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雨漏り修理の基礎知識
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雨漏り修理で固定資産を守る!雨漏りが建物の価値を損う理由と対策を徹底解説!

雨漏り修理は大切な固定資産である建物を守ることに繋がります!
当然ですが、雨漏りが起きると困りますよね。
家の役目はそこで暮らす人々を雨風から守ることなので、雨漏りは家そのものの役割を揺るがす大問題です。
実はこの雨漏り、私たちの普段の生活に対して影響があるはもちろんですが、大切な資産価値にも大きく影響してくる可能性が高いのです。
ここでは、雨漏りが家の価値に及ぼす影響について解説します。

雨漏り修理は大切な固定資産を守ることに繋がります!

雨漏りには3つの段階がある

一般的に雨漏りには3つの段階があると言われています。
雨水が家に侵入してきているだけで、家そのものに対してはあまり被害・影響が出ていない状態が第1段階。
そして、実際に天井や壁、床等に不具合が生じている状態が第2段階。
最後に、表面から見えない天井や壁内部の建物筐体にまで被害が及んできている状態が第3段階となります。
早い段階で気づくことができればそれだけ修理費用も安く済みます。

家の価値を守るためには第1段階、あるいはそれ以前に防水工事などの予防的に修理をしておくことが大切です。

雨漏りが家に及ぼす影響は?

前項で、雨漏りには3つの段階があると説明しました。
以下でそれぞれの段階について詳しくご紹介します。

第1段階 被害や影響が出る前の雨漏り

はじめの第1段階は家そのものにはさほど大きな影響を及ぼす状態ではありません。しかし、雨漏りは自然に収まることも建物自体が修繕することもないため、放置しておけば次の第2段階に進んでしまいます。
季節によってはカビやコケなどが発生し、一時的に雨水の侵入口をふさぐ形となり、雨漏りが「止まった」ような状態にはなる事もまれにありますが雨漏りが解決しているわけではありません。
第1段階は雨が天井裏や壁の内側に侵入して間もない期間の状態であることが多く、壁紙のシミなどの見た目や、かび臭さなどの臭いで雨漏りに気付ける状態にはありません。
水の音は多少する場合もあるかもしれませんが、偶然でも見つけられたらラッキーかもしれません。
雨の侵入は自分では気付きにくい屋根や外壁の劣化が起因している場合が殆どなので、雨の季節の前に定期的にプロの専門家に相談の上、調査をしてもらい、必要があれば防水工事などの適切な施工をしてもらいましょう。

下記のサイトで外壁からの雨漏りについて分かり易く紹介していますので、あわせてご覧になってはいかがでしょうか。
外壁から雨漏りが起こる?原因や塗装業者選びの注意点は?

第2段階 天井・壁・床に影響を及ぼしている雨漏り

第2段階に進むと天井板が傷んできたり、壁のクロスが浮いてきたりといった被害が発生し、この段階で気づくことが多いでしょう。
目に見える被害であるため、そのままでは生活に影響が出てきます。
ただし、建物自体への影響はまだまだ限定的であり、修理も大袈裟なことにはならないかもしれません。
天井板やクロスの張替えといった部分的な修繕で対処できるでしょう。
しかし、壁の裏側や天井裏等の見えない部分にカビやシロアリを誘発し、住人の健康被害に発展する可能性もあるので十分注意しましよう。
また、室内にまで雨漏りするとパニックになることもあります。その時はあわてずに床や壁をビニールシートで覆ったり洗面器やバケツで落ちてくる水滴を請けたりするなどの応急処置で被害が広がらないように努めましょう。
下手に自分で直そうとすると、失敗や怪我などのリスクもあるうえ、かえって被害が大きくなったり、保険が適用されなかったりなど、どんどん状況が悪化してしまう可能性もあるためご用心ください。
ただし、DIYによる雨漏り修理は応急処置までです。その理由について解説していますので参考にしてみてください。

また、こちらの外部サイトでは応急処置のメリット・デメリットを解説していますので、あわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
屋根修理って自分でDIYできるの?メリット・デメリット、注意点などを紹介

第3段階 建物そのものに影響が出る

しかし、最後の第3段階にまで被害が進行してしまうと、まさに家そのものを揺るがすような大問題に発展するケースもあります。
具体的には、木造住宅ならば建物筐体の木造部分など、建物の主要構造部にまで影響が出てくることになるでしょう。
木材は腐食が進んでしまい、鉄骨ならば錆びといった問題も発生します。
さらに、木材の腐食はシロアリの被害に繋がることもあります。
建物の柱や梁などにまで雨漏りの被害が及べば、耐震強度にも影響が出るため最悪の場合、台風や地震などで倒壊する危険もあります。
またこの段階にまで進んでしまうと、家の資産価値にまで大きな影響が出てしまいます。
また補修を行うにも大規模なリフォームや、シロアリが発生している場合にはその駆除費用なども別途かかり、高額な修理費用が発生してしまいます。

電気系統への影響にも注意

さらに危険なのは、電気設備への影響です。
壁や天井の中には多くの電線があり、電気が供給されています。
水は電気を通しやすい性質があるため、漏電や火災といった最悪の事態に結び付くこともあり得ます。
もちろん柱や梁、土台といった主要構造部の腐食やシロアリ被害の進行は、家が傾いたり倒壊したりといった大惨事にも繋がりかねない、決して放置できない大きな問題となるのです。
雨の日やその後に突然ブレーカーが上がったりしませんか。
電化製品を同時に沢山使っていないのに突然ブレーカーが上がるような事が続いたら漏電のサインかもしれません。
雨漏り修理の会社では電気の補修までできないかもしれませんので、電気の修理会社にも相談してみるとよいでしょう。
特に築年数の長い建物は、電気系統の設備も経年劣化と雨漏りの影響で素人が触っては大変危険な状態になっているかもしれません。
トラブルを避けるため怪しい箇所を特定できたとしても絶対に触らないで、専門家に診断してもらいましょう。

こちらのコラムでも雨漏りによる漏電の危険性を解説しています。あわせてご覧ください。

雨漏り修理の達人問い合わせフォームへ

雨漏りが家に及ぼす影響は?

雨漏りは家の資産価値を下げてしまう理由

では、雨漏りが家の価値に及ぼす影響とはどのようなものなのでしょうか?
「自分が住めて不自由していなければ良い」という考え方もあるかもしれませんが、家は大切な資産でもあります。
一生で最も大きな買い物だと言われる高額な出費になる訳ですから、その価値が棄損されるというのは大きな問題です。
そして、雨漏りがしているというだけで家の価値は大きく損なわれます。
これは家を売却する場合などに大きく影響しますが、その理由について詳しく見ていきましょう。

その1 家としての機能を損なう

まず念頭に置いていただきたいのは、家の価値の根底にあるのは、「家としての機能を果たしているかどうか」ということです。
家としての機能が損なわれているということは、当然家の価値自体が大きく損なわれているということになります。
雨漏りが発生して腐食した住宅や、耐震性の低下した建物は、「安心して暮らす」という大切な機能が損なわれるため資産価値が低下してしまいます。
そのため、雨漏りを修理するのにいくら必要なのか明確な金額が判明しないことには、その家の真の価値を計ることができません。
しかも、雨漏りの原因というのは複雑ですぐにわからない場合も多いため、なおさら雨漏りが起こっている家は購入対象からは外れていくのです。

雨漏りした家の資産価値はどうなる?小さな雨漏りでも早めの修繕を

その2 工事費用の分価値は下がる

次に、雨漏りの影響で不具合が出た箇所があるということは、当然その箇所は修理しなければいけません。
そのため、その費用相当分は価値が下落することになります。
例えば、天井や壁紙が傷んでいれば張り替えることになりますし、畳を交換する必要があればその費用も発生します。
これらの費用分、その家の価値は損われていると考えていいでしょう。
場合によっては、床下や天井裏、壁の内部にまで雨漏りの影響が及んでいることもあり得るので、万が一建物内部まで修繕しようとすると費用も大変なことになってしまうでしょう。

その3 建物の管理状態を疑われる

最後に、雨漏りが発生した家というのは、そもそもの住み方や管理状態を疑われることになります。
その結果、今は大丈夫でも将来的にどこかに不具合が発生するのではと考えられてしまうのです。
家は皆様にとって大きな買い物であったと同様に、次に購入する人にとっても大きな買い物です。
不安要素を残したまま購入したくないというのが実情というのは理解できるでしょう。

また、家を売却する際には、雨漏りといった不具合(瑕疵)を告知する義務があるため、雨漏りの事実を相手に説明する必要があります。
不具合を隠したまま売却してしまうと責任問題が発生し、さらに大変な問題を引き起こす恐れもあるのです。
そのため売却前に雨漏りを修理するか、修理費用の分を値引きするなどの必要がでてきてしまいます。

住宅の資産価値を下げない雨漏り対策とは?

設計段階から雨漏りの起こりにくい家にする

雨漏りを起こさないために理想的なのは設計段階から雨漏りの起こりにくい家にしておくことです。
雨漏りの起こりやすい家と起こりにくい家があり、それは家の構造やデザインに関わってきます。

雨漏りの起こりにくい家とは?

軒の出が長く、切妻屋根などシンプルな屋根の構造

屋根の形や構造や複雑で、継ぎ目が多く、雨漏りしやすい谷板金が多く施工されている家は雨漏りが起きやすくなります。
また、ドーマーや天窓なども雨漏りを起こしやすい箇所なので、そうしたものがないほうが雨漏りは起こりにくい家といえます。
軒の出がある家と無い家では軒の出がある方が雨漏りは起こりにくくなっています。
軒は外壁に雨が直接当たるのを防ぎ、外壁の劣化を遅らせる役目があります。
最近流行りの片流れの軒の出のない家などは雨漏りしやすいため注意が必要です。

屋根の勾配と屋根材が適合している

屋根の傾き(勾配)によって施工できる屋根材が決まっています。
特に勾配が緩やかな場合はそれだけ雨が排水しにくいため、立平葺きなど緩い勾配でも葺ける屋根材を使用しないと雨漏りを起こす原因になってしまいます。
雨漏り対策として屋根を考慮する場合、あまり緩くなく適切に排水が行え、また点検も行いやすい勾配が理想です。
そして勾配に合った屋根材を施工することも重要です。

現在住んでいる家での雨漏り対策

とはいってもなかなか住む前から雨漏りを考慮して家を建てている方はあまりおられないのが現状です。
現在お住まいになっている家の雨漏り対策として重要なのは、雨漏りが起こる前に未然に防ぐことです。
そのためにも定期的な屋根や外壁の点検は欠かせません。
定期的にプロの業者に点検を依頼することで、不具合があれば小さなうちに修理しておくことで雨漏りを防ぎ、工事費用も安く済ませられます。

雨漏りが発生したら速やかに経験豊富な修理業者に連絡を

雨漏り修理で重要なことは長引かせないことです。
前項でご紹介したように、初期段階で修理できればできるほど家へのダメージは少なくて済み、その分工費用も抑えられます。
また、雨漏りの原因が複数であったり、経路が複雑など雨漏り箇所を特定するのが困難な場合もあります。
ハウスメーカーから紹介された工務店などに多いのですが、雨漏り修理を専門としていない業者では雨漏りの箇所を特定できずに場当たり的な工事を繰り返して、雨漏りがなかなか直らないばかりか、場合によっては悪化してしまうような事例に実際にあります。
雨漏りはこれまでの経験によって、様々な条件を考慮して特定する必要があります。
そのため経験豊富な専門の職人になるべく早めに修理を依頼するのが最も確実・安全な方法です。

最後に

家には機能的な側面と、資産としての側面があります。
せっかく手に入れた大切な資産ですから、その価値は守っていきたいものですよね。
そのために大切なのは、普段のメンテナンスと定期的な点検、そして万が一雨漏りが起きた時の早期発見・早期修理です。

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