有効ですが費用が他と比べると高額です。おおよその費用相場は以下の通りです。

 

目視調査 0~30,000円(無料業者もあり)
散水調査 30,000~300,000円
紫外線発光液調査 50,000~250,000円
赤外線サーモグラフィー調査 200,000~400,000円

まとめ

赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は業者選びが大切

赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査は、非常に制度が高く雨漏りの原因を特定するには非常に効果的な調査方法です。ただし建物によっては向き不向きもあり、加えて調査員の建築知識や経験など高度な専門的な技術を要するため、人によっては差がでることがあります。雨漏り修理で失敗しないよう、信頼できる雨漏り修理業者を選ぶことが重要です。

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