ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
スレート屋根は、価格が安いうえ加工が容易で扱いやすいので多くの住宅に採用されている屋根材です。ただ、板状で薄いことから耐久性が低く割れや破損することもあり、それが原因で雨漏りや屋根材が落下する可能性があります。特に全体的に損傷している場合は、既存の屋根材を新しくする葺き替え工事をしたほうがよいでしょう。
ただ、葺き替え工事は大掛かりになって高くなりそう、といった不安もあるかと思います。この記事では、その工事の内容と費用がどのくいらかかるのか、詳しく解説していきますので、ご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
葺き替え工事は大がかかりで高額な工事になりますので、本当に葺き替えが必要なのかを判断することが大切です。業者の中には、部分補修や屋根の塗装工事で対応できる程度でも葺き替えを進めてきたり、逆に葺き替えをしなければいけないような状況なのにほかの工事を進めたり、といったこともあります。まずは、屋根業者に現状を確認してもらい、もし以下の点が当てはまれば葺き替え工事を検討してみてください。
スレート屋根の耐用年数は、一般的に20~30年と言われています。
定期的なメンテナンスを行っていたとしても、もともと耐久性が低い屋根材ですので、劣化が全体にわたっている場合は葺き替え工事を行ったほうがよいといえます。
スレート屋根は薄い板状の屋根材ですので、その表面の塗装がはがれてしまうと屋根材の防水性がなくなり、水を吸って腐敗しボロボロになります。また、水分を含んだ状態で放置しておくと、そこから雨漏りが発生する原因にもなります。
屋根から雨漏りが起こっているという状況なら、葺き替え工事を行うことをおすすめします。なぜなら、屋根だけの問題ではなく、内部の下地や木材まで水が浸透している状態なので、それを放置しておくと家自体の寿命を縮めることにもなりかねません。
葺き替え工事を検討するにあたって、費用も気になるところではありますが、どのくらいの期間がかかってどんな工事になるのかも気になりますよね。葺き替え作業の全工程が完了するまでは長くて2週間程度です。では、その工事の具体的な内容とそれにかかる期間についてご紹介していきます。
屋根の工事は高いところで作業になりますので安全を確保するために足場設置が必須となっています。設置作業は、おおよそ半日~1日程度です。
屋根材を新しく葺き替えますので、既存の屋根材をはずして撤去します。
この作業には1日ほどかかります。
下地板である野地板劣化していれば補強や必要なら取り換えを行い、その後防水紙のルーフィングを張り替えます。この作業は1日ほどかかります。
軒先から新しい屋根材を葺いていきます。作業時間は、屋根の大きさや形によってかかる時間が変わりますが、1~4日ほどで終了します。
屋根の頂点や四隅に設置している板金など、細かいパーツをしかりと固定していきます。この作業には半日ほどかかります。
屋根の葺き替え作業が完了し最終チェックが終わった後、掃除と片づけを行い足場の解体をしていきます。解体も設置と同じくらいの時間がかかりますので、1日ほど見ておいてください。
では、工事にかかる費用をみていきましょう。
スレート屋根から同じ屋根材で葺き替えすることはもちろん可能ですが、これを機にほかの屋根材に葺き替えるのも一つの手です。屋根材の種類によって費用が大きく異なり、またそれぞれの特徴も違います。ご予算と自分の家に適した屋根材選びをしてみてください。
単価 | 耐久年数 | 特徴 | |
---|---|---|---|
スレート屋根 | 15,000~20,000円 /㎡ | 20~30年 | メリット:低価格、デザインが豊富 デメリット:耐久性が低くメンテが必要 |
ガルバリウム鋼板 | 50,00~90,000円 /㎡ | 25~40年 | メリット:デザイン性があって耐久性が高い デメリット:対応できる業者が少ない |
セメント瓦 | 5,000~10,000円 /㎡ | 25~30年 | メリット:デザイン性と機能性に優れている デメリット:割れやすくメンテが必要 |
また、作業工程によっても費用がかかります。下記はスレート屋根葺き替え工事に伴う作業料金の内訳の例です。
施工内容 | 単価 |
---|---|
屋根材の撤去 | 2,000~3,000円 /㎡ |
アスベスト処理 | 30,000~60,000円 |
下地補修 | 1,500~3,000円 /㎡ |
防水シート張り替え | 900円〜1,200円 /㎡ |
棟板金の取り換え | 3,500~5,000円 /m |
結局のところ、スレート屋根の全面葺き替えの費用は、平均的な相場で90~200万くらい、重ね葺きと呼ばれるカバー工法の場合でも70~150万程度かかります。いざ葺き替えとなるとまとまった金額が必要になりますので、今の屋根材がスレートでしたら、耐用年数が20~30年の間に10年ごとの定期的に塗装をしてできるだけ長持ちをさせるためにメンテナンスを行いましょう。また、葺き替えが必要になった場合、依頼先によって費用が異なりますので、できるだけ多くの屋根工事業者に見積もりをとってみて、適正価格で施工してくれる信頼できる業者を選んでいただき、家の状況に適した屋根材を検討することをおすすめします。
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