ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
Tags:雨漏り豆知識
雨漏り修理は屋根の上で行う工事です。
壁面や軒先等に雨漏りの原因がある場合はまた違いますが、基本的には屋根に登っての作業となります。
そして、屋根に登るためには足場が必要となり、足場の設置・解体には費用がかかります。
もしかすると「ハシゴがあれば足場が無くても作業できるんじゃないの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
ここでは、なぜ雨漏り修理に足場が必要なのかについて解説します。
足場(仮設)とは、建築物の工事などの際に設置されるものです。高所作業や屋根の勾配によっては使用が義務付けられており職人の安全確保や施工精度の向上を目的としています。使用時は外壁塗装や屋根修理、その他高所作業の際に設置されます。
昔は丸木を使ったものもありましたが、現在ではほとんどが鋼管と鋼板が使われており、組み立て式なので設置や撤去も簡単に行うことができます。
また、足場設置と並行して足場にシートを張り、建物の周囲を覆ってしまいます。
建物をシートで覆う一番の目的は、周囲に工事の影響を及ぼさないためです。
工事中には何か物を落としてしまったり、屋根塗装の場合は塗料が飛散したりする恐れもあるでしょう。
落下物による危険、塗料の飛散などを防ぐためにシートを設置するのです。
一般的な戸建住宅の場合、足場の設置と撤去にそれぞれ一日必要となります。
また、天候によって工期が延びることもありますが、およそ一週間程度は足場は設置したままになります。
洗濯物を干すなど生活に影響が出る場合もありますので、依頼の前に雨漏り修理業者に確認しておきましょう。
では、雨漏り修理における足場の設置にかかる費用について見ていきます。
価格を見ると高い印象を受けるかもしれませんが足場設置は必ず必要なため依頼前から予算の中に入れるようにしましょう。
基本的には、雨漏り修理で足場にかかる費用は『設置する面積×単価』になります。
下記の単価はあくまでも参考ですが、単価は、足場が500円から1,000円程度、周囲を覆うシートが200円程度です。
そのため、併せておよそ1,000円程度/㎡と考えて良いでしょう。
また足場を設置する面積ですが、建物の周囲を屋根まで覆う分の面積になるので、『建物周囲の長さ×高さ』です。
仮に建坪30坪(100㎡)の2階建ての場合、建物外周を縦横10mとし、足場を壁面から50cm離すとすると、周囲の長さは11m×4m=44mになります。
そして、建物の高さを5mとすると、44m×5m=220㎡となるのです。
この場合、220㎡x1,000円/㎡となるので、足場の設置にかかる費用はおよそ220,000円となります。
このように足場の設置は高額になりがちなため、見積書の様々な項目の中でも一際目立つ数字となるのです。
では実際に、雨漏りの修理で足場を組むことでどのようなメリット・デメリットがあるのかについて見て行きましょう。
まずは、メリットからですが、以下のような項目が挙げられます。
・作業の効率や精度の向上
・周囲への影響の軽減
・安全性の向上
まずは、「作業の効率や精度の向上」についてです。
職人さんは屋根の上で作業をする訳ですが、何度も登り降りします。
もちろんハシゴを使ってもいいのですが、資材を持って移動するという点を考えても、やはり足場があった方が作業は進みます。
「作業の精度」についても同様で、やはり足場があった方が作業の品質も格段に良くなります。
そして「周囲への影響」に関してですが、どんなに気をつけていても作業中は何かを落としてしまったり、塗料をはじめ資材が飛び散ったりすることがあります。屋根修理の際、瓦などが落下してしまったら危険ですよね。
上項でお伝えしたように足場にシートを設置することで、隣接住宅や通行人に対して迷惑をかける可能性が限りなく低くなります。
最後の「安全性の向上」についても、基本的には業者側の問題になりますが、何かトラブルや事故があると工事自体の進捗に影響が出ます。
職人さんの安全を守ることが工事の進捗、品質に良い影響を与えるのです。
続いて、デメリットになる部分ついて見ていきましょう。
・足場設置に関する費用や手間が発生する
・建物の周囲が覆われることによる室内環境の変化
・台風や地震などでの倒壊のリスク
見積もり書を見ていただければわかる通り、足場には高額な費用が発生します。
工事費用の中で、大きな割合を占めているといっても過言ではありません。
また、足場の設置期間中は、陽当たりや風通しが悪くなります。
そのため、洗濯物を干せなくなるなど生活にも多少の影響が出る場合があります。
ニュースでもご覧になったことがあるように台風や地震によって足場が倒壊する事例もあります。周囲の安全確保の意識を持てる業者に任せる事を重要視しましょう。
雨漏りの修理に足場を設置する場合の費用やメリット・デメリットについて見てきました。
足場設置の必要性について皆様が一番疑問を抱くポイントはやはり費用面ではないでしょうか?
たしかに決して安くはない費用となるため、一見すると無駄な費用のようにも感じます。
しかし先ほども紹介したように、足場が無ければ作業の効率が落ちてしまい、万が一のトラブルの際の安全も確保されません。
作業の効率が落ちるということは工期が長くなる上、当然職人さんの人件費もかさんでしまいます。
そのため、一概に足場の設置にかかる費用は余計な費用とはならないのです。
仮に見積書に「足場設置費用」という項目・費用がなくなれば、その分他の工事に関する費用が増加するでしょう。
雨漏りの修理に足場が必要かどうかに関しては、雨漏り箇所や状況によって異なるため、全てに該当する答えがある訳ではありません。
しかし、状況によっては足場の設置は決して無駄な費用ではないと理解していただけると幸いです。
以上、ここでは知って得する足場の必要性をご紹介してきました。
雨漏り修理に関わらず高所作業の場合は足場の設置が必須になることが多いです。一般の方には見落としやすい項目となるためしっかりとかかる費用を把握して工事を依頼しましょう。また雨漏り修理には保険を利用することができる場合もあります。工事を依頼する業者に相談をしてみるのも良いでしょう。
業者に依頼する際の注意点ですが近年は訪問販売を中心に詐欺まがいな悪徳業者もいるので注意が必要です。1つの業者の意見をうのみにせず複数の業者に見積もりを依頼してみましょう。
雨漏り達人では雨漏り修理のプロを探すことが可能。もちろん料金は無料。
まずは症状をお伝え頂き相談から初めてはいかがでしょうか。
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
※営業電話は一切いたしませんのでご安心ください。
LINEでかんたん
問い合わせ&職人案内