ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
トタン屋根は屋根材の中でも雨漏りしやすいと言われています。雨漏り修理を業者へ依頼すれば高額な費用がかかるため、自分で修理できないかと考える方も多いでしょう。
トタン屋根の雨漏りは応急処置であればコーキングで修理も可能です。ただし、雨漏りの発生箇所を特定したうえで行うことが重要です。
今回は、トタン屋根の雨漏り修理をコーキングを使ってDIYで修理する方法を解説します。使用するコーキングの種類や修理する際の注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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トタンとは、鉄板に亜鉛めっきを施した薄い板のことで亜鉛めっき鋼板とも呼びます。建築資材として使われている俗称です。安価で耐食性に優れており、昔から建築資材として使われてきました。
耐久性も20〜30年と長いのが特徴です。近年はサビに強いガルバリウム鋼板の金属屋根が主流となっています。
トタン屋根のメリットは「安価」「軽量」の2点です。トタンは材料費が安価で、施工時のコストが安く済みます。また、素材が軽く瓦の1/10程度の重量しかないため耐震性にも優れた屋根材です。
トタン屋根のデメリットは「耐久性が低い」「防音性が低い」「耐熱性が低い」の3点です。トタン屋根は亜鉛めっき層で耐食加工されており、屋根塗装することでサビを防いでいます。しかし、耐久性は5〜7年程度と短く、定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
また、薄い鉄板のため防音性が低く雨音が気になります。日射の影響も受けやすく夏は暑く、冬は寒いといったデメリットがあります。
トタン屋根が雨漏りする原因は以下の3つです。
一つずつ解説します。
トタン屋根が雨漏りする原因で多いのは「サビ」です。トタン屋根の表面は亜鉛めっきと塗膜で保護されています。屋根は常に紫外線や雨風にさらされており、経年でめっき層と塗膜が劣化します。
めっき層や塗膜が劣化することで、中の鋼板が紫外線や雨水の影響を受け腐食します。腐食が進行すると穴があき、雨漏りにつながるのです。
トタン屋根は軽量で建物への負荷が少ないことがメリットですが、一方で強風の影響を受けやすいデメリットもあります。
屋根材一枚の面積が広いため、風の影響を受けやすく剥がれやめくれが生じます。屋根材が剥がれやめくれが発生すると、隙間から雨水が浸入して雨漏りにつながります。
棟板金とは屋根の頂上にあたる部分です。棟板金は屋根材同士が重なる部分に発生する隙間を埋める役割をしています。
棟板金は外れないようにクギで固定されていますが、経年によるクギのサビや地震の揺れによって浮いてしまうことがあります。棟板金自体の剥がれや浮き、クギの緩みなどによって隙間から雨水が浸入し雨漏りにつながります。
トタン屋根の雨漏り修理の一つとして、コーキング剤を使う方法があります。コーキングは外壁や窓枠などの雨水が浸入しやすい隙間を埋める建築材料です。シーリングと呼ぶ場合もあります。
シーリングも外壁材の目地や窓サッシなどの隙間を埋める目的で使用されるため明確な違いはありません。どちらの名称でも問題なく、水の浸入を防ぐ役割があります。
コーキングはコーキングガンと呼ばれる工具とセットで用意し、容器から押し出して使用します。コーキングにはいくつか種類があり、施工箇所や用途によって相性があるため注意が必要です。種類についてはこのあとの章で紹介します。
コーキングについては、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
コーキング剤にもいくつか種類があり、用途や素材に合ったコーキング剤を選ぶ必要があります。主なコーキング剤は以下の5つです。
一つずつ解説します。
シリコン系はキッチンや浴室などの水回りに適したコーキング剤です。ホームセンターなどで安価で手に入ります。耐水性だけでなく耐熱性にも優れているため火や油を使う場所にも施工できます。
変成シリコン系は窓サッシ周辺、外壁材の目地やひび割れ、屋根材の補修に適しています。湿っている箇所にも使用できる万能性はありますが、塗料との相性が悪いと変色してしまうデメリットもあります。
ウレタン系はモルタル外壁のひび割れの補修や窓サッシ周辺、破風や鼻隠しなどの木材の補修に適しています。ウレタン系は密着性や弾力性に優れているのが特徴です。
ウレタン系は安価に施工できるのはメリットですが、紫外線に弱いのはデメリットです。また、コーキングの上から塗装が必要です。
アクリル系はALCパネルの目地によく使われるコーキング剤です。外壁材の目地やひび割れ補修にも使用できますが、耐候性が弱いためリフォーム用としてはあまり使用されていません。
ポリサルファイド系は外壁材や窓サッシ周辺、タイルの目地にも使えるコーキング剤です。耐久性に優れておりホコリもつきにくいのが特徴です。
上から塗装すると変色や軟化してしまう可能性があるため、塗料との相性はよく調べる必要があります。また、独特な臭いがするため使用する際は注意が必要です。
コーキングには1液型と2液型があり、違いを理解しておく必要があります。
1液型は硬化剤を混ぜる必要がないタイプのコーキング剤です。
少量で販売されているため、小さな補修をする場合に適しています。ホームセンターや通販でも入手できるため、DIYで使用する場合によく使われるコーキング剤です。
2液型は硬化剤を混ぜる必要があり、大規模な修繕が必要な場合など業務用として使用されるタイプです。
DIYで使用する場合は1液型を使用するようにしましょう。
ここでは、DIYでトタン屋根の雨漏りを修理する手順について解説します。作業する際は以下の点に注意してください。
少しでも不安を感じたら、すぐに雨漏り修理専門業者へ依頼するようにしてください。
トタン屋根の雨漏りをDIYで修理する際に用意しておきたい道具は以下のとおりです。
上記の道具が揃ったら、以下の手順で作業を行います。
雨漏り修理をする際、まずは雨漏りが発生している箇所を特定させる必要があります。雨漏りの特定ができていない状態でコーキングしてしまうと、雨水の流れが変わってしまい、さらに被害を悪化させてしまう可能性があります。
雨漏りしている箇所の特定ができていない場合は、ご自身で行わず必ず雨漏り修理専門業者へ依頼してください。コーキング剤以外の応急処置としては、ブルーシートやレジャーシートでふさぐ方法があります。
シートは雨漏りの箇所が特定できていない場合に有効です。ブルーシートで塞ぐ際は飛ばされないようにおもりを乗せておくようにしましょう。
コーキングで雨漏りを補修する際は、密着性を高めるために周辺をきれいに掃除してから、作業を行うようにしましょう。汚れたままだとコーキング剤がうまく密着せずに、剥がれやすくなってしまいます。濡れている場合は表面を十分に乾燥させてから行ってください。
掃除が終わったら、コーキング剤が周囲に付着しないようマスキングテープを貼ります。マスキングすることでコーキングの飛散を防ぎ、綺麗な仕上がりになります。
古いコーキングは撤去してから充填することをおすすめします。古いコーキングの上から充填する方法もありますが、うまく密着せずに剥がれやすくなるためおすすめしません。
古いコーキングを撤去する際は、カッターなどで綺麗に取り除いてから行うようにしましょう。
古いコーキング剤を取り除き、綺麗に清掃したらプライマーを塗ります。プライマーはコーキング剤の密着性を高めるための下地剤です。
プライマーを使用する際は、必ずコーキング剤メーカーが推奨するプライマーを使うようにしてください。プライマーはメーカー各社のコーキング剤に適した配合になっており、組み合わせによっては本来の接着力が発揮されない場合があります。
また、プライマーはコーキング剤によっては塗らなくてもよいものもあるため、必要に応じて使うようにしてください。プライマー塗布後は乾燥時間を守ってからコーキング剤を充填するようにしましょう。
乾燥時間を守っていない場合は、ホコリやゴミが付着して接着力が落ちてしまうため注意してください。
プライマーが乾いたら、コーキング剤を充填します。コーキング剤は空気が入らないよう隙間なく埋めていくことが重要です。隙間があるとコーキング剤が膨らんでしまうことがあります。
コーキング剤が充填できたら、ヘラでゆっくりと表面をならし乾燥させます。コーキング剤も商品によって乾燥時間が異なります。完全に乾くまでに数時間や数日要するものもあります。
また、曇や気温が低い日は乾きにくいため、晴れで湿度が高くない日に行うようにしましょう。作業する季節は春〜秋の時期がおすすめです。
マスキングテープは施工後すぐに剥がすことをおすすめします。固まってから剥がすとコーキング剤も一緒に剥がれてしまうことがあるためです。
また、マスキングテープを剥がす際、割り箸やヘラなどに巻きつけると綺麗に剥がせるのでおすすめです。
トタン屋根の雨漏りをコーキングで補修する際は、以下の点に注意して作業することをおすすめします。
一つずつ解説します。
コーキング剤は、トタン屋根の材質に合った物を選ぶ必要があります。コーキング剤のメーカーに適材適所表などの適合表があり、施工部位や使用量・手順、施工時の気温なども細かく記載されています。
適合するプライマーの商品名も記載されているため、留意事項や注意点など含めてよく確認してから施工することが大切です。どのコーキング剤を選んだらよいのかわからなくなった場合は迷わずプロの修理業者に相談してください。
コーキング剤の寿命は5〜10年程度です。雨が多い地域や日照時間が長い地域などの厳しい条件下では劣化が早まることもあります。プロの業者が施工しても10年もすれば痛みが目立ってきます。
知識や技術のない素人の方がDIYで作業した場合、すぐに剥がれてしまう可能性もあるため、あくまで応急処置と考えてください。
また、やり方を間違えてしまうと、かえって雨漏りを悪化させてしまう場合もあるため、作業後は速やかに雨漏り修理専門業者へ依頼するようにしてください。
屋根の上で雨漏りを補修する際は、転落の危険性があることを理解しておきましょう。屋根の作業はプロでも転落事故が起きる危険な作業です。
DIYで作業する場合は必ず二人一組で作業し、安全を確保したうえで作業を行ってください。屋根の上は滑りやすいため、安全靴やヘルメットを装着してから行うようにしましょう。安全靴などはホームセンターでも手に入ります。
トタン屋根から雨漏りしている場合は、雨漏り修理専門業者へ依頼すると安心です。雨漏りは発生箇所と原因の特定が難しい症状です。目に見える場所だけとは限りません。
雨漏り修理専門業者へ依頼すると、雨漏り調査を行い、雨漏りの原因と発生箇所を特定します。原因を特定したうえで症状に合った必要な工事だけをしてくれます。
修理業者を選ぶ際は、悪徳業者に引っかからないためにも必ず2〜3社から見積もりを取って価格相場を把握するようにしましょう。
業者選びに迷った場合は、見積書の内容が明確なことや質問に対して的確な答えを返してくれる業者にしましょう。ホームページで雨漏り修理の実績が豊富か、口コミなども参考にするとよい業者を選べます。
今回は、トタン屋根の雨漏りをコーキングを使ってDIYで修理する方法について解説しました。DIYで修理する手順は以下のとおりです。
前提として、雨漏りしている原因箇所を特定することが重要です。特定できていない場合は、雨漏りの被害をさらに悪化させてしまう可能性があります。特定できない場合はDIYでは行わず、すぐに雨漏り専門業者へ依頼するようにしましょう。
DIYでもコーキングで修理は可能ですが、あくまで応急処置と考えてください。応急処置後は雨漏り修理専門業者へ依頼し、適切な修理を行ってください。
雨漏り修理を依頼する際は、実績のある専門業者が安心です。どこに依頼したらよいか分からないという方は「雨漏り修理の達人」がおすすめです。
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