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京都の町家など木造住宅に多い雨漏りの原因とは

京都の町家

京都の京町家や昔ながらの日本家屋など、日本には木造住宅が多く存在します。
断熱性と調湿性の高い木造住宅は、室内の湿度を一定に保つことができるので、雨が多く湿潤で温暖な日本独特の気候の中でも室内で快適に暮らすことができることから、これまで多く採用されてきました。
ただ、木造住宅は木材を使用していることから耐久性が低く定期的にメンテナスしないと雨漏りが発生することもあり、そうなると建物自体の寿命が縮まってしまいます。また、雨漏りが原因でシロアリなどの害虫による被害が発生することもあります。

この記事では、築年数が長い木造住宅の京都の町家や日本家屋にお住まいの方に注意してもらいたい症状や、その原因と対策方法についてご紹介します。

木造住宅で雨漏りしやすい場所

木造住宅

木造の住宅で、雨漏りの発生原因の多くは経年劣化です。長年住み続けていると様々な箇所から劣化が進行します。雨漏りは、屋根からだけではなく外壁や窓枠、サッシの隙間などから発生します。
では、どのような箇所から雨漏りするのか一例をご紹介します。

屋根

京都の町家や日本家屋など多くは日本瓦です。耐水性と耐久性が高く基本的には雨漏りしづらい屋根材です。ただ瓦のずれや割れ、下地部分や漆喰部分の割れや剥がれにより雨漏りを引き起こすことがあります。
また、最近の木造住宅ではスレートという屋根材を使用していることもあります。スレートは経年劣化により防水機能が低下し水分による膨張と乾燥によりひび割れを起こし、そこから雨水が建物内部に侵入します。またトタン屋根場合は、錆びが発生し穴が開いてしまうことも。
通常であれば屋根材の下にある防水シートで雨漏りを防ぐことができますが、そのような状態でさらに防水シートが劣化すると、雨漏りを塞ぎきれなくなります。
この場合、葺き替えカバー工法などの屋根修理が必要となります。


外壁

外壁の表面は防水塗装されていますが、紫外線や雨風などの影響により劣化してしまいます。劣化の症状としては、クラックという小さなひび割れや手で壁面をさわったときに白いチョークのような粉が付くチョーキングなどが発生します。軽度の症状ですが、これを放置しておくとゆくゆくは外壁内部にまでひび割れが拡大し、その隙間から雨水が侵入してしまいます。
また、京都の京町家など壁は耐用年数が長い漆喰塗りの場合が多いですが、長い年月が経つと硬さが増し、衝撃でひび割れを起こしやすくなります。漆喰の壁の劣化も放置すると雨漏りの原因になりますので、注意が必要です。

ベランダ

ベランダは、外に突き出していて雨風や紫外線にさらされている状態ということと、人の出入りが多いことから劣化しやすい場所の一つです。また、古い木造住宅は排水溝や雨樋によって水をうまく排出できる構造となっていますが、その排出の処理がうまくいかなくなると雨漏りしてしまいます。


窓枠・サッシ

窓やサッシの周りには防水機能があるシーリング材が施されています。これが劣化することで、雨漏りが起こることもあります。シーリング材は、隙間を塞ぐゴム状のパッキンで外壁との隙間を埋めています。ただ、シーリング材は劣化がしやすく5年ほど経つとひび割れや剥がれ、そこから雨漏りしてくることがあります。古い木造住宅では、木枠の窓枠もあり塗装を行っていないと防水が切れていますのでメンテナンスが必要です。

木造住宅で雨漏りした時の症状4つ

天井からの雨漏り

もしお住まいの住宅でこんな症状があれば要注意です。もしかすると複数の箇所から雨漏りしている可能性がありますので、早め早めの対策をおすすめします。

壁や天井にシミや亀裂がある

雨水が建物内に侵入し壁を伝ってきているサインです。クロスの場合はカビで黒ずみなどの汚れやシミができます。また、京都の京町家や日本家屋に多い漆喰や土壁の場合も雨水によってシミができたり、状態が割ると亀裂や剥がれてしまうこともあります。

家の中がカビ臭い

建物内部に雨水が浸入してしまうと、水の抜け道がないため水分が停滞してしまいます。木造受託は木でできているため、屋根裏や骨組みの木材が水分を吸収してしまいそこからカビが発生していることもあります。特に、普段から湿気の高い所で押し入れ内やタンスの裏側の壁などが雨漏りによって湿度が高くなると、カビが発生しやすくカビ臭も強くなります。
カビ臭いだけでなく、二次被害として人体への影響やシロアリが発生する場合もあるので甘く見てはいけません。

ポタポタと水が落ちる音がする

屋根の劣化により雨漏りが起こると、雨水が少しずつ建物内部に入ってきます。その溜まった雨水が天井に落下しポタポタと音がするようになります。通常、屋根下は防水シートがあり天井裏にも断熱材が施工されていますが、この部分が劣化し機能しなくなると雨水が内部に落ちてきてしまいます。

天井から水滴が落ちている

どこからかポタポタと水の音が聞こえてくるのと同様、天井からの水滴は屋根からの雨漏りの可能性が高いです。目に見えて水が部屋に落ちてきていますので重症の可能性があり、最悪の場合天井が滑落することも。また二次被害として、伝統的な京都の町家や日本家屋にある、柱や白木造作の敷居、鴨居、回り縁などに雨染みつきとれなくなることもありますし、雨水によって畳が傷む原因となります。

木造住宅での雨漏り対策方法

足場を設置した住宅

目に見えて雨漏りをしている場合は早急に対応しましょう。先延ばししてしまうと後々被害が広がり、家全体の問題になります。とはいえ、すぐに対応できない場合があるかと思いますので、ご自身でできる対応と雨漏り専門業者に依頼したほうがよい場合をご紹介しておきます。

ご自身で対応できるケース

軽度の雨漏りの症状ならご自身で一時的に対応できることもあります。

・ベランダの排水溝の詰まり

ゴミがたまり詰まっている場合は、それを取り除いて正常に雨水を排水できるようにします。

・壁に小さなひび割れがある

ホームセンターなどでコーキング材とコーキングガンが売っていますので、購入しご自身で施工すれば一時的な補修ができます。

・コーキングが劣化している

壁のひび割れと同様、ご自身で打ち替えすることができます。

専門業者に依頼する方がよいケース

ご自身で補修を行うのはあくまで応急処置とお考え下さい。雨漏りの原因は複雑ですので、もし以下の症状があれば業者に依頼してください。また、屋根の場合は高所での作業になり危険を伴いますので、ご自身では行わないでください。

  • どこから雨漏りしているかわからない
  • 屋根など高所で確認ができない
  • 広範囲にわたって雨漏りしている
  • 雨漏りをしばらく放置していた

まとめ

古民家の様子

木造住宅は伝統的な技術が使われていて趣がありますよね。特に昔ながらの京都の京町家や日本家屋は、貴重な建具や珍しい設えもあり大切にしていきたいものです。木造住宅は丈夫で長持ちしますが時間の経過によりどうしても経年劣化が起こります。それが原因で雨漏りすることも考えられますので、定期的なメンテナンスと修繕をおすすめします。仮に雨漏りが起こってしまったら放っておかずに早めの対応が重要です。

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雨漏りを直す達人なら、数万円で確実に雨漏りを止められるのですか?

どれだけ熟練の雨漏り修理職人であっても、葺き替えやカバー工法が必要なケースでは、コーキングだけで雨漏りを完全に止めることはできません。

「雨漏り修理の達人」に登録している職人たちは、まず丁寧な点検・診断を行い、雨漏りをきちんと止めるために本当に必要な修理内容と、その場合の適正価格をお伝えします。
また、直らないとわかっていながら「2〜3万円で直ります」といった不誠実な提案をするようなことは一切ありません。

そのうえで、最終的な工事内容やご予算のご判断は、もちろんお客様のご意思を最優先にしています。無理におすすめするようなことは一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談だけでも歓迎ですので、「まずは話を聞いてみたい」という方もお気軽にご利用ください。

小さなシミ程度ですが、本当に直さないとだめなのでしょうか?

「このくらいの小さな雨染みなら大したことないから大丈夫かな」と思われるお気持ちはわかりますが、初期の段階こそ対処されることをおすすめします。

なぜなら雨漏りの場合、放置しても自然に直ることがないからです。
雨漏りして室内に症状がでている時にはすでに家の内部に雨が侵入しており、放置してしまうと雨のたびに水が入り込んで、住宅の内部で広がってしまい、放置すればするほど修理の費用が高くなってしまいます。

最初は瓦のズレ直しや漆喰補修など部分的な補修で済んでいたものが、放置してしまうことで、葺き替えなど大がかりな工事が必要になるリスクが高まります
まずはどんな状態なのか、相談されて状態を把握されることをおすすめします。

【参考記事】
雨染みを見つけたら要注意!放置するリスクと正しい修理方法を解説
相談だけでも大丈夫ですか?

はい、ご相談だけでも大歓迎です。
「雨漏りかどうかわからない」「修理するかどうか決めていない」「まずは被害の状態や費用の概算を知りたい」といったご相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。

DIYで直す人もいますが、それでも業者に依頼するべきですか?

雨漏り修理で最も重要なのは正確な原因の特定です。
雨漏りは屋根だけでなく、外壁や板金、コーキング、ベランダ、笠木など様々な小さな隙間や劣化から発生します。天井からの雨漏りなので屋根からだと思ったら違う場所だったということは珍しくありません。また原因が一か所だけとは限らず複数のこともあります。

DIYで一時的に対処できる場合もありますが、自分で行った場合、雨漏りの原因を見落としたままになることも多く、あとで余計な工事や出費につながるリスクがあります。また水の流れを理解した上で正しい施工を行わないと余計に悪化してしまうケースもあります。
長期的に安心して住まいたい方には、原因の正確な特定と原因に合った工事を正しく行える業者の依頼を推奨いたします。

【参考記事】
雨漏り原因をDIYで探る!修理前にできる5つの簡単チェック

DIYによる雨漏り修理は応急処置まで!おすすめできない理由と業者に依頼した際の費用
雨漏り修理をしたいのですがあまりお金がないのでなるべく費用を抑えたいです。

ご予算に不安があるなかでの雨漏り修理、とても悩ましいことと思います。
当サイトにご相談いただく方の中にも、「なるべく費用を抑えたい」というご要望は少なくありません。
とはいえ雨漏りを放置してしまうと、建物内部の腐食やカビの発生など、修理費用が大きくふくらむ可能性があるため、早めの対応が結果的にコストを抑えることにつながる場合もあります。

状態や職人によっては、応急処置での一時的な対処や原因箇所を絞った部分修理、必要な工事を段階的に行うご提案、必要なところだけお金をかけるご提案など、お客様のご事情やご予算に合わせてできるだけ負担を少なく済ませるための選択肢をご提案いたします。
ご相談や見積りは無料で、予算に応じた柔軟なご提案ができる職人をご紹介しますので、まずは状況をお聞かせください。
「修理が必要かどうか分からない」といった段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

【参考記事】
雨漏りしてるけどお金がない人必見!安く修理を行うためにすべきこと
雨漏り修理で「3万円で直ります」と書かれたところと何が違うのでしょうか。

雨漏り修理は商品ではなく、それぞれのお家によって原因も築年数などの状態も異なるため、一律で価格をだすのは難しい工事です。
雨漏りの原因が一か所のひび割れだけであり、進行も少ないような場合には3万円のコーキング工事で直る事例ももちろんあります。

しかし屋根や外壁などの劣化が進んでいたり、複数箇所から雨漏りしているような場合は、根本的な工事(葺き替え・カバー工法など)が必要になることもあります。そのような場合にはコーキング工事など3万円の工事だけでは直しきれず、また雨漏りが発生してしまうのです。
実際に「2〜3万円で直ると言われてコーキングだけ打ってもらったが、結局直らなかった」というご相談が当サイトにも寄せられています。
雨漏りが発生しているということは、経年劣化によって屋根などの外装が修繕の時期を迎えているサインである場合が多いです。コーキングだけで済ませてしまうと、一時的には止まっても、別の場所から再発したり、内部劣化が進んでしまうことも少なくありません。

重要なのは雨漏りの原因や状態をしっかり見極めた上で、今のお家の状態を知り、そしてどんな工事が必要なのかを知ることです。
当サイトでは、調査を行って状況をご説明した上で、お客様から費用面や希望をうかがいながら、お客様やお家に合わせた「最適な工事」をご提案できる職人をご紹介しています。
無理に高額な工事をすすめることはなく、お客様の状況に合わせた最適な提案を行いますので、まずはお気軽にご相談ください。

修理費用の目安はどれくらいですか?

雨漏り修理は、雨漏りの原因や進行の度合いよって必要な工事が大きく異なります。大体の目安は以下になります。
コーキング補修(窓・外壁):一か所あたり5〜10万円
バルコニー防水補修:10〜50万円
天井・屋根下地交換:5〜50万円
屋根全面葺き替えを伴う場合:数十万円〜100万円以上
シロアリ補修・躯体補修:10〜100万円以上
まずは被害の状態を調査することが重要です。見積りをご依頼ください。

【参考記事】
雨漏り修理の費用相場を徹底解説!
これまでに何社か雨漏り修理を依頼したのに雨漏りが直りません

雨漏りがなかなか直らない大きな原因は、雨漏りの特定が行えていないことや、残念ながら依頼された業者の施工不備などが考えられます。
雨漏り修理においては、雨漏り箇所を正確に突き止めることが最も重要なポイントとなります。雨漏り箇所を正確に突き止めないまま場当たり的に工事を行っていたり、雨漏りに対して適切な施工が行えていないと雨漏りは再発してしまいます。

雨漏りが止まらないとストレスも大きく、何度も工事を依頼すると工事費用もかさんでしまいます。雨漏り修理の業者を選ばれる際には、雨漏りの経験が豊富であり、アフターフォローもしっかりしている業者に依頼すると安心です。
雨漏り修理の達人では雨漏り修理の経験が豊富な厳選された業者をご紹介しています。

【参考記事】
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雨漏りの再発は手抜き工事が原因?実例と業者選びのポイントを解説

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