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リフォーム業者と屋根修理専門業者、雨漏り修理はどちらに依頼すべき?

突然の雨漏りに「どこに相談すればいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。

リフォーム業者に頼むべきか、屋根修理の専門業者に頼むべきか。

間違った選択をすると、無駄な工事費用を払ったり、再発トラブルに悩まされることもあります。

この記事では、雨漏り修理における「リフォーム業者」と「屋根修理専門業者」の違いと、失敗しない依頼先選びについて分かりやすく解説します。

雨漏り修理は「依頼先選び」が成功のカギ

雨漏り修理で最も重要なのは、「どこから水が入り込んでいるのか」を正確に突き止めることです。

この「原因箇所の特定」が甘いまま工事を進めてしまうと、たとえ高額な費用をかけて丁寧な工事を行ったとしても、根本原因が解決されずに雨漏りが再発してしまうケースが非常に多くあります。

一見、天井から水が垂れているように見えても、実際には屋根の谷部や外壁の目地、バルコニーの排水不良が原因であることも少なくありません。

雨水は建物内部を伝って思わぬ場所に現れるため、表面的なシミや剥がれだけでは判断ができないのが雨漏りの厄介なところなのです。

すべての業者が「原因特定」に強いわけではない

しかし、残念ながらすべてのリフォーム業者や工務店が雨漏り原因の特定を得意としているわけではありません

特に内装メインのリフォーム業者の場合、表面上の修理(クロス張替えや塗装工事)は得意でも、屋根や外壁からの浸水ルートを徹底的に追求する知識や技術がないケースも見受けられます。

結果として、

  • 「とりあえず外壁を塗り直して様子を見ましょう」
  • 「天井クロスを張り替えて、もしまた漏れたら追加工事を考えましょう」

といった対症療法的な対応に終始し、本質的な修理が行われないまま費用だけがかさんでしまうことも少なくありません。

「依頼先選び」が、修理の質・工事費用・再発リスクを大きく左右する

雨漏り修理は、「ただ水が入っている部分を塞げば終わり」という単純な作業ではありません。

  • 原因箇所を的確に突き止める調査力
  • 適切な材料・工法を選ぶ施工力
  • 施工後のアフターフォローや保証体制

これらがすべて揃って初めて、雨漏り修理は“成功”と言えます。

依頼先の業者がこれらのポイントを理解し、適切に対応してくれるかどうかで、

  • 修理の質(本当に雨漏りが止まるのか)
  • 工事費用(無駄な工事を避け、適正価格で修理できるか)
  • 再発リスク(数年後にまた同じ場所が漏れ出すことはないか)

が大きく変わってしまうのです。

「どの業者に依頼するか」という選択は、単に“安さ”や“会社の規模”で選ぶものではなく、“その業者がどこまで本気で雨漏りに向き合ってくれるか”を見極めることが大切なのです。

リフォーム業者に依頼するメリット・デメリット

リフォーム業者の特徴

リフォーム業者は、キッチンや浴室の改修、間取り変更、内装リフォームなど、「住宅全体のトータル改修」を得意とする業者です。

おしゃれなデザイン提案や、ライフスタイルに合わせた機能性の向上といった“住まいの見た目や快適さ”を重視する工事に強みを持っています。

最近では大手ハウスメーカーが運営するリフォームブランドや、地域密着型の工務店系リフォーム業者など、規模も対応範囲もさまざまです。

ただし、雨漏り修理のように「水の侵入経路を特定し、構造的に修復する」という作業は本来、彼らの専門領域ではないことが多い点に注意が必要です。

メリット

雨漏り修理と同時に内装リフォームをまとめて相談できる

雨漏りで汚れた天井や壁のクロス張り替え、床材の交換など、内装の修繕も必要になる場合は、リフォーム業者に一括で相談できる利便性があります。

内装の見栄えを重視するなら、デザイン提案力のあるリフォーム業者は心強い存在と言えるでしょう。

大手企業ならネームバリューもあり、安心感がある

大手リフォーム会社であれば、ブランドの信頼性や保証体制も整っており、「大手なら安心」という心理的な安心感を持つ方には向いています。

デメリット

雨漏り調査や施工を下請け業者に丸投げすることが多く、技術力にバラつきがある

リフォーム業者はあくまで「総合窓口」としての役割が強く、実際の雨漏り調査や施工は別の専門業者(下請けや孫請け)に任せることがほとんどです。

そのため、施工の質は業者によって大きく異なり、当たり外れがあるのが現実です。

表面的な修理で終わるケースがある

雨染みができた天井や壁をきれいに直す「内装工事」は得意でも、肝心の雨漏り原因特定や屋根・外壁の雨仕舞い処理が甘いケースがあります。

結果として、見た目はきれいになったものの「数ヶ月後に再び雨漏りが…」という事例も多発しています。

必要のないリフォームまで勧められるリスクがある

売上目標を重視するリフォーム業者の場合、雨漏り修理とは関係のない大規模リフォーム(外壁塗装、屋根全面葺き替え、キッチン交換など)を勧められることもあります。

「せっかくだから全部リフォームしましょう」といった提案には注意が必要です。

屋根修理専門業者に依頼するメリット・デメリット

屋根修理専門業者の特徴

屋根修理専門業者は、屋根材の特性、雨仕舞い、防水施工に精通した職人集団です。

彼らは「水の侵入経路を突き止め、建物構造を理解した上で、雨水を的確に排出する」技術を持っています。

屋根や外壁の微細なズレや隙間を的確に見つけ出し、原因に応じた最適な施工法(部分補修、カバー工法、防水層再施工など)を選択できるのが専門業者ならではの強みです。

メリット

雨仕舞い(雨水の排水設計)に精通しているため、根本から原因を突き止めて修理できる

屋根修理専門業者は、散水試験や赤外線カメラを用いた雨漏り調査を行い、水の侵入経路を徹底的に洗い出します。

見えない部分の施工精度が問われる雨漏り修理において、経験と実績に裏打ちされた原因特定力は専門業者ならではの武器です。

必要最小限の工事で済むため、費用を抑えられることが多い

全面リフォームを前提としないため、的確なポイント補修によるコストカットが期待できます。

余計な工事を省いて根本解決を重視するため、結果的に費用が抑えられるケースも多いのが特徴です。

施工後の保証やアフターサービスが充実している業者が多い

しっかりした専門業者は、5年〜10年の雨漏り再発保証をつけることが一般的です。

アフターフォローの体制が明確なので、工事後も安心して任せられます。

デメリット

内装リフォームまでは対応しない場合がある

屋根や外壁の修理は得意でも、内装のクロス張り替えや間取り変更は専門外という業者もいます。

雨漏り修理と同時にリビングの改装や水回りリフォームまで考えている場合は、別途リフォーム業者との連携が必要になることもあります。

業者選びを誤ると、悪質な業者に当たるリスクも

飛び込み営業や激安業者の中には、施工実績が乏しく技術力に問題のある業者も存在します。

専門業者選びは慎重に行い、実績や口コミ、保証内容をしっかり確認することが重要です。

雨漏り修理の流れと「依頼先選び」が影響するポイント

雨漏り修理は単なる「穴を塞ぐ工事」ではなく、原因の特定から再発防止策まで一貫して計画的に行う必要がある工事です。

具体的には、以下のような流れで進められます。

①原因調査(散水試験・赤外線カメラなど)

まずは「どこから水が入ってきているのか」を徹底的に調査します。

散水試験や赤外線カメラ、ドローン撮影などを駆使して、見えない部分まで水の侵入経路を特定するのがポイントです。

②見積もり提出

調査結果を踏まえ、どの部分をどのように修理するかを明示した見積書が提出されます。

この段階で「必要のない工事が含まれていないか」「補修内容が具体的か」を確認することが重要です。

③施工(屋根材修理、防水処理、外壁補修など)

原因箇所が判明したら、実際の修理工事を行います。

屋根材の差し替え、防水シートの張り替え、外壁のシーリング打ち替えなど、雨仕舞いに関わる箇所を重点的に補修します。

④内装補修(必要に応じてクロス張替え、下地補修)

室内に雨染みやクロス剥がれがある場合は、内装の復旧工事も行います。

ただし、内装はあくまで“仕上げ”であり、根本原因の修理が完了してから行うのが原則です。

⑤アフターサービス・保証対応

修理後の保証(5〜10年程度)が付くのが望ましく、再発時の対応内容を契約時にしっかり確認しておくべきです。

「依頼先選び」が影響する最大のポイントは「原因調査の精度」

この一連の流れの中でも、最も重要なのは「原因調査」の精度です。

調査が甘ければ、せっかく修理をしても別の箇所から再発するリスクが残ります。

リフォーム業者の場合、屋根や外壁の構造的知識が不足していることが多く、雨染みがある部分を“見た目”だけ直して終わってしまうことも珍しくありません

これに対し、屋根修理専門業者は散水試験や屋根裏点検などを駆使し、建物全体の構造を踏まえて水の侵入経路を特定するノウハウを持っています

依頼先を誤ると、「一時しのぎの補修で済ませてしまい、数年後に大掛かりな修繕が必要になる」なんて事態にもなりかねません。

こんなケースは「リフォーム業者」が向いている

以下のようなケースでは、リフォーム業者に依頼するメリットがあります。

雨漏り修理と同時に大規模な内装リフォームを検討している場合

雨漏りの補修だけでなく、間取り変更や水回りリフォーム、デザインリノベーションまで考えている場合は、トータルで依頼できるリフォーム業者が向いています。

すでに原因が特定されており、軽微な修理で済む場合

例えば「屋根の瓦が一枚ズレているだけ」「コーキングの一部が劣化しているだけ」など、原因が明確で簡易的な補修で済む場合は、リフォーム業者でも対応可能です。

インテリアデザインや間取り変更などもまとめて依頼したいとき

雨漏り修理をきっかけに「家全体の雰囲気を変えたい」と考えている方には、リフォーム業者の提案力が強みになります。

こんなケースは「屋根修理専門業者」に依頼すべき

一方で、以下のようなケースでは屋根修理専門業者に依頼するのがベストです。

雨漏りの原因がわからず、プロによる診断が必要な場合

雨染みがあるけれど「どこから水が入っているのかわからない」ケースでは、専門業者による詳細な調査が欠かせません。

建物構造を熟知した専門業者でなければ、根本原因を見逃す可能性が高いです。

屋根や外壁の劣化が進行している場合

築年数が経っている住宅や、台風・地震などの影響を受けた家では、屋根材や外壁材が広範囲で劣化していることがあります。

この場合、リフォーム業者では対応しきれないため、屋根・外壁のプロに任せるのが賢明です。

長期的に雨漏り再発防止を考えている場合

「今回こそ雨漏りを根本から解決したい」という場合は、屋根修理専門業者が持つ“雨仕舞い設計”の知識が不可欠です。

火災保険の適用サポートを受けたい場合

台風・強風・雹(ひょう)などの自然災害による雨漏り被害では、火災保険の適用が可能なケースもあります。

こうした保険対応に精通した屋根修理専門業者なら、スムーズに申請サポートまで行ってくれます。

依頼先を選ぶ際に必ずチェックすべきポイント

雨漏り修理を成功させるためには、「信頼できる業者選び」がすべてと言っても過言ではありません。依頼先を選ぶ際には、以下のポイントを必ず確認しましょう。

1. 雨漏り調査の方法

業者によって調査方法は大きく異なりますが、「目視だけ」で判断する業者は要注意です。

プロであれば、

  • 散水試験(実際に水をかけて再現する)
  • 赤外線サーモグラフィ調査(壁内の水分反応を可視化)
  • 屋根裏や外壁内部のカメラ調査

といった専門機材を駆使して、的確に水の侵入経路を探ります。

原因箇所が曖昧なまま工事を進める業者は避けるべきです。

2. 調査結果や施工内容を写真・動画付きで説明してくれるか

「どこが原因で、どんな修理が必要なのか」を写真や動画で施主にわかりやすく説明してくれる業者は信頼できます。

「専門用語ばかりで説明が不明瞭」「調査報告が口頭だけ」という業者は、後々トラブルになりやすいため注意が必要です。

3. 施工後に5〜10年程度の保証があるか

雨漏り修理は「直したら終わり」ではありません。

万が一の再発時に無償対応してくれる保証があるかが重要です。

保証期間の目安は5〜10年程度。保証書の内容も事前に確認し、「どこまで保証対象か」を明確にしておきましょう。

4. 専門サイト(雨漏り修理の達人など)で実績をチェック

業者選びに迷ったら、「雨漏り修理の達人」のような専門ポータルサイトで実績や口コミを確認するのが確実です。

過去の施工事例やお客様の声を見ることで、業者の対応力や技術力を事前に把握できます。
雨漏り修理の達人問い合わせフォームへ

迷ったら専門業者に相談するのが無難

実際の現場では、リフォーム業者に依頼した案件でも、最終的には雨漏り修理専門業者が下請けとして施工するケースが多々あります

この場合、リフォーム業者が間に入ることで、

  • 中間マージンが発生し、費用が高くなる
  • 施主と職人の間に情報のズレが生じやすい
  • 施工内容に関する詳細な説明が受けにくくなる

といったデメリットが発生します。

そのため、雨漏り修理のように原因特定と施工技術が重要となる工事では、最初から専門業者に直接相談する方が、時間・コスト・安心感すべてにおいてメリットが大きいのです。

専門業者ならではの視点で、被害の進行度や将来のリスクまで踏まえた提案をしてくれるため、後悔しない選択ができるでしょう。

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「雨漏り修理の達人」を活用することで、初めての方でも安心して信頼できる業者選びができます。

無駄なトラブルを避け、後悔しない雨漏り修理を成功させるための第一歩として、ぜひご活用ください。
雨漏り修理の達人問い合わせフォームへ

まとめ

雨漏り修理で最も重要なのは、「依頼先選び」です。

リフォーム業者が向いているケースもありますが、多くの場合は屋根修理専門業者に依頼するのが確実です。

調査・施工・アフターサポートのすべてをワンストップで対応できる業者を選ぶことで、無駄な費用もトラブルも避けられます。

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