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雨漏り修理の基礎知識
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東京都世田谷区で使える雨漏り修理の補助金、助成金について

「世田谷区で雨漏りの修理に補助金や助成金が使えるの?」
「いくら補助してもらえるの?申請するにはどうしたらよいの?」

このように気になっている方、いらっしゃいませんか。

雨漏りは早期発見であれば部分補修で可能ですが、被害が進行してしまうと葺き替え工事など大規模な工事となり、費用も高額となります。

修理費用が高額となった場合、自治体から補助金が出れば活用したいですよね。

世田谷区では、屋根工事や外壁塗装が補助金の対象となる制度があります。この制度を利用すると最大で13万円程度を受け取れる可能性があります。

そこで今回は、東京都世田谷区で使える雨漏り修理の補助金、助成金について解説します。申請の手順や注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金制度

東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金制度は以下のとおりです。

  • 世田谷区エコ住宅補助金

それでは、解説します。

世田谷区エコ住宅補助金

世田谷区エコ住宅補助金とは、住宅の改修および省エネルギー・創エネルギー機器類の設置に対して、費用の一部を助成する制度です。
住宅から排出される二酸化炭素を削減し、住宅機能の維持向上および、環境に配慮した住宅の普及促進を図る目的があります。

主な補助の条件については、以下のとおりです。①〜⑨すべてを満たすことが条件となります。

①世田谷区に住民登録があること(法人は対象外)

②「自ら居住する住宅(分譲マンションの区分所有を含む)」または「賃貸住宅」であり、世田谷区内に自ら所有していること

③世田谷区内に店舗や営業所などを置く施工業者(個人事業主を含む)と契約・施工すること

④申請する建物が建築基準法令に適合していること

⑤補助対象メニューのうち、いずれかの工事を実施し機器類の種類や評価基準などを満たしていること

⑥申請する工事と同一工事について、同区内のほかの補助金を受けていないこと

⑦令和6年度のエコ住宅補助金の申請をしていないこと

⑧特別区民税・都民税の滞納がないこと

⑨建物の所有権を有する者が複数の場合は、当該所有権を有する者全員の同意を得ていること

雨漏りの補助対象メニューや補助金の額、申請期間は以下のとおりです。

雨漏りに関係する補助対象メニューと補助金額

  • 屋根の高反射改修(屋根塗装、葺き替え、カバー工法):1住戸あたり10万円
  • 住宅の外壁改修(外壁塗装):1住戸あたり3万円

※こちらは単独の申請は不可です。ただし、小型ポータブル蓄電池以外のいずれかとあわせて工事を行う場合には申請可能となります。

申請期間

令和6年4月1日〜令和7年2月末日(必着)まで

参考:令和6年度 世田谷区エコ住宅補助金について

参考:8 工事の概要、機器のメニューごとの条件及び必要書類

「コ 屋根の高反射改修(屋根塗装、葺き替え、カバー工法)」

「サ 住宅の外壁塗装」

雨漏り修理に使える世田谷区エコ住宅補助金の申請の流れ

ここからは、雨漏り修理に使える世田谷区エコ住宅補助金の申請の流れについて解説します。以下の申請の流れを確認しておくことで、慌てずに申請できますので、しっかりと理解しておきましょう。

雨漏り修理業者へ見積もり依頼

雨漏り修理業者は、世田谷区内に店舗や営業所がある業者と契約し、施工することが条件です。見積もりを依頼する際は必ず、「世田谷区の補助金を申請したいので使用する材料や塗料の写真、施工写真を一緒に撮ってほしい」と伝えましょう。

また、事前に屋根材や塗料のカタログやパンフレットを入手して世田谷区役所や最寄りの支所へ来庁し、適用になるかを確認しておくと安心です。

業者と契約をし、工事を行う

世田谷区エコ住宅補助金は、施工業者と契約・工事完了後や機器の購入・設置後に申請を行います。申請に必要な写真は以下のとおりです。

屋根の改修工事の場合

  • 施工前、施工後の写真は、屋根の広範囲を写した写真1枚以上
  • 屋根塗装の施工工程の写真は、下塗り・中塗り・上塗りの状況が確認できるもの
  • 施工工程の写真がない場合は、施工会社が作成する施工完了証明書(押印必須)を提出

外壁塗装の場合

  • 施工前の建物全体の写真(1方向以上)
  • 施工工程の写真は、下塗り・中塗り・上塗りの状況が確認できるもの
  • 施工後の写真は、足場を撤去したあとの建物全体が写った写真(1方向以上)
  • 施工工程の写真がない場合は、施工会社が作成する施工完了証明書(押印必須)を提出

申請に必要な写真については、施工前に施工業者と一緒に「申請に必要な書類」を確認して、お互いの認識の共有をしておきましょう。

そのほか必要な書類をそろえる

そのほか申請に必要な書類は以下のとおりです。

申請者が用意するもの

  • 交付申請書兼請求書
  • 申請時チェックリスト
  • 建物の登記事項証明書(発行日6か月以内の原本またはコピー・法務局にて申請)
  • 申請者の住所が確認できるもの(運転免許証、マイナンバーカードまたは住民票(原本またはコピー))

完工したら、業者から各種書類をもらう

業者に用意してもらう各種書類は以下のとおりです。

施工業者が用意するもの

  • 領収書および領収書内訳書の写し
  • 屋根に使用した塗料または屋根材のカタログ・パンフレットの写し
  • 工事完了報告書
  • 「施工前」「施工工程」「施工後」の一連の状況写真
  • 屋根塗装の場合、使用した塗料のラベル文字がはっきりと認識できる缶(メーカー名・商品名・色・ロット番号)
  • 屋根の葺き替え、カバー工法の場合、屋根材に添付されている材料の仕様がわかる写真
  • メーカー発行の仕様書(メーカー名・型番・型式などの記載があるもの)

書類を提出

上記必要書類がそろったら、以下の宛先に提出します。

世田谷区環境政策部環境・エネルギー施策推進課
〒158-0094 世田谷区玉川1-20-1 二子玉川分庁舎B棟3階

書類が到着次第審査となりますが、書類に不足や不備がある場合は、審査が行われません。書類の不備があると補助金の申請に間に合わない場合もあるため、早めに確認や準備することをおすすめします。

書類の内容で不明点があれば、以下の連絡先に問い合わせて確認するようにしましょう。

電話番号:03-6432-7133

交付決定通知書が届く

問題なく審査に通過すると、交付決定通知書が郵送で送られます。審査は書類提出から交付決定まで1か月程度かかります。

補助金の申請が集中すると1か月以上かかる場合もあるため、余裕を持って送付するようにしましょう。

補助金振込

交付決定後から1か月程度で指定口座へ振り込まれます。

補助金・助成金以外で費用を抑える方法

point

ここでは、万が一審査に通らなかった場合、補助金や助成金以外で費用を抑える方法をご紹介します。費用を抑える方法は以下の2点です。

  • 住宅瑕疵担保責任保険
  • 火災保険

それぞれ解説します。

住宅瑕疵担保責任保険

まず1つ目は、住宅瑕疵担保責任保険です。新築住宅建設後に何か瑕疵(不具合)があった場合に、施工を行った業者に保険金が支払われます。この制度は新築後10年以内の場合のみ有効です。

施工を行った業者が倒産していた場合は、引渡時に受け取った書類に記載されている保険法人に対し保険金を請求できます。

詳しくは、以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

火災保険

2つ目は火災保険です。火災保険は自然災害によって受けた損害に対して保険金が請求できる保険です。経年劣化や業者の施工不良による不具合には適用されません。

「台風による飛来物で屋根が破損し、雨漏りが発生した」

このような場合には保険金が下りる可能性があります。ただし、保険が下りるかどうかは保険会社の損害鑑定人の判断によります。

また、免責金額を設定している場合、修理費用が免責金額以下の場合は保険金が下りません。損害から3年以上経過した場合にも保険法によって適用外となりますので、注意が必要です。

東京都世田谷区の雨漏り修理の補助金・助成金を利用する注意点

注意

ここでは、世田谷区の雨漏り修理の補助金・助成金を利用する際の注意点について解説します。

  • 助成金制度には申請期限がある
  • 先着や予算の上限に達すると締め切られる可能性もある
  • 申請書類の不備がないようにしっかりと準備する
  • 工事が開始されていない段階で申請すること
  • 自治体から業者を指定される場合がある
  • 税金の滞納がないことが条件

それぞれ解説します。

助成金制度には申請期限がある

雨漏り修理に補助金や助成金が適用になった場合、申請期限に書類を提出する必要があります。申請期限は制度や各自治体によって異なります。

世田谷区で使える補助金は工事完了後に申請となりますが、申請期限内に工事を完了させなければならない場合もあるため、申請期限は事前に確認するようにしましょう。

先着や予算の上限に達すると締め切られる可能性もある

申請は先着順や自治体の予算の上限に達すると締め切られる可能性があります。確実に補助金を受け取るためには、早めに申請するようにしましょう。申請の状況などは、自治体のホームページをよくチェックしておくことをおすすめします。

申請書類の不備がないようにしっかりと準備する

補助金や助成金の申請には何種類もの書類を提出する必要があります。余裕を持って申請したものの書類の不備や不足があり期限に間に合わなかったとならないよう、必要な書類は自治体のホームページで申請に必要な書類を確認し、準備しておくようにしましょう。

自治体から業者を指定される場合がある

補助金を申請する際、自治体から業者を指定される場合があります。なじみの業者があるからといって指定業者を選択しなかった場合、保険金・助成金が下りません。指定業者があるかどうかはホームページや、直接問い合わせて確認するようにしましょう。

税金の滞納がないことが条件

補助金や助成金を申請する際、税金の滞納がないことが条件です。滞納がなくても、何度も振込期限を過ぎた振込が複数ある場合も、補助金が下りない場合もあるため注意が必要です。

優良業者の選び方

自治体から業者の指定がない場合、自分で施工業者を選ぶ必要があります。雨漏り修理を成功するためにも、優良業者を選ぶことが大切です。

優良業者は以下の基準を参考に選ぶとよいでしょう。

  • 助成金制度に詳しいかどうか
  • 口コミや評判が問題ないかどうか
  • 修理金額は適正価格か
  • 業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうか

それぞれ解説します。

助成金制度に詳しいかどうか

依頼する業者が助成金制度に詳しいかどうかは非常に重要です。助成金制度に詳しくない業者の場合、申請通過前に工事を着工してしまったり、必要な書類がそろっていなかったり作業工程の写真を撮っていなかったりなど問題が出てくる場合があります。

助成金制度に詳しい業者の場合、申請期限内に工事を終わらせ、必要な書類の準備もスムーズに対応してくれるでしょう。

口コミや評判が問題ないかどうか

業者を選ぶ際、口コミや評判もチェックしておきましょう。Googleのサイトや雨漏り修理の検索サイトなどで確認できます。

口コミをチェックする際、よい評価ばかりで同じような内容の場合は、業者が意図的に操作している場合もあります。低い評価の内容も含めて総合的に判断しましょう。

修理金額は適正価格か

補助金や助成金は修理金額が全額助成されるものではありません。一般的には修理費用の一部となります。業者によっては不当に利益を上乗せした見積もりを提示したり、あとから追加工事を請求されたりする場合もあります。

余計な費用を支払わないためにも、業者を選ぶ際は必ず複数社に見積もりを依頼しましょう。依頼する目安は2〜3社がおすすめです。2〜3社に依頼することで、修理費用の相場を把握できます。

見積もりの内容も使用する材料や塗料のメーカー名や使用量、作業工程など細かく書かれているかも注目ポイントです。「工事費用一式」などとまとめている場合は、費用を上乗せしている場合もあるため注意しましょう。

業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうか

雨漏り修理を依頼する際は、契約前に業者独自の保証やアフターフォローがあるかどうかも重要です。工事後に不具合がでないとは限りません。

雨漏りはある程度時間が経過してから発生する場合が多いです。工事後すぐに不具合が発生した場合、無償で対応してくれる業者や、5年10年など長期保証を設定している業者を選ぶことをおすすめします。定期的な点検などアフターフォローがあるかもあわせて確認しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、東京都世田谷区で雨漏り修理に使える補助金・助成金について解説しました。世田谷区で使える制度は以下になります。

世田谷区エコ住宅補助金

助成制度は、毎年実施しているとは限りません。申請したい年度に実施しているかどうかは、お住まいの自治体のホームページや直接問い合わせるなどして確認しておくようにしましょう。

また、実施している場合でも、申請期限や予算に上限を設けている場合があります。期限内でも予算の上限に達すると終了する場合もあるため、申請する場合は早めに準備することをおすすめします。

雨漏り修理を依頼する業者は自治体が指定する場合もありますが、ない場合は雨漏り修理や助成制度に精通した優良業者を選ぶことが重要です。

優良業者をすぐに見つけられない場合は、「雨漏り修理の達人」がおすすめです。雨漏り修理の達人は、厳しい審査基準をクリアした優良な業者のみが登録できる検索サイトです。

お住まいの地域を選択すると、お近くの業者の特徴や実績をすぐに確認できます。業者選びに迷った場合は、ぜひ活用してみてください。

北海道・東北の雨漏り修理業者


関東の雨漏り修理業者


甲信越・北陸の雨漏り修理業者


東海の雨漏り修理業者


近畿の雨漏り修理業者


中国の雨漏り修理業者


四国の雨漏り修理業者


九州・沖縄の雨漏り修理業者


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