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東京都世田谷区で使える雨漏り修理の補助金、助成金について
最終更新日:2026/09/08
Tags:東京 | 火災保険など保険関係・補助金・助成金

「世田谷区で雨漏りの修理に補助金や助成金が使えるの?」
「いくら補助してもらえるの?申請するにはどうしたらよいの?」
このように気になっている方、いらっしゃいませんか。
雨漏りは早期発見であれば部分補修で可能ですが、被害が進行してしまうと葺き替え工事など大規模な工事となり、費用も高額となります。
修理費用が高額となった場合、自治体から補助金が出れば活用したいですよね。
世田谷区では、屋根工事が補助金の対象となる制度があります。この制度を利用すると、雨漏り修理に関連する工事(屋根の高反射改修)で最大7万円を受け取れる可能性があります。
そこで今回は、東京都世田谷区で使える雨漏り修理の補助金、助成金について解説します。申請の手順や注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
この補助金制度は年度ごとに内容が大きく変わります。令和8年度(2026年度)は、令和7年度まで対象だった「住宅の外壁塗装」が対象外となり、屋根の高反射改修の補助額も10万円から7万円に変更されました。本記事は令和8年度の最新情報に基づいて解説しています。
東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金制度
東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金制度は以下のとおりです。
- 世田谷区エコ住宅補助金
それでは、解説します。
世田谷区エコ住宅補助金
世田谷区エコ住宅補助金とは、住宅の断熱改修工事に対して、費用の一部を助成する制度です。
住宅から排出される二酸化炭素を削減し、住宅機能の維持向上および、環境に配慮した住宅の普及促進を図る目的があります。
対象となる方
- 区内に住民登録がある個人で、リフォーム工事の契約・支払をする方
- リフォームをする建物が世田谷区内にあること
- 区内の施工業者による工事を行うこと
- 対象工事4種類(窓の断熱改修、高断熱ドアの設置、高断熱浴槽の設置、屋根の高反射改修)のいずれかを行うこと
以下に該当する場合は対象外となります。
- 申請者が法人(会社や団体)である場合
- 建物が新築住宅である場合
※出典:世田谷区公式サイト「令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト」(https://www.city.setagaya.lg.jp/02240/31250.html/2026年8月31日更新時点の情報)
雨漏りの補助対象メニューや補助金の額、申請期間は以下のとおりです。
雨漏りに関係する補助対象メニューと補助金額
- 屋根の高反射改修(屋根塗装、葺き替え、カバー工法):1棟あたり7万円
令和7年度まで対象だった「住宅の外壁塗装(外壁改修)」は、令和8年度から補助対象外となりました。また、令和8年度からは他の対象工事(窓の断熱改修、高断熱ドアの設置、高断熱浴槽の設置)とのセット申請の条件はなく、屋根の高反射改修のみでの単独申請が可能です。
なお、対象工事4種類(窓の断熱改修:1窓15,000円、高断熱ドアの設置:1ドア15,000円、高断熱浴槽の設置:1台70,000円、屋根の高反射改修:1棟70,000円)を組み合わせて申請することで、最大20万円まで補助を受けられます。
申請期間
令和8年度は前期・後期の2期制です。
- 前期:事前登録・交付申請 令和8年4月15日〜令和8年8月31日(対象工事:令和8年4月1日〜8月31日に竣工したもの)
- 後期:事前登録・交付申請 令和8年10月1日〜令和9年1月31日(対象工事:令和8年9月1日〜令和9年1月31日に竣工したもの)
前期分は予算上限に達したため、すでに事前登録の受付を終了しています。後期分の事前登録受付は令和8年10月1日から開始予定です。いずれの期も予算に達し次第終了となるため、後期の申請を検討している方は早めの準備をおすすめします。
雨漏り修理に使える世田谷区エコ住宅補助金の申請の流れ
令和8年度からは「事前登録制」と「電子申請」が導入され、申請の流れが変わりました。以下の申請の流れを確認しておくことで、慌てずに申請できますので、しっかりと理解しておきましょう。
【STEP①】制度概要の確認・雨漏り修理業者へ見積もり依頼
雨漏り修理業者は、世田谷区内に店舗や営業所がある業者と契約し、施工することが条件です。見積もりを依頼する際は必ず、「世田谷区の補助金を申請したいので使用する材料や塗料の写真、施工写真を一緒に撮ってほしい」と伝えましょう。
補助制度の内容と申請時に必要な書類は「令和8年度エコ住宅補助金申請の手引き」で必ず確認してください。
【STEP②】施工業者と契約をし、メールアドレス登録を行う
施工業者と工事内容・見積書を確認して契約を結んだら、契約内容や工事金額が確認できる工事請負契約書等を手元に用意し、事前登録のためのメールアドレス登録を行います。
【STEP③】事前登録を行う
メールアドレスの登録完了メールから、事前登録に進みます。事前登録は補助金を受けるために必須の手続きで、これにより補助金の交付申請予定額が一定期間確保されます。事前登録に提出書類は不要ですが、契約日や金額等の入力が必要です。
【STEP④】工事を行う
事前登録が完了したら工事を実施します。交付申請前に工事と支払いを完了させる必要があります。
屋根の改修工事の場合に必要な記録
- 施工前、施工後の写真は、屋根の広範囲を写した写真1枚以上
- 屋根塗装の施工工程の写真は、下塗り・中塗り・上塗りの状況が確認できるもの
- 施工工程の写真がない場合は、施工会社が作成する屋根施工完了証明書(押印必須)を提出
申請に必要な写真については、施工前に施工業者と一緒に「申請の手引き」のチェックリストを確認して、お互いの認識の共有をしておきましょう。
【STEP⑤】必要書類をそろえる
工事と支払いが完了したら、交付申請に必要な書類をそろえます。令和8年度からは以下の書類が新たに必要となりました。
- 工事請負契約書
- 性能証明書
- 振込口座確認書類
そのほか、領収書内訳書、工事完了報告書、屋根施工完了証明書などの様式は、特設サイトからダウンロードできます。
マイナンバーカードは裏面(個人番号の記載面)を提出しない、銀行口座名義はすべて大文字(カタカナ)で入力する、通帳は見開き1〜2ページ目を提出する、登記簿謄本は全ページを揃えて提出するなど、よくある不備に注意しましょう。
【STEP⑥】交付申請(電子申請)を行う
必要書類がそろったら、電子申請サイトの「申請一覧(交付申請フォーム)」から交付申請(補助金の請求)を行います。申請手続きは、希望すれば工事を依頼した施工業者に代行してもらうことも可能です。
書類に不足や不備がある場合は、審査が行われません。書類の不備があると補助金の申請に間に合わない場合もあるため、早めに確認や準備することをおすすめします。
不明点があれば、以下の連絡先に問い合わせて確認するようにしましょう。
気候危機対策課エコ住宅補助金電話窓口:03-5539-3242(月〜金曜 午前8時30分〜午後5時、祝・休日、年末年始除く)
【STEP⑦】交付決定通知を受ける
問題なく審査に通過すると、交付決定の連絡が届きます。申請から交付決定まで1〜2か月程度かかります。
補助金の申請が集中すると1か月以上かかる場合もあるため、余裕を持って申請するようにしましょう。
【STEP⑧】補助金振込
交付決定後、指定口座へ補助金が振り込まれます。
補助金・助成金以外で費用を抑える方法
ここでは、万が一審査に通らなかった場合や、そもそも屋根の高反射改修に該当しない工事の場合に、補助金や助成金以外で費用を抑える方法をご紹介します。費用を抑える方法は以下の2点です。
- 住宅瑕疵担保責任保険
- 火災保険
それぞれ解説します。
住宅瑕疵担保責任保険
まず1つ目は、住宅瑕疵担保責任保険です。新築住宅建設後に何か瑕疵(不具合)があった場合に、施工を行った業者に保険金が支払われます。この制度は新築後10年以内の場合のみ有効です。
施工を行った業者が倒産していた場合は、引渡時に受け取った書類に記載されている保険法人に対し保険金を請求できます。
詳しくは、以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。
火災保険
2つ目は火災保険です。火災保険は自然災害によって受けた損害に対して保険金が請求できる保険です。経年劣化や業者の施工不良による不具合には適用されません。
「台風による飛来物で屋根が破損し、雨漏りが発生した」
このような場合には保険金が下りる可能性があります。ただし、保険が下りるかどうかは保険会社の損害鑑定人の判断によります。
また、免責金額を設定している場合、修理費用が免責金額以下の場合は保険金が下りません。損害から3年以上経過した場合にも保険法によって適用外となりますので、注意が必要です。
東京都世田谷区の雨漏り修理の補助金・助成金を利用する注意点
ここでは、世田谷区の雨漏り修理の補助金・助成金を利用する際の注意点について解説します。
- 助成金制度には申請期限がある
- 予算の上限に達すると受付が終了する
- 事前登録を行わずに交付申請することはできない
- 申請書類の不備がないようにしっかりと準備する
- 自治体から業者を指定される場合がある
- 税金の滞納がないことが条件
それぞれ解説します。
助成金制度には申請期限がある
雨漏り修理に補助金や助成金が適用になった場合、申請期限に書類を提出する必要があります。申請期限は年度や制度によって異なります。
世田谷区で使える補助金は、事前登録・工事完了後の交付申請ともに期限が定められているため、事前に必ず確認するようにしましょう。
予算の上限に達すると受付が終了する
申請は前期・後期それぞれの予算の上限に達すると、期間内であっても受付を終了します。令和8年度は前期分がすでに予算上限に達し、事前登録の受付を終了しています。確実に補助金を受け取るためには、後期の受付開始後、早めに申請するようにしましょう。申請の状況などは、区のホームページをよくチェックしておくことをおすすめします。
事前登録を行わずに交付申請することはできない
令和8年度からは、工事契約後・工事着工前の「事前登録」が必須になりました。事前登録を行わずに工事を進めてしまうと、後から交付申請をしても受け付けてもらえない可能性があるため、必ず契約後すぐに事前登録の手続きを行いましょう。
申請書類の不備がないようにしっかりと準備する
補助金や助成金の申請には何種類もの書類を提出する必要があります。余裕を持って申請したものの書類の不備や不足があり期限に間に合わなかったとならないよう、必要な書類は区のホームページや「申請の手引き」で確認し、準備しておくようにしましょう。
自治体から業者を指定される場合がある
世田谷区エコ住宅補助金は、区内に店舗や営業所を置く施工業者との契約・施工が条件です。区内業者以外に依頼した場合は補助金が下りませんので、事前に確認するようにしましょう。
税金の滞納がないことが条件
補助金や助成金を申請する際、特別区民税・都民税の滞納がないことが条件です。滞納がなくても、振込期限を過ぎた振込が複数ある場合も、補助金が下りない場合もあるため注意が必要です。
優良業者の選び方
自治体から業者の指定がない場合、自分で施工業者を選ぶ必要があります。雨漏り修理を成功するためにも、優良業者を選ぶことが大切です。
優良業者は以下の基準を参考に選ぶとよいでしょう。
- 助成金制度に詳しいかどうか
- 口コミや評判が問題ないかどうか
- 修理金額は適正価格か
- 業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうか
それぞれ解説します。
助成金制度に詳しいかどうか
依頼する業者が助成金制度に詳しいかどうかは非常に重要です。助成金制度に詳しくない業者の場合、事前登録前に工事を着工してしまったり、必要な書類がそろっていなかったり作業工程の写真を撮っていなかったりなど問題が出てくる場合があります。
助成金制度に詳しい業者の場合、申請期限内に工事を終わらせ、必要な書類の準備もスムーズに対応してくれるでしょう。また、令和8年度からは交付申請の代行も可能になったため、代行対応してくれる業者かどうかも確認しておくとよいでしょう。
口コミや評判が問題ないかどうか
業者を選ぶ際、口コミや評判もチェックしておきましょう。Googleのサイトや雨漏り修理の検索サイトなどで確認できます。
口コミをチェックする際、よい評価ばかりで同じような内容の場合は、業者が意図的に操作している場合もあります。低い評価の内容も含めて総合的に判断しましょう。
修理金額は適正価格か
補助金や助成金は修理金額が全額助成されるものではありません。一般的には修理費用の一部となります。業者によっては不当に利益を上乗せした見積もりを提示したり、あとから追加工事を請求されたりする場合もあります。
余計な費用を支払わないためにも、業者を選ぶ際は必ず複数社に見積もりを依頼しましょう。依頼する目安は2〜3社がおすすめです。2〜3社に依頼することで、修理費用の相場を把握できます。
見積もりの内容も使用する材料や塗料のメーカー名や使用量、作業工程など細かく書かれているかも注目ポイントです。「工事費用一式」などとまとめている場合は、費用を上乗せしている場合もあるため注意しましょう。
業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうか
雨漏り修理を依頼する際は、契約前に業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうかも重要です。工事後に不具合がでないとは限りません。
雨漏りはある程度時間が経過してから発生する場合が多いです。工事後すぐに不具合が発生した場合、無償で対応してくれる業者や、5年10年など長期保証を設定している業者を選ぶことをおすすめします。定期的な点検などアフターフォローがあるかもあわせて確認しておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金について解説しました。世田谷区で使える制度は以下になります。
世田谷区エコ住宅補助金
令和8年度からは対象工事が「窓の断熱改修」「高断熱ドアの設置」「高断熱浴槽の設置」「屋根の高反射改修」の4項目に整理され、雨漏り修理に関連する「住宅の外壁塗装」は対象外となりました。雨漏り修理関連で活用できるのは「屋根の高反射改修(1棟あたり7万円)」です。
また、令和8年度からは工事前の「事前登録」と「電子申請」が必須となり、申請の流れも変わっています。前期分はすでに予算上限に達して受付終了しているため、申請を検討する場合は令和8年10月1日開始予定の後期分をご確認ください。
助成制度は、毎年実施しているとは限らず、内容も年度によって変わります。申請したい年度に実施しているかどうか、対象工事や金額はどうなっているかは、必ず世田谷区の公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
雨漏り修理を依頼する業者は自治体が指定する場合もありますが、ない場合は雨漏り修理や助成制度に精通した優良業者を選ぶことが重要です。
優良業者をすぐに見つけられない場合は、「雨漏り修理の達人」がおすすめです。雨漏り修理の達人は、厳しい審査基準をクリアした優良な業者のみが登録できる検索サイトです。
お住まいの地域を選択すると、お近くの業者の特徴や実績をすぐに確認できます。業者選びに迷った場合は、ぜひ活用してみてください。
参考文献・出典
- 世田谷区「令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト」https://www.city.setagaya.lg.jp/02240/31250.html
- 世田谷区「令和8年度エコ住宅補助金申請の手引き」(PDF)https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/31250/guideline.pdf













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