ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
千葉市花見川区にお住まいお客様より、棟がずれているようなので調査してほしいとのご依頼をいただきました。
現地調査を行ったところ、棟瓦以外にも瓦のズレがいつくか見受けられる状態でした。
土葺きではなく、桟木に引っかける工法で施工されており、施工の際に釘でしっかりと固定されていなかったことが原因かと思われます。
そうした生じた隙間から入り込んだのか、鳥が中で巣を作っている状態でした。
隙間があるとそこから水が入り込んで、屋根の内部を傷めてしまい、雨漏りを起こすリスクが高まってしまいます。
屋根材そのものは割れなどなく問題ない状態でしたので、お客様とご相談の上、葺き直しと棟の積み直しを行いました。
千葉市花見川区にて行ったモニエル瓦葺き直し・棟積み直し工事の様子をご紹介いたします。
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こちらが施工前の屋根の様子です。
棟の漆喰が劣化して棟がずれを起こしていました。
また、瓦がずれて屋根の中に鳥が巣を作っている状態でした。他にも数か所ズレがみられました。
こちらのモニエル瓦はセメント製の瓦で、今はもう生産されていません。
そのため割れなどがあると予備を探すのが難しく、同じ素材での葺き替えも困難になります。
葺き直しですので、今ある屋根材を再利用します。
まずは屋根材を割れないように丁寧に撤去して、下に下ろします。
モニエル瓦は1枚当たり約4.5kgあるため、落としたりしたら大変です。少しずつ慎重に下ろします。
瓦を撤去したら、古い防水シートを剥がします。
下地の状態を確認してベニヤに増し貼りを行ってからルーフィングを敷いていきます。
そしてその上から瓦を引っかけるための桟木を施工します。
桟木に引っかける形で屋根材を葺き、しっかりと固定します。
次は棟部の施工です。
棟部に芯木を施工して漆喰を詰め直した後、棟瓦を積み直していきます。
施工後の様子です。
棟瓦や桟瓦がずれて隙間ができており、内部に鳥が巣くっている状態でした。
葺き直しと棟の積み直しを行ったことで隙間がなくなり、棟のずれも解消して雨漏りリスクがなくなりました。
モニエル瓦は耐久性に優れた屋根材であり、耐用年数も30~40年と長くなっています。
しかしその下の防水シートや漆喰などは屋根材よりも早く劣化してしまいます。
またモニエル瓦に15年ほど何もメンテナンスを行っていない場合にコケや藻が生えていると表面の着色剤が劣化しているサインです。
モニエル瓦は現在は生産中止しています。
そのため割れなどが発生すると同じ素材の屋根材を入手するのは困難であり、葺き替えとなります。
またモニエル瓦を塗装する際には注意が必要です。
モニエル瓦はセメント製であり、上から着色スラリーという着色剤と、上からアクリル塗料のクリアー塗料が塗られており、防水性を保っています。
塗装の際にはこのスラリー層を綺麗に除去してから塗装を行わないと塗装が剥がれてしまいます。
この度は弊社に工事をご依頼いただきましてありがとうございました。
屋根の中に鳥の巣があってお客様も驚かれていましたが、屋根に隙間があると鳥やコウモリがいることが割とよくあります。
今回棟のズレに早めに気づかれたので、雨漏りなどが起こる前にメンテナンスが行なえてよかったです。
今後屋根のメンテナンスにつきまして何かありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
千葉市周辺の屋根修理はリエイトホームにお任せください。
現場住所 | 千葉市花見川区 |
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施工内容 | モニエル瓦葺き直し・棟積み直し工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 1週間 |
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