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雨漏り修理の基礎知識
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雨漏りを止めるだけじゃない!雨漏り修理の6つのメリット

雨漏り修理は、雨漏りを止めるだけではない、別の効果もあることをご存知でしょうか?

雨漏り修理は、家の耐久性が向上したり、住まいの機能性が向上するなどさまざまな効果が期待できます。

そこで、今回は、雨漏り修理後に家が生まれ変わる理由について解説します。雨漏りに悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。

雨漏り修理をする6つのメリット

雨漏りは家へのダメージや健康被害をもたらします。しかし、雨漏りを放置せずしっかりと修理することで家は見違えるように生まれ変わります。

その理由は以下のとおりです。

  • 耐久性の維持・向上
  • 美観が向上する
  • 耐震性の向上
  • 住まいの機能・快適性が向上する
  • 周囲の印象が変わる
  • 安堵感が生まれる

それぞれ解説します。

耐久性の維持・向上

雨漏り修理後は雨漏りの進行を防ぎ、建物の耐久性が向上します。雨漏りを放置した場合、シロアリが発生し、柱や基礎が腐食して建物の強度が落ちてしまうのです。

修理の際、屋根や外壁を新しくするだけでなく、耐用年数の長い屋根や外壁にすることで長期間耐久性を維持できます。

美観が向上する

雨漏り修理後は、美観の向上が期待できます。塗装が劣化すると汚れや色あせが発生し、日が当たらない場所はカビやコケが生えてきます。

雨漏り修理後に屋根や外壁に再塗装することで、新築のような仕上がりになります。また、これまでとは違った色にすることで見た目の印象を変えることも可能です。

耐震性の向上

屋根の雨漏り修理の場合、軽量な屋根材へ変更することで、屋根が軽くなり耐震性の向上が期待できます。

たとえば、陶器瓦(日本瓦)の場合、1平方メートルあたりの重量は約60kg、30坪であれば約6,000kgです。瓦を金属屋根に変更した場合は、1平方メートルあたり約6kg、30坪で約600kgで10倍もの差があります。

屋根の重量が増すほど揺れやすくなり耐震性が低下します。約10倍もの重量がなくなれば揺れにも強くなり耐震性が向上します。

住まいの機能・快適性が向上する

雨漏り修理後のリフォームとして、塗装で住まいの機能性を向上させることができます。屋根であれば遮熱塗料を施工することで紫外線を反射させ、夏は涼しく冬は暖かに過ごせます。

また、外壁のリフォームに防汚・防カビの塗装をすることで、雨水で汚れが落ちてお手入れも簡単になります。

周囲の印象が変わる

雨漏りが解消し、屋根や外観が新しくなることで周囲の印象も変わってきます。雨漏りを放置すると汚れや色あせ、カビなどが目立ち、周囲からの印象も悪くなります。

雨漏り修理後の見た目の印象がよくなることで「外観がきれいになった」と言われたり、周囲とのコミュニケーションも増えたりとよい方向へ変化してくるでしょう。

安堵感が生まれる

雨漏りを修理することで安堵な気持ちになります。雨漏りが起きている状況ではシロアリが発生し、建物の耐久性が下がるのではと悩んだり、カビによって喘息やアトピーなどの健康被害を招いたりする恐れがあります。

修理によって雨漏りが解消されると、安心して眠れるようになり、心にも余裕が生まれてくるでしょう。

雨漏りを放置するリスク

リスク

雨漏りを放置した場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。放置するリスクは主に以下の4つです。

  • 建物の耐久性が落ちる
  • 人への健康被害が起こる
  • 資産価値が下がってしまう
  • 漏電による火災が起きる可能性がある

それぞれ解説します。

建物の耐久性が落ちる

雨漏りを放置すると、建物内に入り込んだ雨水が柱や基礎を濡らします。柱や基礎は陽が当たるところではないため腐食してきます。

柱や基礎が湿るとシロアリが発生します。シロアリは湿った環境を好み、木材が大好物です。木材を食べてしまうため、柱や基礎の強度が落ちてしまいます。

何も対策をしないと柱の強度が下がり、最悪倒壊の危険性があります。

人への健康被害が起こる

雨漏りを放置すると、シロアリ以外にもカビやダニといった害虫も発生します。カビやダニも湿った環境を好む害虫です。

湿度が高くなると発生し、かゆみなどのアレルギー症状や咳や喘息といった呼吸器症状も引き起こします。加えて、害虫や建物が倒壊することに対する不安、修理にいくらかかるかなどのストレスを引き起こします。

ストレスによるめまいや不眠、頭痛などを発症する可能性もあります。

資産価値が下がってしまう

建物の耐久性が落ちると、資産価値が下がってしまいます。柱や基礎が腐食して耐久性が落ちると、耐震性にも影響を及ぼします。

耐震性が低い建物は資産価値が低いと判断され、最悪の場合、資産価値ゼロの判定をされてしまう恐れがあります。

もし、建物を売却するといった場合は雨漏りの症状を申告しなければいけません。売却の際は修理するか、修理費用相当の値引きをする必要があります。

しかし、雨漏りしている家は、なかなか買い手がつかない可能性があります。

漏電による火災が起きる可能性がある

雨漏りは漏電にも注意する必要があります。建物内には電気配線が張り巡らされています。通常は絶縁処理がされているため漏電は起きません。

しかし、経年劣化で配線カバーが破れたり、穴があいたりしてくる場合があります。そのような箇所に雨水が入り込むと配線がショートし、漏電が起きます。

配線には高圧電力が流れており、触ると感電します。また、漏電することで熱をもち、周囲に木材などの家具や家電があると火災が発生する場合があります。
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雨漏りが起きたときの応急処置

ここでは、雨漏りが起きた場合の対処として、応急処置の仕方を解説します。自分でできる応急処置は以下のとおりです。

  • ブルーシートやバケツで雨水を防ぎ、受け止める
  • 雑巾や吸収シートで雨水を吸い取る
  • 防水テープを使用する

それぞれ解説します。

ブルーシートやバケツで雨水を防ぎ、受け止める

ブルーシートやバケツは扱いが簡単なうえ、雨漏りの箇所が特定できていないときにも有効です。ブルーシートは雨漏りの箇所がわからなくても広範囲をカバーできます。

バケツは天井から水滴が垂れてくる場合、下に置いて雨水を受け止めます。バケツの中に雑巾を敷いておくと水ハネを抑えられます。

また、バケツの下にブルーシートを敷いておくと水がハネた際にも床が濡れずに済みます。ブルーシートはホームセンターなどで購入できますが、急な場合はレジャーシートでも代用可能です。レジャーシートは百円ショップでも手に入ります。

雑巾や吸収シートで雨水を吸い取る

壁の隙間から雨水が滲み出てくる場合は、雑巾や吸収シートで雨水を吸い取りましょう。吸収シートはホームセンターで入手できます。

雑巾や吸収シートは都度絞る必要がありますが、吸収シートは天日干しで乾燥させれば繰り返し使用可能です。

防水テープを使用する

防水テープは雨漏りの箇所が特定できている場合に有効です。雨水の浸入箇所にガムテープのように手で切って貼り付けるだけです。

その際、周囲の汚れや水を吸い取ってあげると密着性が高まります。ただし、むやみに貼り付けると雨水の流れが変わってしまい、別の箇所で雨漏りが起きる可能性があるため、使用する際はリスクも考慮して施工する必要があります。


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雨漏り修理費用相場

コスト

ここでは、雨漏り修理にかかる費用について解説します。雨漏りを修理する際は、必ず雨漏り調査をしてから修理をすることが大切です。雨漏り修理調査費用も併せて解説します。

雨漏り修理調査にかかる費用

雨漏りを調査するためにかかる費用は以下のとおりです。

  • 目視調査:基本無料
  • 散水調査:5〜35万円
  • 赤外線サーモグラフィー調査:5〜25万円
  • 発光液調査:10〜50万円

目視調査は実際に目で見て調査する方法です。屋根や屋根裏に登り、雨漏りの浸入箇所を確認します。雨漏り調査の際は、最初に行われる調査です。

散水調査は、雨漏りが想定される箇所に実際に水をかけて、雨漏りを再現する方法です。目視調査と併せて行う、一般的な調査方法です。

赤外線サーモグラフィー調査は、建物の外周から赤外線カメラを使用して温度変化から雨水の通り道を探る方法です。赤外線カメラを使用するため、断熱材の中に染み込んだ雨水も特定できます。

発光液調査は、発光塗料を含んだ検査液を雨漏りの想定箇所に流し込み、想定箇所に光を当てて雨水の通り道かどうかを調査する方法です。

光を当てると雨水の通り道が光るので、暗い場所でも見つけられるのがメリットです。

赤外線サーモグラフィー調査や発光液調査は、ほかの調査方法よりも費用が高額になります。

雨漏り修理にかかる費用

雨漏り修理にかかる費用は以下のとおりです。

  • ひび割れなどの部分修理:3〜5万円
  • 棟板金、棟瓦修理:30〜50万円
  • 漆喰修理:20〜40万円
  • 外壁の重ね張り:150万円〜
  • 外壁の張り替え:200万円〜
  • 屋根のカバー工法:50〜100万円
  • 屋根の葺き替え:80〜200万円

上記金額に加えて、足場代が別途15〜20万円程度かかります。

また、上記の金額はあくまで目安です。作業範囲や業者によっても費用は異なりますので、3〜4社の業者から見積もりを取って、修理費用相場を把握するのがおすすめです。

雨漏り修理をする際の業者選びのポイント

ポイント

最後に、雨漏り修理を依頼する際の業者選びのポイントについて解説します。主なポイントは以下のとおりです。

  • 予算や要望を聞いていくつかのパターンの見積もりをくれる
  • 雨漏りの原因を特定して、報告書を残してくれる
  • 業者保証やアフターフォローがしっかりある
  • 雨漏り修理をうたう専門業者へ依頼する

それぞれ解説します。

予算や要望を聞いていくつかのパターンの見積もりをくれる

優良業者は予算や要望をしっかりとヒアリングをし、何パターンかの見積もりを提示してくれます。雨漏り調査に対して、どのような対応が必要なのか、最低限の対応、推奨する対応などをしっかり教えてくれます。

お客様が判断しやすいよう、複数のパターンを提示し提案してくれます。業者側の一方的な押し売りはしません。選びやすいよう導いてくれるのが優良な業者です。

雨漏りの原因を特定して、報告書を残してくれる

雨漏り調査後に報告書を残してくれる業者に修理を依頼するようにしましょう。報告書には雨漏りしている箇所や経路などの写真が掲載されているかを確認しましょう。

報告書を提出せずに修理費用の見積もりだけを提示してくる業者は要注意です。雨漏りの原因を特定できていない可能性があります。

雨漏りの原因を特定できていない場合は、雨漏りが再発する可能性がありますので、雨漏りの原因を特定してしっかりと報告書を残してくれる業者を選ぶのが大切です。

業者保証やアフターフォローがしっかりある

雨漏り修理は再発する可能性があり、工事後しばらく経ってから症状が現れる可能性があります。そのため、雨漏り修理後の点検や保証がある業者を選ぶと失敗がありません。

業者によっては、修理後に再発しても対応してくれない業者もいます。修理後に再度雨漏りしていないかを点検してくれる業者を選ぶようにしましょう。

雨漏りは時間をかけて症状が現れます。5年や10年といった長期保証があったり、定期点検を実施してくれる業者であれば安心です。
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まとめ

今回は、雨漏り修理は雨漏りを止めるだけではない、雨漏り修理後に家が生まれ変わる理由について解説しました。

雨漏り修理後に家が生まれ変わる理由は以下のとおりです。

  • 耐久性の維持・向上
  • 美観が向上する
  • 耐震性の向上
  • 住まいの機能・快適性向上する
  • 周囲の印象が変わる
  • 安堵感が生まれる

雨漏りは、雨漏り調査を行い、発生箇所と原因をしっかりと特定して雨漏りを再発させないことが大切です。

また、雨漏り修理は雨漏りを止めるだけではなく、家の耐久性や美観が向上したり、使用する塗料や建材によっては遮熱・断熱効果が生まれて、家の快適性が向上する場合もあります。

さらに、美観が向上することで周囲からの印象も生まれます。何より一番は、安堵感・安心感が生まれることです。

安心して暮らしていくためにも、雨漏り修理はしっかりと実績のある雨漏り修理専門業者への依頼が重要です。

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