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雨漏り修理の基礎知識
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雨漏り修理は悪徳業者に要注意!詐欺を見抜くポイントは?

雨漏りは突然やってきて、皆様の大切なお住まいに大きな爪痕を残します。
「すぐに何とかしなければいけない」と考え、しっかり雨漏り修理業者を比較検討せず適当な業者を選んでしまい、悪徳業者の被害に遭われる方も多いようです。
また、雨漏り修理費用を安く抑えたいという思いから、ついインターネットで調べた「格安」を謳う業者に雨漏り修理を頼まれる方も多いです。
しかし、雨漏りは建物の寿命を縮めかねない重大なトラブルのため、対処の仕方を間違うと大変なことになります。
ここでは、雨漏り修理を悪徳業者・格安業者に頼むとどうなるか?
また、悪徳業者の詐欺を見抜くポイントなどを解説します。

雨漏り修理は悪徳業者・格安業者に要注意!詐欺を見抜くポイントは?

雨漏り修理・屋根リフォームの費用は修理業者によって違うの?

結論からお伝えすると、どんな雨漏り修理業者を選ぶかで費用は大きく異なります
雨漏り修理の達人に登録している業者のような『職人直営店』に工事を依頼した時の費用が相場通り、適正価格だとすると、
・大手ハウスメーカーや悪徳修理業者は相場より費用が高額になる
・格安業者はその名の通り格安だが、手抜き工事が横行している
と言えるでしょう。
具体的に見ていきましょう。

大手ハウスメーカーは雨漏り修理の費用が高額になりがち

大手ハウスメーカーに雨漏り修理を依頼した場合、その会社の人間が直接工事を行うことはほとんどありません。
ほとんどの場合で、下請け修理業者に工事を丸投げします。
そのため、工事内容は適正でしっかりしたものであっても、元請けと下請けの業者間で発生する中間マージンが工事代金に上乗せされるため、費用が高額になるケースが多いです。
中間マージンは業者間の仲介手数料のようなものなので、雨漏り修理とは直接関係の無い費用です。
できれば工事代金に上乗せしてほしくない費用ですね。

悪徳修理業者の雨漏り修理の費用はぼったくりのような金額になる

悪徳修理業者は何よりも自社の利益を追求しようとします。
そのため、皆様が少しでも雨漏り修理・屋根リフォームについて知らないとわかれば、あの手この手で騙そうとしてきます。
雨漏り修理に不要な工事の提案や見積もり金額の水増し、そして見積書通りの工事を行わない手抜き工事です。
実際に、120万円の屋根葺き替え工事に対して、250万円という倍以上の見積もりを出してきた業者がいたというケースもあります。
そもそも、最初から皆様に対して嘘をつくような修理業者の施工は信用できないですよね。
悪徳修理業者に依頼してしまうと、手抜き工事をされた上にぼったくりのような費用を請求される恐れがあります。

格安修理業者に依頼すると費用は安いが雨漏りが再発するリスクが高まる

雨漏り修理・屋根リフォームにおいて、格安修理業者に依頼するメリットはその工事費用の安さ、それのみです。
たしかに費用が安いのは嬉しいですが、雨漏りが再発しては何の意味もありません。
しかし、費用が他の修理業者と比べて格安ということは、必ず何かを無理している、もしくは削減しているということに他なりません。
削減の対象として真っ先に考えつくのが、人件費・材料費です。
人件費を削るために必要な工程を省き工期を短くする材料費を削るために屋根内部など見えない箇所に本来必要な建材を使用しない、など手抜き工事が行われます。
雨漏り修理は的確な修理工事はもちろん、その後の経過観察も含めて長く付き合う必要があります。
格安修理業者に依頼するということは、安物買いの銭失い以外の何者でもないと言えるでしょう。

訪問販売を行う雨漏り修理業者には注意が必要

後述で詳しく説明しますが、訪問販売を行う雨漏り修理業者には注意が必要です。
なぜなら、訪問販売を行っている会社は、大手ハウスメーカーと同じように自社で雨漏り修理を行うことはありません。
皆様と契約を結んだ後は、その依頼をすべて下請け業者に丸投げしています。
大手ハウスメーカーはその知名度・ネームバリューで受注し、訪問販売は営業で受注しているという点以外に違いが無いのです。
さらに、訪問販売で契約を結ぶことに最も注力しているので、営業の際にあの手この手で皆様を騙そうとします
実際、雨漏り修理・屋根リフォームにおいて消費者庁にトラブルとして報告されている事例の半分以上が訪問販売業者によるものです。
その手口については後述するので、ぜひご一読ください。

雨漏り修理・屋根リフォームの費用が火災保険で0円になるの?

雨漏り修理・屋根リフォームの費用が火災保険で0円になるの?

雨漏り修理・屋根リフォームにおいて、火災保険を活用すれば費用が0円になるというのを聞いたことはないでしょうか?
これは訪問販売を行っている会社の営業マンの常套句です。
「0円で雨漏り修理ができる」と聞くと、つい魅力的に感じてしまいますよね。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。

火災保険は自然災害による雨漏りに適用される

ここが最も大きなポイントですが、火災保険は「自然災害によって建物に被害が発生した場合に適用される」と定められています。
この自然災害のことを「風災」と言います。
「風災」の具体例としては、台風・竜巻・暴風・突風・雹(ひょう)などです。
つまり、自然災害が起こっておらず、ただの経年劣化による雨漏り修理には火災保険は適用されないということです。

火災保険の申請を行うと、保険会社から委託を受けた第三者機関が現地調査を行います。
この第三者機関が「この屋根は火災や自然災害によって損傷した」と認めた場合、またその中でも、「屋根の損傷のうち、この部分は火災や自然災害によってできた損傷なので、この部分にのみ保険が適用できる」と判断を下します。
つまり、雨漏り修理業者が勝手に「火災保険が使えます」「保険で0円になります」と断言できる理由など無いのです。

雨漏り被害が発生してから3年以内の申請が必要

雨漏りの被害が甚大な場合は皆様も早く修理をしようと思われますが、被害が少ない場合には後回しにされる方もいらっしゃいます。
しかし、火災保険の申請は、「雨漏り被害が発生してから3年以内」と定められています。
もしこの期間を過ぎてしまえば、たとえ本当に自然災害による雨漏りだとしても保険が適用されることはないので注意が必要です。

保険の契約内容によっては修理費用が少ないと適用されない場合がある

ここも見落とされがちなポイントですが、保険の契約内容によっては、雨漏り修理の工事費用が少ないと保険が適用されない場合があります。
例えば、A社は15万円以上の修理工事、B社は20万円以上の修理工事にのみ適用と定めているのです。
雨漏り修理の費用がこの金額を下回ると、保険が適用されることはありません。
軽微な修理の場合によく起こるケースですので、自身が加入している火災保険の契約内容を改めて確認しておきましょう。

火災保険が適用されるまでは雨漏り修理工事の契約をしないように

「0円で雨漏り修理」を謳う訪問販売業者と契約を結んでしまい、火災保険の申請が通れば良いですがもし通らなかった場合、「すでに工事は始まっている」、もしくは「工事は終わっている」と言われ高額な費用を自己負担で請求されます。
肝心なのは、火災保険が適用されるまでは雨漏り修理工事の契約をしないようにすることです。
万が一契約を結んでしまった場合でも、火災保険の適用が確認できるまでは絶対に着工させてはいけません
本当に誠実な雨漏り修理業者であれば、「火災保険の申請はお勧めしますし申請のお手伝いはしますが、必ず申請が通るとは言えません」と言ってくれるでしょう。

雨漏り修理・屋根リフォームにおける詐欺の手口とは?

雨漏り修理・屋根リフォームにおける詐欺の手口とは?

ここまでで、雨漏り修理・屋根リフォームにおけるトラブルの半分以上が訪問販売業者によるものとお伝えしました。
では実際にどのような手口で皆様を騙し、強引に契約を結んでいるのでしょうか?
前項でご紹介した「火災保険を使って雨漏り修理を0円で」という手口以外も見ていきましょう。

屋根に不具合・劣化が見えた

ある日突然営業マンがやってきて、「下から見てたんですが、屋根に不具合・劣化がありますね。このままだと雨漏りしますよ!」と言われた経験はありませんか?
訪問販売業者が最もよく使う手口です。
急に屋根修理業者を名乗る人間に「屋根に不具合がある」と言われると心配になりますが、安心してください。
屋根診断・雨漏り診断は専門業者が実際に屋根に登り、目視と散水調査をしてはじめて正確な診断ができます。
下から見ただけで雨漏りするかどうか簡単に判断できるようなものでは決してないのです。
つまり、皆様の不安を煽って契約を結ぼうとしているだけなのです。
仮に本当に不具合があったとしても、今日明日で雨漏りがすぐに起こる訳ではありません。
ご自身で雨漏り修理業者を調べ、相見積もりを取って比較検討する時間は十分にあります。
突然やってきた訪問販売業者と焦って契約を結ぶ必要など全くありません。

定期点検・無料点検

「このエリアで屋根の定期点検を無料で回らせてもらってます!」
これも訪問販売業者がよく使う手口です。
そもそも、依頼されてもいないのに点検を無料で行って何のメリットがあるのでしょう?
この場合、無料点検を装って屋根に登ろうとしますが、皆様からの死角で瓦を割ったりと蛮行が行われます
そして、自分が割った瓦の写真を撮り、「ほら、破損箇所が見つかりました!修理しましょう!」と契約を迫るのです。
ご自身で頼んでもいない見ず知らずの業者を屋根に登らせてはいけません。

近所で雨漏り修理・屋根リフォームするので挨拶に来た

これはいかにもそれらしい理由ですが、挨拶と同時に上述の「屋根に不具合・劣化が見えた」「定期点検・無料点検」に結び付けようとしてきます
この場合、「どの家で工事するの?」と逆に尋ねてみましょう。
もちろん、本当に工事が行われる場合でも、見ず知らずの業者といきなり契約を結ぶ必要など全くありません。

キャンペーン・無料モニター

実際に外壁塗装工事などでは、人通りの多い十字路の角にある住まいなどは塗料のモニターとして安く外壁塗装をしてもらえることがあるそうです。
しかしこの場合、人通りの多い十字路の角、さらに人の目に入りやすい外壁といくつも条件があります。
例えば、奥まった路地にある見上げないと見えない屋根の工事をキャンペーン、もしくはモニターとして行って、その業者に何のメリットがあるのでしょう?
このケースでは、最初にキャンペーンや無料を謳っておきながら、「その前に大掛かりな修繕工事が必要」「工事してたら〇〇という不具合が見つかった」など、別で追加費用を請求される恐れがあります。

雨漏り修理・屋根リフォームを悪徳業者に依頼したらどうなる?

雨漏り修理・屋根リフォームを悪徳業者に依頼したらどうなる?

前項では、悪徳業者・訪問販売業者が皆様を騙す手口をご紹介しましたが、実際に悪徳業者・訪問販売業者と契約を結んでしまい、雨漏り修理が行われたとしたらどうなるのでしょう?
もちろんすべての訪問販売業者が悪徳業者と断定はできませんが、以下のような事態が起こるリスクが高くなります。

雨漏りの原因箇所が特定できない

雨漏りの原因箇所の特定は専門業者にも難しい作業で、工事を進めて屋根を剥がしたら新たな原因箇所が見つかった、というケースもあります。
つまり、特定の精度が雨漏り修理業者の経験と知識による部分が大きいのです。
悪徳業者は当然経験と知識に乏しく、また契約を結んで工事代金さえ回収できればそれで良いので、根気強く原因箇所を見つけようともしません。
そのため、一時的にはコーキングなどで雨漏りが止まるかもしれませんが、根本的に解決されずに終わるケースが多いです。

すぐに雨漏りが再発する

上記の話とも繋がりますが、雨漏りの原因箇所が特定できていないのですぐに雨漏りが再発します
雨漏りによって屋内や家財道具に被害が出るのはもちろんですが、一度「直った」と思ったところに雨漏りが再発すると、最初に雨漏りが発生した時より精神的なストレスは大きくなります

修理作業によって新たに別の不具合を引き起こす

これが一番起こってはいけない事態でもありますが、適切でない雨漏り修理は別の不具合を新たに引き起こす恐れがあります
例えば、雑な修理工事によって屋根上の雨水が流れる経路が変わってしまい、一箇所に想定以上の水が流れ込むようになってしまいそこから雨漏りが発生する、といったケースです。
一般的な雨漏り修理業者であれば、仮に一度で雨漏りが止められなくても、上述のように他に新たに不具合を引き起こすような工事はしません。
悪徳業者は、「とりあえず数日雨漏りが止まれば良い」という姿勢で工事を行うため、このような事態になってしまうのです。

結局別の業者に再度修理を依頼するなど無駄な費用がかかる

雨漏りが直らなければ、当然再度雨漏り修理業者に修理を依頼することになります。
当然一度施工を行った業者にも工事代金は支払っているので、二度工事代金を支払うことになってしまいます
格安の雨漏り修理業者に工事を依頼した場合によく起こるケースです。
結局費用と時間の両方を無駄にしてしまうため、一回で信頼できる雨漏り修理業者に依頼してけば良かった、となってしまうのです。

雨漏り修理・屋根リフォームの悪徳修理業者の見極め方

雨漏り修理・屋根リフォームの悪徳修理業者の見極め方

ここまで、悪徳業者の手口や被害を見てきましたが、それではどうやって優良業者と悪徳業者を見分ければ良いのでしょうか?
すべてに当てはまっている必要はありませんが、当てはまっている項目が多いほど優良な雨漏り修理業者であると言えるポイントをご紹介します。

依頼する業者と実際に施行する業者が分かれていないかどうか

雨漏り修理を依頼した業者に、実際には誰が雨漏り修理工事を行うのかを確認しましょう。
大手ハウスメーカー、訪問販売業者の場合は、ほとんどの場合実際に施工をするのは別の下請け業者になります。
下請け業者による施工のすべてが粗悪な工事とは言えませんが、トラブルが起こった際に元請けと下請けで責任の押し付けあいになるケースがあります。
また、ちょっとしたお願いでも「元請けに確認しないと〜」という場合が多く、急を要する雨漏り修理においてスピード感に欠ける場合が多いです。
元請けと下請けの業者間で発生する中間マージンも工事代金に上乗せされるので、費用も高額になります。
自社の職人のみで施工を行う業者に依頼する方が、早さ・費用の両方で満足できるでしょう。

きちんと屋根に上がって現地調査を行うかどうか

雨漏り診断・屋根診断は必ず屋根に登って行います。
訪問販売業者のように「下から見て〜」は論外です
また、雨漏りを再現するために散水調査を行い、雨漏りの原因箇所を絞り込んでいきます。
目視だけで雨漏り箇所を判断しようとし、しっかり散水調査を行わない雨漏り修理業者は、的確に雨漏りの原因を特定することができないかもしれないので注意が必要です。

状況を写真や動画で残し、しっかり修理方法を説明してくれるかどうか

屋根は下からではすべてを見ることができず、また容易に登ることもできません。
そんな見えない箇所だからこそ、現在の屋根の状況を写真や動画で残し、お客様と一緒に見ながら丁寧に修理方法を説明するのが雨漏り修理業者の務めでもあります。
見えない箇所なので、どんな工事をされてもすべてを正確に確認することは難しいです。
嘘のつきやすい、何とでも説明ができてしまう箇所だからこそ、写真や動画で丁寧に説明してくれる雨漏り修理業者の方が信頼して工事を任せることができるでしょう。

雨漏り診断士が在籍しているかどうか

雨漏り診断士とは、NPO法人雨漏り診断士協会から認められた資格者です。
この資格は、一定以上の雨漏りに対する知識を持っているという証明にもなるので安心です。
しかし、屋根工事に携わる職人の中には、「工事は資格でするものじゃない」という昔気質な考えから、資格を取得していない人も多いのが実情です。
実際、雨漏り修理の経験と知識が豊富であれば資格は必要無いと言えば必要が無いので、あくまで参考程度に考えておきましょう。

見積書が一式表記になっていないかどうか

本来見積書には、「〇〇という工事に〇〇円、〇〇という材料に〇〇円」と事細かに記載されているべきです。
しかし中には、詳細な記載が無く「雨漏り修理工事一式」とまとめられている見積書があります。
「一式」でまとめられてしまっては、何にいくらかかるのかが不明瞭になってしまいます。
また、含まれていると思っていた工事が含まれておらず、尋ねると「その工事は追加作業になります」と言われた…といったトラブルの原因にもなります。
見積書は雨漏り修理業者が「皆様からお預りする大切な工事代金を、このように使います」と明らかにするためのものです。
大切な工事内訳がまったくわからない「一式」表記は論外です。

見積もりについて詳しい説明をしてくれるかどうか

上述のように「一式」表記でない見積書でも、記載の内容は一般の方にとっては馴染みの無いものばかりです。
建材の名前や屋根の部位、工法など知らない単語が多く並んでいるケースも多いです。
そんな皆様にとって馴染みの薄い見積書だからこそ、一つ一つの項目を丁寧に説明してくれる雨漏り修理業者の方が信頼できると言えるでしょう。

大幅な値引きがされていないかどうか

雨漏り修理に限ったことではないですが、どんな工事にも適正価格があり、適切な工事を行うために最低限必要な費用というものが存在します。
にも関わらず、20万円以上の大幅な値引きをしてくる業者が存在します。
数万円の値引きなら企業努力でなんとかなるかもしれませんが、20万円以上の大幅な値引きをすると最低限必要な費用を下回る場合が多いです。
となると、工事を終わらせるには手抜き工事をするしかなくなってしまいます。
理由の無い、または不明瞭な理由で大幅な値引きを行い、安さだけを売りにしてくる業者には注意が必要です。

雨漏り修理で修理業者選びが重要な理由とは?

雨漏り修理で修理業者選びが重要な理由とは?

近年、インターネットで検索すれば簡単に雨漏り修理業者を探すことができます。
例えば、インターネットで見つけた雨漏り修理業者に連絡をとると、即日状態を見に来てくれてその場で修理に取り掛り、その日のうちに修理が完了する、といったこともあるかもしれません。
これはとても便利で有難いように感じますが、実際には大学生のアルバイトや雨漏り修理の経験のないスタッフが作業にあたり、表面的な亀裂にコーキング処理を施す、割れている瓦を取り換える、といった作業だけで終わることも多いのです。
雨漏り修理業者とは名ばかりで、市販のコーキング材を買ってきてコーキング処理を行うだけで日当の15,000円を手にするといった場合すらあるのです。

このような雨漏り修理業者による修理でも、作業が終わった直後はたしかに一時的に雨漏りは止まるかもしれません。
しかし、雨漏りの根本的な原因が直っていない場合が多く、結果的にさらに大きな被害をもたらす恐れがあります。

つまり、「雨漏り修理業者に診てもらったんだしこれでもう大丈夫」と思っていたのに、実は外からは見えない建物内部の雨漏りを見過ごしており、建物の構造的に重要な箇所の腐食・劣化が進んでしまうという事態を招きかねないということです。
こうなってしまうと、建物の寿命自体を縮めかねません。
さらに、屋根裏や壁の内部は電気関係の配線も通っているため、その箇所の雨漏りを見過ごすということは漏電・火災のリスクを高めてしまうのです。

適当な雨漏り修理業者・悪徳業者は、あくまでも目に見える表面的な部分のみの修理で作業を完了してしまいます。
建物の内部や屋根の野地板や壁内部などは決して手を加えないので、雨漏りが放置されてしまい腐食・劣化が進むのです。
また、ちゃんとした知識が無いために不要な箇所にまで手を加えてしまったために、建物構造に影響が出てしまい別のトラブルを引き起こしたという事例もあります。

雨漏りは適切な処置を間違えると、建物全体に悪影響を及ぼします。
そんな雨漏りの修理だからこそ、適当に修理業者を選ぶのではなく、早く修理したいという気持ちを抑えて相見積もりをとり、じっくり慎重に業者を選ぶことが大切です。

雨漏り修理は悪徳業者・格安業者に要注意!まとめ

雨漏り修理や屋根リフォームは決して安い工事ではないですし、雨漏りの場合は焦って当然です。
しかし、屋根は大切なお住まいを守ってくれている、建物の中でも非常に大事な部分ですので、「安かろう悪かろう」では何の意味もありません。
少なくとも、この記事でご紹介したような手口で契約を迫ってくるような雨漏り修理業者は疑ってみるのが吉です。

雨漏り修理で一番大切なのは、『雨漏りの原因をしっかりと調査する・突き止める』ということです。
施工に対する技術力は雨漏り修理業者を選ぶ上では重要なポイントであり、単に値段、価格が安いというだけで雨漏り修理業者を選んではいけません。
大切な家を守るために、「格安」「無料」「キャンペーン」など甘い言葉に騙されずに雨漏り修理業者を選んでください。

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