ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
ホームセンターにも雨漏り補修に使える道具が販売されているのは、ご存知でしょうか?
現在は種類も豊富で、手軽なものから本格的なものまでさまざまなものが手に入ります。雨漏りは迅速な対応が求められるため、急な雨漏りに備えるために道具を揃えておくことをおすすめします。
そこで今回は、ホームセンターで買える雨漏り補修の道具について解説します。雨漏りが実際に起きた場合の応急処置についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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ここでは、ホームセンターで買える雨漏り補修道具をご紹介します。補修道具は以下の10点です。加えて、上級編としてDIYに慣れている方向けの道具も2つ紹介します。
【上級編】
それぞれ解説します。
シーリングはコーキングとも呼びます。どちらも明確な違いはなく壁同士や目地、隙間を埋める際に使用され防水性に優れた素材です。この記事ではシーリングの名称でお話します。
シーリングは防水性に優れた接着剤です。身近なものだと洗面台やお風呂場など水回りによく使われています。シーリングの役割は水が浸入しないよう隙間を埋めることです。
補修の際はコーキングガンと呼ばれる工具とセットで使用します。コーキングガンはシーリング剤を容器から押し出すために必要な道具です。ホームセンターにはシーリングと同じ場所に置かれています。
シーリングを行う際は、コーキングガン以外にヘラや刷毛(はけ)、プライマー、カッター、マスキングテープなどを揃える必要があります。
雨漏りの補修にもシーリングは有効です。しかし、雨漏りの箇所を特定していないまま使用すると余計に雨漏りの被害を広げる恐れがあるため、正しい知識を持って作業は行うようにしましょう。
シーリングについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
プライマーはシーリングの密着性を高める下地処理剤です。シーリングのみでも接着は可能ですが、プライマーを使用することで密着度が高くなります。
パテは凹凸面を滑らかにするペースト状の材料で硬化後は硬くなります。外壁材や屋根材のひび割れやへこみの補修に使用する材料です。
補修する際はシーリングだけでなく状況に応じてプライマやーパテもあわせて使うと、しっかりした補修ができます。また、プライマーやパテはシーリング剤ごとに適した商品があるので、間違いないように注意しましょう。
補修スプレーは、雨漏りを止めたい箇所に吹きかけるだけで応急処置ができる雨漏り補修用のスプレーです。吹き付けるだけで誰でもかんたんに使用できます。
外壁の小さなひび割れや穴埋め、窓のサッシ周辺のシーリング剤として使えます。補修スプレーには使用する場所や用途に適した環境でないと効果がないため、環境に適した商品を選ぶようにしましょう。
防水テープは防水加工された補修用のテープです。ガムテープのような形状で雨漏りの応急処置として使用可能です。種類も耐熱性の高いものやクッション性のあるもの、ブチルゴム系素材、アクリル素材など幅広いラインナップがあります。
種類も屋根の雨漏りや配管用、外壁用などが販売されているため、使用箇所や用途に適したものを選ぶことが大切です。
使用する際は必要な長さに切って使用します。防水テープを貼る際は接着面の汚れや水滴を取り除いて使用すると密着性が高まります。
注意点としてむやみに貼り付けてしまうと、水の流れが変わってしまい違う箇所から雨漏りする可能性もあるため、貼る場所には気をつけましょう。
<ファストフラッシュ>
株式会社タイセイが販売する「ファストフラッシュ」という商品があります。柔軟性と伸縮性に優れた素材を使用し、切って貼るだけのかんたん補修シートです。
柔軟性があるため雨樋や配管の補修、ベランダなどさまざまな用途に使用できます。ハサミやカッターでカットできるため、女性の方でもかんたんに使用できる雨漏り補修用シートです。こちらもホームセンターで入手可能です。
マスキングテープだけで補修はできませんが、シーリングや後述する防水塗料をする際に用意しておきたい材料です。
マスキングテープはシーリング材や塗料を付着させたくない箇所を養生します。かんたんに切って使用でき、弱粘着のためかんたんに剥がせます。
吸水シートは水を吸い取るシートです。少ない面積で大量に水を吸い取れます。吸水能力も高く10リットルの水を5〜10分程度で吸水可能です。
雨水が漏れている箇所に置くだけで応急処置が可能です。天井から水が垂れてくる場合は、屋根裏に設置すると水が垂れてきません。絞ったあとは天日干しをすれば再利用も可能で、ホームセンターで2,000〜3,000円程度で入手できます。
ブルーシートは雨漏りの箇所が特定できていない場合の応急処置としておすすめのシートです。屋根や外壁などの広範囲をカバーできるのが特徴です。
設置する際はテープで固定するか、土のうなどを乗せて飛ばされないようにします。ブルーシートは「#1000」などの番号が振られており、数字が大きくなるにつれて耐久性は高くなりますが厚みがでて重くなります。
屋外で使用する場合は耐久性のある「#3000番台」かそれ以上の数値がおすすめです。また、屋根などの高所で使用する際は転落の危険性があるため、なるべく業者に任せるようにしましょう。
天井から雨漏りしている場合はバケツが有効です。バケツの水ハネが気になる場合は、バケツの中に雑巾や吸水シートを敷いておくと水ハネを防げます。
また、バケツの周りにも吸水シートやブルーシートを敷いておくと床が濡れなくて済みます。バケツがなければ洗面器やコップ、大きなお皿などで代用しましょう。
安全靴やヘルメットは、屋根や滑りやすい場所などで安全に作業する場合に揃えて置きたいアイテムです。手袋はシーリングの汚れや手の怪我を防いでくれます。
安全靴は屋根などの屋外や水を扱う作業現場では必須のアイテムです。滑りにくさだけでなく防水性や耐熱性、耐油性などさまざまな種類が発売されています。
ヘルメットは転落や転倒、落下物に対して頭を保護してくれます。屋根に登る際は必ず着用してから登るようにしましょう。
屋根や高所で作業する際ははしごや脚立を使用しましょう。作業する際は必ず2人1組で行い、もう1人がはしごや脚立を支えて安全性を確保した状態で行うようにしましょう。
ルーフィングは屋根材の下に敷く防水シートで、ホームセンターで入手可能です。通常ルーフィングの設置には、タッカーと呼ばれる建築用のホッチキスで固定しますが、粘着式ルーフィングは裏面が粘着テープになっているため貼るだけで固定が可能です。
ただし、ホームセンターで販売されているものは強度や粘着性が低いものがあります。加えて、ルーフィングはきれいに貼るには技術がいるため、作業に慣れている方が行うようにしましょう。
防水塗料はコンクリートの陸屋根やベランダ・バルコニーに使用可能な塗料です。1mm程度の小さなひび割れであれば防水塗料で雨漏りの応急処置は可能です。
防水塗料は弾力性に優れているためひび割れしにくく、耐候性や耐久性にも優れています。ローラーや刷毛で簡単にきれいに塗れるものや、下塗り用と上塗り用がセットになったものがホームセンターで販売されています。
雨漏りが実際に起きた場合、雨漏り専門業者に調査を依頼し発生原因と理由を特定し、適切な対処が重要です。
しかし「雨水が室内に入り込み、今すぐ対処が必要」といった場合もあると思います。そのような状況が起こったときのための、雨漏りの応急処置を場所別に解説します。
ひび割れや欠けている箇所からの雨漏りの場合は、防水テープを貼って雨水の浸入を一時的に止めます。ひび割れや欠けの箇所をきれいに清掃して貼るとはがれにくくなります。
雨漏りの箇所を特定できていない場合はブルーシートをかけ、飛ばされないように土のうで固定しましょう。防水テープを貼った上に二重の対策でブルーシートをかけるのも有効です。
外壁塗装の劣化によるひび割れやはがれ、外壁材同士をつなげるシーリングの劣化によっても雨漏りは起こります。
ひび割れや欠け、シーリングの隙間から雨水が浸入しているようであれば防水テープを貼って雨水の浸入を防ぎます。1mm程度のひび割れであればシーリングでも補修は可能です。
また、シーリングのひび割れや劣化による隙間は、シーリングを上から充填することで一時的に雨漏りを止めることはできますが、密着性は低くなります。シーリングを一度すべて撤去してから充填し直すと密着性は向上します。ただし、技術を要する作業のためプロに任せるようにしましょう。
天井から水滴が垂れるようであれば、床にバケツを置いて雨水を受け止めます。屋根裏に入れるようであれば、天井から漏れている箇所に吸水シートを置くことでも雨水を止められます。
天井から漏れている場合、下に家具や家電が置いてある場合は移動させるようにしましょう。家具が濡れると腐食の原因になり、家電の場合は漏電につながる可能性があります。
窓やサッシ周辺も雨漏りしやすい場所です。窓やサッシから雨漏りしている場合は、窓の下に水が溜まりやすくなるため吸水シートや雑巾で水を吸い取るようにしましょう。
カーテンがある場合は一時的に取り外すことをおすすめします。カーテンが濡れてそのまま放置するとカビが発生しやすくなるため、取り外してしまった方が被害が最小限になります。
ベランダやバルコニーは、排水溝のゴミの詰まりや防水塗装の劣化が原因で雨漏りが起きます。ゴミが詰まることでうまく排水できずに、ベランダやバルコニーに水がたまり室内に浸入します。
防水塗装が劣化しひび割れが起きると、コンクリートの中に雨水が染み込み、中を伝って室内に浸入することもあるので注意が必要です。
ゴミの詰まりは排水溝をきれいに清掃し水の流れを確保します。コンクリートにひび割れた箇所があればブルーシートを覆って雨水の浸入を防ぐようにしましょう。
ここでは、雨漏り修理を自分でするメリット・デメリットについて解説します。
自分で雨漏りした場合プロに頼むより安くできるのはメリットです。上の章で解説したホームセンターで手に入る道具を使用すれば、費用を抑えて補修が可能です。ただし、後述するデメリットがあることを念頭において作業するようにしましょう。
自分で補修する場合、すぐに作業できたり自分のスケジュールに合わせてできたりする点はメリットです。
業者へ依頼した場合、日程が合わないと先延ばしになったり、希望日時でできなかったりする場合もあります。自分で作業できる場合は、相手の都合に合わせなくてよいので管理が楽になります。
雨漏りの知識がない場合、余計に雨漏りの被害を広げてしまう可能性があります。知識がない状態やむやみにひび割れなどの穴をふさいでしまうと、雨水がほかの箇所にながれてしまうことがあります。
雨漏りはプロでも原因や発生箇所を特定するのが難しいことがあり、素人が見極めるのは困難です。雨漏りは目に見えない場所にも広がっている可能性があり、散水調査や赤外線調査などの雨漏り調査を行い特定させることが重要です。
プロの雨漏り修理業者は下地処理や塗装の乾燥などの工程を時間をかけ丁寧に行います。素人が行う場合は下地処理があまく、乾燥時間も守られていないことがあります。
そうした工程を守らなければ修理した箇所から再発する可能性があり、時間や費用だけかかって、結果的にプロに任せた方がお得になることもあるのです。
屋根などの高所で作業をする場合、転落による大怪我をする危険があります。屋根での作業はプロでも転落事故が発生する危険な作業です。打ちどころが悪ければ亡くなる危険性があることは認識しておく必要があります。
雨漏りを修理する際は調査を行ったうえで適切な修理が必要です。雨漏り修理の費用相場は以下のとおりです。
上記以外にも足場代の15〜20万円程度や諸経費などの費用が発生します。修理業者によっても費用は異なるため、あくまで参考として捉えてください。
雨漏りの補修や修理はしっかりと調査を行い、適切な処置をすることが重要です。間違った補修は雨漏りが解決しないばかりでなく、余計に被害を拡大させてしまう恐れがあります。
雨漏り修理は実績のある専門業者への依頼をおすすめします。依頼する際は2〜3社から見積もりを取得し比較検討し相場を把握することが大切です。
今回は、ホームセンターで買える雨漏り補修に使える道具を上級編含めて12個紹介しました。ホームセンターにも雨漏り補修に使える道具は意外に多いのです。
防水テープや吸水シート、ブルーシート、バケツなどは比較的かんたんに使えるので、緊急時の道具として揃えておくことをおすすめします。
ご自身で補修する際は「雨漏り補修を自分でするメリット・デメリット」をよく理解したうえで行うようにしましょう。
応急処置をしなければいけない状況では、安全を確保したうえで無理のない範囲で行ってください。少しでも無理だと感じたら早急に雨漏り修理の専門業者へ相談してください。
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