ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
横浜市栄区のお客様より、2階から雨漏りしているので修理をお願いしたとご相談を頂きました。お話を伺うと、以前知り合いの塗装業者に工事を依頼されたそうですが、その後も雨漏りは改善されなかったので、インターネットで当社を見つけてくださりお問い合わせをいただきました。
現地調査をおっこなったところ、雨漏りは2階の和室とトイレからしていました。屋根の状態を見るためドローンと目視で調べたところ、以前行った屋根塗装の際に縁切りを行ってなかったようで、水分が内部に滞って下地の野地板まで腐食が進んでいました。
既存の屋根材は、アーバニーでアスベストが含まれていることから、葺き替え工事をご提案し工事を行うことになりました。
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室内の雨漏りの状態はこのようになっていました。
こちらが屋根の施工前写真です。
既存の屋根材はケイミュー株式会社のアーバニーです。
以前は、屋根材の耐久性を高めるためアスベストを含まれた屋根材が多く出回り、この屋根材もその一つです。人体に悪影響を及ぼすこともあり、こちらの商品は1994年頃に製造中止されています。
耐久性は高いですが、うろこのようなスリットが入っていることから、割れやすいといったデメリットもあり、経年劣化により各所ひび割れてボロボロになっていました。
更に以前、屋根塗装によるメンテナンスを行ったようですが、その際に屋根材と屋根材の隙間を塗料で塞いでしまわないようにする縁切りという工程を行っておらず、水が内部に滞ってしまい、雨漏りを引き起こしてしまったようです。
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また、塗装の際にひび割れている部分をコーキングで埋めている箇所があり、適切ではない施工が行われていて雨漏りを悪化させていました。
施主様が雨漏りを非常に心配されていましたので、ご契約後すぐ該当の部分をブルーシートを覆い応急処置をさせて頂きました。
それでは、葺き替え工事の様子をご紹介します。
まずは、既存の屋根材と棟板金、貫板を撤去します。
棟板金の下にある木製の貫板はこのように腐食していました。
また屋根材を剥がしてみると、水が内部に侵入したことによって屋根材を固定している釘が錆びていました。
屋根材の下にあるルーフィングと呼ばれる防水シートにも水が溜まっている状態で、劣化が進み防水機能が果たされていませんでした。
先程もお伝えしましたが、既存の屋根材にはアスベストが含まれています。撤去の際はフレコンバッグという専用の袋につめて搬出します。
アスベストを解体する際は飛散する恐れがありますので、慎重かつ適切に作業を行う必要があります。当社では、「石綿作業主任者資格証」と「石綿調査資格者」を持っておりますので、安全・確実に作業を行うことが可能です。
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以下の写真は屋根材などすべて撤去した状態です。
ほうきなどでガレキやホコリを綺麗に掃除しております。
屋根材を支える土台である野地板が劣化し強度が低下していましたので、新しい構造用合板を上から増し張りを行いました。
今回、換気棟を設置するため通気口を設けています。
次に野地板の上から新しいルーフィングを屋根全体に張り込みます。
今回使用したのは、「エコルーフII」です。通気性と透湿性に優れていますので、雨漏りしている屋根に最適なルーフィングです。
ルーフィングの上から新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用したのは、ニチハ株式会社の「横暖ルーフαS」です。この屋根材は、軽量で耐震性に優れている他、断熱材が一体化されていますので、断熱性が高いというメリットもあります。
屋根材を葺き終えたら、各所に板金を施工していきます。
まずはじめに棟板金の下地となる貫板を設置します。
次に換気棟を取り付けます。
換気棟を設置することで、屋根裏の気温上昇を和らげ結露を防止し、家全体の断熱効果を向上させることができます。換気棟がある屋根は雨漏りしやすいと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、確実かつ適切な工程を踏めばその心配はありません(当社で行った中ではこれまで雨漏りは発生したことがありません)。
最後に棟板金を設置し完工です。
こちらが施工後の写真です。
下屋根も同様に施工を行いました。
雨漏り修理は、原因を確実に突き止め適切に工事を行うことが重要です。
今回、野地板やルーフィングなどの下地を含め、屋根全体が新築同様に新しくなりましたので、長年悩まされていた雨漏りの心配はなくなりました。また、断熱効果のある屋根材と換気棟によって、今後は1年を通じて快適にお過ごしいただけるかと思います。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました!
今回こちらの工事を行ったのは横浜市の株式会社福田総業です!
当社は雨漏り修理・屋根修理の専門店ですので、繰り返し発生する雨漏りでお困りならぜひご相談ください!
会社の詳細については下の「この施工を行った雨漏り修理の達人の詳細プロフィールへ」をクリックしてご覧ください。
現場住所 | 横浜市栄区若竹町 |
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施工内容 | 葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 大屋根、下屋根 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフαS(ニチハ) |
使用屋根材2 | エコルーフII(株式会社サポート) |
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