ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
雨漏りと聞くと天井からポタポタと水が垂れてきて、それをバケツやタライで受け止める場面を想像される方も多いかもしれません。
しかし雨漏りにも様々な症状があり、中には床から侵入してくる雨漏りもあります。
見える部分からだけでは何が原因の雨漏りなのかわからないケースもありますから、雨の日に床に浸水を見つけたら要注意です
天井からの雨漏りに比べ厄介で注意が必要な床からの雨漏りが起きる原因を、何点かご紹介させていただきます。
★また、「今すぐ相談したい」「様子を見に来てほしい」という方はこちらからお問い合わせください。専任スタッフが迅速に対応いたします。
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雨が降ると床から水が漏れ出てくるという場合に考えられるのは、壁の裏側を水が伝って、床から出てきているパターンです。
屋根や外壁などの『風雨から建物を守る』部分のメンテナンスを疎かにしていると、思わぬところから雨水の侵入を許してしまうことに。
屋根や外壁材にめくれや破損はありませんか?最後にメンテナンスされたのはいつでしょうか?
劣化で生じた小さな隙間から少しずつ水は侵入していき、内部の柱や壁の内側をゆっくり伝って縦横無尽に染み渡り、ある日思いもよらない部分から室内に現れます。
もともともの漏水箇所が壁裏の真上だったり、天井裏の梁や設備の配線などを水が伝って壁の裏に回り込んだりすることもあります。
壁裏に回り込んだ水が下に落ち、壁と床の継ぎ目から染み出してくるというのが床から雨漏りする原因です。
このタイプの雨漏りは非常に厄介で、まず雨漏りの発見が遅れるということがあります。
床から水が漏れ出てくるまでには、天井裏や壁裏にそれなりの水が浸入した後になるので、雨漏りを発見した時にはすでに被害が大きくなっていた事例も多数あります。
また、床が濡れていても、雨漏りと気づかずに、何かこぼしたと勘違いしてしまう可能性もあります。
雨漏りを放置すると、水による建材の腐食やシロアリの発生などにつながるので、早めの対処が必要ですが、早期発見が難しいのがこのパターンです。
★既に雨漏りが発生しているという方はお近くの雨漏り修理の達人にご相談を!
発見が遅れて被害が拡大する以外にも、床からの雨漏りは被害が大きくなりやすいです。
通常の天井からの雨漏りであれば、雨漏りしている天井、その上の原因となる屋根部分を補修すれば済みますが、壁の裏を伝ってくる床からの雨漏りでは、濡れてしまった床、壁の裏の柱、壁紙、壁とのつなぎ目の天井、そして雨漏りの原因となる屋根部分と、通常の天井からの雨漏りに比べ補修しなければいけない箇所が多くなりがちです。
天井であれば、ボードを一枚だけ交換することも可能ですが、壁だと部分的な補修が難しく、壁一面の壁紙を張り替えたりと、大掛かりな修繕になることが多いのが特徴です。
このように、床からの雨漏りは被害が大きくなりやすいので注意が必要です。
ドアやサッシ・窓枠廻りのコーキング剤の劣化が雨漏りの原因となっている可能性もあります。
外壁と、ドアや窓などの建具と外壁の隙間はゴムのような少し柔らかい素材で埋められており、これが雨水の侵入を防いでくれます。
これをコーキング(シーリング)と呼び、建物にはなくてならない施工の一つです。
コーキング剤は年数が経つとひび割れたりボロボロのスポンジのようになって、その役割を果たせなくなることもあります。
すると雨の日にそこから水が侵入してしまうのです。
この事例なら目で見て原因を突き止めることもできるかもしれませんが、雨漏りは壁の内部で複雑な動きをしている事例も多いので油断せずプロの力を借りましょう!
雨漏り以外にも床や床下に水が溜まる原因があります。
特に床下に雨の日だけ水が溜まる場合、地下水の水位が上昇している可能性があります。
また、地面が排水性の低い粘土質である場合、強い雨が降り続いた時に排水しきれず、溜まった雨水が基礎の床面の高さを超えて、コンクリートの打ち継ぎ目などから侵入してきます。
こうして侵入した雨水が床下に溜まって排水ができていない状態です。この水がさらに水位を増すと床に流れこんできます。
築10年以内の新築の場合は瑕疵担保責任がありますので、家を施工した業者に連絡してください。
雨漏りとは呼べませんが、水が溢れて室内に侵入しているというパターンもあります。
これは、大雨や長雨により水が排水されきらずに、どこかであふれて下から侵入してきているというパターンで、床上浸水を想像してもらえるとわかりやすいと思います。
近年は台風の大型化や豪雨なども増えており、床上浸水の被害も増えていますが、実はちょっと排水管が詰まっているだけで室内に水が浸入する可能性があります。
例えば、ベランダにはドレン管と言われる水を排水する排水管がありますが、これが落ち葉などで詰まってしまうと、ベランダに侵入した水がうまく排水されません。
その結果、ベランダに水が溜まり窓から室内に侵入してしまうケースもあります。
ベランダ以外でも、家の周囲の排水桝や側溝が詰まると水が溜まりやすくなり、溜まった水が床下や室内に侵入してくることはあるので、注意しましょう。
ドレン管の詰りは自分でも掃除できる部分もありますが、見えない部分で詰りがおこっている可能性もありますので解消されない場合は速やかに屋根修理業者に見てもらいましょう。
床下や床への浸水の原因として水道管の破損も考えられます。
水道管が破損している場合は、とめどなく水があふれてきて、被害が甚大になってしまうので、早急な対応が必要です。
水道管が原因の場合は、天候に関係なく漏水が生じる上に、止まることなく水が溢れてくるので雨漏りとの違いは分かりやすいと思います。
水道管と同じように排水管が原因の場合もあり、シンクやお風呂、トイレの排水が床下で漏水して、水が漏れてくることもあります。
こちらも、原因の特定は比較的容易です。
水道管は地中にあることから目で見て劣化の判断をすることができない分、気が付いたら破損していたというケースが大概かと思います。
寒い日に水道が凍らないように気を付け、水が濁る等の症状がられた場合は専門の業者に相談するなどの予防策が必要です。
床から侵入する雨漏りは見つけた時にはすでに見えないところでもっと大きな問題になってしまっている可能性があります。
床や床下への浸水を放置すると以下のようなリスクがあります。
長期間にわたって床下に水がたまると、建物の柱や構造部分が湿気や水分にさらされることになります。
特に木造建築では、湿気が柱や土台に浸透して、腐食を引き起こすことがあります。
腐食した柱は家を支える力が低下して、建物全体の安定性や耐震性に影響を及ぼす危険性があります。
水がたまると、シロアリの生息条件が整いやすくなります。
シロアリは湿った木材が大好物です。そのため床下に水が溜っていると家の構造部分にシロアリが寄ってきてしまいます。シロアリによる被害は建物の木材部分を食害し、重大な構造的な問題を引き起こす可能性があります。
シロアリに被害を受けると駆除費用もかかるうえに、建物の耐久性や耐震性も低下してしまいます。
水が溜まると、湿度が上昇しやすくなります。この高湿度の環境はカビの繁殖に適しています。
床下にカビが発生すると、その胞子が建物内に拡散して、室内の空気の質を悪化させてしまうだけでなく、住人の健康にも影響を与える可能性があります。
特にアレルギー反応や呼吸器系の健康被害を引き起こす恐れがあります。
床下に水が長期間たまると、地盤や基礎にも影響を与えることがあります。
特にコンクリートなどの材料は水によって浸食され、結果としてクラックや爆裂が生じることがあります。これにより建物の基礎の強度が低下し、建物全体の安定性に影響を及ぼす可能性があります。
家を支える大切な基礎を守るためにも、早めに調査が必要です。
外壁や屋根、そしてコーキングやベランダ防水など建物の劣化は、建物の点検やメンテナンス次第で予防することができます。
毎年夏の台風シーズンには屋根の破損などで屋根修理業者は大変忙しく、早急に対応してもらえないこともあります。
そんな忙しい時期に手の空いている業者がいても、割高な工事費用を請求されたりいい加減な工事を施されてしまう可能性も否定できません。
台風シーズンがやってくる前に大切な家の点検やメンテナンスをすることをおすすめいたします。
また雨漏り以外にも配管の劣化や排水管の詰まりなどにも注意が必要です。
大切な家を長持ちさせるためにも、家の定期的な点検を受けることが重要です。
雨漏り修理で最も重要なことは、早期発見・早期対策です。
雨漏りを放置していても自然に直ることはなく、家に中に入り込んだ雨水は腐食を起こすなど気が付かないうちに被害を拡大させてしまいます。
床下にいつの間にか水がたまっていてもなかなか気が付かないものです。気づいたときには床下が腐食していたなどということのないように、何かおかしいなと思ったらすぐに専門業者に相談してください。
早めに修理や調査を依頼することで、被害が小さなうちに修理が行え、修理費用も安くなります。
「雨漏り修理の達人」では、厳しい審査基準を満たした優良業者を地域で検索できるほか、各業者の費用や特徴、実績を知ることができます。
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
※営業電話は一切いたしませんのでご安心ください。
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設計士のコメント
普通に考えたら、地面から5cmも上のラインを超えて水が浸入してくることは考えにくいでしょう。
しかし、例えば基礎に適切な処理がなされないまま打継ラインに接して花壇を作って土を入れた場合などは、土が含んだ水分が打継ラインから徐々に内部に浸水していくという可能性があります。
打継ラインからの浸水は、こうした外構工事との絡みで設計GLが一部スラブ天を超えてしまい、問題箇所ができてしまうことが多いです。
床下に溜まった水は、日が当たらず乾きにくいので、土台などの構造上大切な部位が長期間湿気に晒されることになり、家の劣化を早めます。
大雨や長雨のタイミングで床下点検口から基礎の中を見渡してみるなどして、早期に気付くことが被害を最小限で抑えることに繋がります。