ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
Tags:雨漏りの症状
天井にシミを見つけて雨漏りかな?と思っても、そのままにしていませんか?実際に雨漏りの症状が出ないとたしかに修理する気になりませんが、雨漏りは被害が広がる前に修理するのが一番です。
そこで今回は、雨漏りの初期症状と雨漏りを放置してはいけない理由について解説します。雨漏りの初期症状を覚えておけば、万が一雨漏りが発生しても、被害を最小限で抑えられますよ。
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早い段階で雨漏りに気づくには、雨漏りの初期症状を把握しておかなければなりません。ここでは、室内における雨漏りの初期症状について解説します。
室内を以下の4つに分けて、それぞれ雨漏りの初期症状を解説していきます。
それではひとつずつ見ていきましょう。
天井における雨漏りの初期症状は、以下の3つです。
天井クロスにシミや黒カビ(黒ずみ)を発見したら、雨漏りしている可能性が考えられます。シミや黒カビが見られなくても、クロスが極端に剥がれている場合なども要注意です。
また、強い雨が降ったあとに天井裏でポタポタと水が垂れる音がする場合にも、雨漏りの可能性があります。
このように天井表面の見える部分だけでなく、天井裏などにも注意を払うことで早期に雨漏りを見つけられるでしょう。
壁における雨漏りの初期症状は、以下の3つです。
壁における雨漏りの初期症状は、天井と似たような症状が発生しますが、壁クロスのシミや黒カビ(黒ずみ)、剥がれなどの症状は、天井ほど顕著に現れない可能性があります。
また、壁内の水が垂れる音については、天井と同様に台風など強風を伴う大雨が降った後には注意を払いましょう。
窓まわりにおける雨漏りの初期症状は、以下の4つです。
窓ガラスにひび割れなどの劣化症状がない場合には、雨漏りの症状は窓枠に発生します。
雨水の浸入や窓枠のシミといった雨漏りの初期症状なら普段の生活で気づけますが、窓サッシにおけるビスのサビなどは、窓まわりを細かくチェックしないとなかなか気づくことはできません。
また雨漏りが発生している際は、室内の湿度が上昇するため窓ガラスに結露が発生します。夏場には結露の症状が出ないこともありますが、冬場などに通常よりも頻繁に結露が見られる場合には、雨漏りを疑いましょう。
部屋全体における雨漏りの初期症状は、以下の4つです。
部屋全体がカビ臭い場合には、雨漏りが発生している可能性が考えられます。このような異臭を感じた際には、襖や障子紙がヨレていないか、壁付近の床に変色や膨らみなどがないかなどを確認しましょう。
これらの症状が見られない場合でも、部屋にある換気ガラリやエアコン配管などからも雨水が浸入するケースもあるため、強風を伴った大雨の際には注意が必要です。
雨漏りの早期発見は、室内だけでなく屋外における各部位の劣化状況からも想定できます。ここでは、屋外における以下3つの部位において、雨漏りの恐れがある劣化状況を確認していきましょう。
それでは、くわしく解説していきます。
雨漏りの恐れがある屋根の劣化状況は、以下の5つです。
屋根材にひび割れや欠けなどの症状が見られる場合には、その部分から雨水が浸入している可能性が考えられます。また、屋根材や板金部にサビが生じている場合も同様です。
勾配屋根の場合には、棟包みにも注意が必要です。棟包みを固定している釘にゆるみや外れが見られる場合には、固定部から雨水が浸入している可能性が高いでしょう。屋根材が瓦屋根の場合には、漆喰が割れによる雨水の浸入も雨漏りの原因となります。
なお、このような屋根における劣化状況の確認は、転落などケガをする恐れがあるため、必ず専門業者に点検を依頼しましょう。その際、野地板や断熱材におけるシミの確認は、屋根上から確認できないため小屋裏から点検してもらいましょう。
雨漏りの恐れがある外壁の劣化状況は、以下の3つです。
外壁にひび割れや欠けなどの劣化が見られる場合には、該当箇所から雨水の浸入が懸念されます。同様に、雨水の浸入によって外壁に浮きやズレが生じるケースもあるので注意しましょう。
外壁から雨漏りする原因は、多くの場合コーキング材の劣化によるものです。コーキング材は建物を雨漏りから守る役割を果たしていますが、施工箇所が多くすべての箇所を都度確認するのは至難の業です。
コーキング材のメンテナンス時期は10年前後。日当たりが良い建物南面のコーキング材にひび割れが見られた場合には、雨漏りを予防するためにコーキング材のメンテナンスを検討しましょう。
雨漏りの恐れがある窓まわりの劣化状況は、以下の2つです。
屋外の窓まわりに現れる劣化症状として注意すべきなのは、窓まわりから雨水が浸入することで発生する窓サッシの浮きです。
しかし、屋外の窓まわりには室内ほど顕著に雨漏り症状が出ないため、外壁と同様に窓サッシのコーキング材における劣化状況に注目するようにしましょう。
雨漏りの初期症状を見つけても、そのまま放置してしまうケースもあるでしょう。しかし雨漏りは絶対に放置せず、すぐに専門業者に修理を依頼しましょう。
ここでは、雨漏りを放置してはいけない理由について解説していきます。雨漏りを放置してはいけない5つの理由は、以下のとおりです。
それでは、順に見ていきましょう。
雨漏りを放置すると、建物内部の劣化や腐食が進み、建物全体の安全性が低下してしまいます。
建物内部には多くの木材が使用されており、建物内部にある木部が雨漏りによって水を含むことにより、建物強度の低下を招きます。
木造住宅の場合には、構造体が木材でできているため建物に傾いてしまい、最悪修理ができずに建て替えを視野に入れる必要も出てきてしまいます。
建物の強度が低下すると同時に建物の耐震性も低下するため、巨大地震などが発生した際の安全性にも不安が残ります。
雨漏りの放置は、シロアリ被害の可能性を高めてしまいます。
雨漏りによって多くの水分を含んだ建物内部にある木部は、湿気を好むシロアリにとって恰好の場所。一度シロアリに目をつけられると、あっという間に木部が侵食されてしまいます。
シロアリ被害は、普段の生活ではまず気づかないもの。シロアリ被害に気づいた時には部分的な修理ができずに手遅れになることもあるため、早急な雨漏り修理が求められます。
雨漏りを放置したまま生活すると、建物だけでなく私たちの身体にも影響が出る可能性があります。
たとえば、雨漏りを放置してカビが発生した部屋で生活を続けると、アレルギー症状や呼吸器系の疾患、さらにはシックハウス症候群などにかかる可能性が考えられます。
雨漏りを放置すると、漏電が発生する可能性もあります。
漏電は普段の生活ではほとんど気づかないため、そのまま雨漏りを放置すると建物火災や感電などにつながる恐れもあります。
このように雨漏りによる漏電の発生は、自分だけでなく家族や近隣住民などに被害が及ぶ可能性もあるため、取り返しのつかないことになる前に雨漏りを修理しましょう。
雨漏りを放置したことにより建物がシロアリなどの被害に遭ってしまうと、建物の修理に高額な費用がかかってしまいます。
雨漏りを放置すればするほど、雨漏り被害は大きくなってしまうため、それに伴い修理にかかる費用も増大します。
建物の修理費用を抑えるためにも、雨漏りの初期症状を見つけたらすぐ専門業者に相談しましょう。
雨漏りの修理にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、建物の部位ごとに雨漏りにおける修理費用について解説していきます。
建物の主な部位における雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
建物部位 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
屋根(仮設足場:別) | 5〜300万円 |
外壁(仮設足場:別) | 2〜100万円 |
窓まわり(内装:別) | 5〜80万円 |
天井(室内) | 5〜50万円 |
バルコニー(仮設足場:別) | 3〜50万円 |
なお、上記の金額には高所作業時に必要な仮設足場や工事諸経費、廃材処理費などは含まれていないため注意しましょう。
ではここからは、建物の部位ごとに雨漏りの修理費用を解説していきます。
屋根における雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
樋清掃 | 1〜5万円 |
屋根材の部分補修/交換 | 3〜10万円 |
棟板金の部分補修/交換 | 5〜50万円 |
棟瓦の部分補修漆喰打ち直し | 10〜50万円 |
屋根カバー工法 | 70〜200万円 |
屋根葺き替え | 150〜300万円 |
屋根における雨漏りの修理費用は、雨漏り修理の内容によって大きく異なります。
雨漏りの修理にあたっては、雨漏り原因を正確に把握した上で、将来的な屋根のメンテナンスサイクルも含めて検討する必要があります。
特に、屋根表面からでは劣化状況がわからない野地板やルーフィングシート(防水シート)といった屋根下地のメンテナンスに注意しましょう。
なお実際の工事では、上記の修理費用に仮設足場などの費用が加算されます。
外壁における雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
部分補修(ひび割れ・欠けなど) | 2〜5万円 |
コーキング保全 | 3〜50万円 |
部分的な外壁パネル交換 | 15〜50万円 |
外壁における雨漏りの修理費用は、既存の外壁パネルを交換する必要があるかどうかで大きく変動します。
外壁のひび割れや欠けといった部分補修の場合は、修理費用はそこまで高額になりませんが、外壁パネルの交換が必要な場合には修理費用が高額になる傾向があります。
また、2階以上など高所の雨漏り修理では屋根同様仮設足場が必要なため、外壁だけではなく同時に建物全体のメンテナンスも検討することで費用削減につながります。
窓まわりにおける雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
コーキング保全 | 5〜10万円 |
窓上部の雨漏り修理(テラス・カーポートなど) | 5〜30万円 |
窓サッシの交換 | 30〜50万円 |
外壁内部の防水シート張り替え | 30〜80万円 |
窓まわりにおける雨漏り修理費用は、雨漏りの原因によって大きく異なります。
たとえば、雨漏り原因がコーキングの劣化によるものだった場合には5〜10万円で修理可能ですが、雨漏り原因が窓上部にあるテラスなどの場合には5〜30万円の修理費用がかかります。
また、雨漏り修理にあたって窓サッシの交換が必要だったり、外壁内部の修理が必要だったりする場合には、さらに高額の修理費用がかかってしまいます。
天井(室内)における雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
天井クロスの貼り替え | 5〜30万円 |
天井下地の補修・交換 | 5〜50万円 |
天井(室内)における雨漏りの修理費用は、天井内部における雨漏りの被害状況によって変動します。
天井下地(断熱材・天井根太など)に腐食が見られない場合には、天井クロスの貼り替えで修理完了となりますが、天井下地に腐食が確認された場合には、天井クロスを貼り替える前に天井下地の補修・交換が必要になります。
なお雨漏り調査の際は、天井下地の被害状況を正確に把握するために既存の天井を部分的に開口することが望ましいと言えます。
バルコニーにおける雨漏りの修理費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 雨漏りの修理費用 |
---|---|
コーキング保全 | 3〜5万円 |
防水シートの補修(シートの塗装を含む) | 10〜50万円 |
バルコニーの交換 | 50〜150万円 |
バルコニーにおける雨漏りの修理費用は、既存バルコニーの劣化状況によって大きく異なります。
バルコニーから発生した雨漏りでは、ある程度雨漏り原因が限定されます。しかし雨漏りの原因が複数ある場合や、雨漏りの修理方法にバルコニーの交換を要する場合には、修理費用が高額になる傾向があります。
雨漏り原因が台風など自然災害の場合には、雨漏り修理に火災保険が適用になるケースがあります。
火災保険が適用になると、加入している保険会社の規定に基づき一定の保険金が支払われるため、雨漏りの修理費用の一部または全額を保険金で負担することも可能です。
ここでは、雨漏り修理で火災保険を利用する際の手順について解説していきます。
雨漏り修理で火災保険を利用する際の手順は、以下のとおりです。
①加入している保険会社に連絡
②雨漏り修理の業者に連絡
③雨漏り修理の業者から工事見積書を取得
④保険会社に火災保険の必要書類を提出
⑤保険会社の審査を通過
⑥保険金の支払い
⑦雨漏り修理の業者と工事契約の締結
⑧工事完了
⑨雨漏り修理の業者に代金の支払い
なお、すべての雨漏り事案が火災保険の適用になるわけではないため、その点は注意しましょう。
今回は、雨漏りの初期症状と雨漏りを放置してはいけない理由などについて解説しました。
雨漏りを早期発見するには、建物室内における雨漏りの初期症状や屋外の各部位における劣化状況の把握が欠かせません。
もし雨漏りが発生した場合には、放置せずにすぐ専門業者に相談することで建物や身体に対する被害を最小限に抑えることができます。
雨漏りの際には、雨漏り修理の専門業者による協力が必要不可欠です。
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