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雨漏り修理の施工実績
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大阪府岸和田市にて雨漏り修理〈瓦屋根からの葺き替え工事〉

PROFILEこの工事は私が担当しました

エーストラスト

株式会社エーストラスト 高橋 輝(たかはし あきら)

雨漏り診断士 登録番号第2019095号、石綿作業主任者 他

2019年度リフォーム(大・小)施工、100件超(新築除く)

一度でも手を付けた現場は、必ず漏水が止まるまで施工します!
お客様に「頼んで良かったよ」と言われるのが一番の喜びです。

詳細プロフィール公式HP

Before

岸和田市にて屋根葺き替え工事施工前 天井施工前

After

大阪府岸和田市にて雨漏り修理 葺き替え工事 完工 天井施工後

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

大阪府岸和田市のお客様より雨漏り修理のご依頼です。
階段上の天井に雨染みが出来ているので屋根の調査をして欲しいと、弊社にご連絡がありました。
調査に伺ったところ、瓦屋根の下地が傷んでおり雨水が漏れているのが判明しました。
屋根を下地から新しくする葺き替え工事と室内階段部分のクロス張り替えなど雨漏り補修も纏めておこないました。

先日岸和田市にて行った屋根の葺き替え工事と室内工事の様子をお伝えします。

葺き替え工事 施工前

岸和田市屋根葺き替え工事前岸和田市屋根葺き替え工事前

まずは屋根の葺き替え工事を行います。
こちらが施工前の状態です。

葺き替え工事 施工中の様子

既存の瓦の撤去

瓦の撤去葺き土

瓦屋根をはがすと下に土が見えますが、これは葺き土といい、瓦を固定するために用いられています。
こうした土を用いて瓦を葺くのを土葺きといい、こうして土を利用して屋根を葺く工法を湿式工法と呼びます。
昭和20年以前に建造された木造住宅ではこの湿式工法で建てられた家が多くなっています。
屋根に土を載せるため断熱性が高まるなどのメリットはあるものの、大量の土の分重量が重くなるデメリットがあります。関東大震災や特に1995年の阪神・淡路大震災など大きな地震で多くの被害がでたことで急速にすたれていきました。
現在では瓦を桟木という下地に固定した木材にひっかけて釘を打って固定する引掛桟工法が多く使われています。こうした土を使用しない工法を乾式工法と呼びます。

葺き土をどけると、バラ板と呼ばれる下地材がでてきました。

バラ板バラ板

今の構造用合板とは異なり、幅が約90mmから120mmの細い板状の下地材です。
約40年近く前の戸建て住宅で多く使用されていました。腐食防止のためにこうして隙間をあけて施工していたのです。しかし下葺き材の防水機能が向上したことで現在ではほぼ使用されていません。

バラ板は、経年劣化と瓦と土の重みによってどうしても歪みがでてしまいます。
この歪みを補正するために角材を取り付けてかさ上げしていきます。

バラ板

角材・断熱材施工

断熱材施工(スタイロフォーム)断熱材施工(スタイロフォーム)

次に角材の間に断熱材のスタイロフォームを張っていきます。「スタイロフォーム」は商品名で、正式名称は「押出発泡ポリスチレン」。
ポリスチレンを原料としたボード状の断熱材です。スタイロフォームは他の断熱材よりも熱伝導率が低く、熱を伝えにくい特徴があります。結露を防ぎやすく耐久性が高いことも特徴です。
金属屋根はどうしても熱を伝えやすい性質があるためこのような断熱材を施工することで、屋根に高い断熱効果を付与できます。
特に断熱性の高い瓦屋根から、金属屋根の葺き替えの時には断熱性は考慮する必要があります。
今回は、金属屋根の中でも断熱機能一体型タイプと、スタイロフォームを組み合わせることで高い断熱性を実現しています。

新規野地板施工

下地用合板張り

断熱材の上から12mmの構造用合板(野地板)を下地材として施工していきます。

ルーフィング施工

ルーフィング貼りGUMSTAR改質アスファルトルーフィング

次にルーフィングを張っていきます。

今回使用したのはガムスター株式会社の改質アスファルトルーフィングです。
改質アスファルトルーフィングは通常のアスファルトルーフィングをより強化し、耐久性などが向上しているため、長く屋根を水から守ってくれます。
ルーフィングは普段目に触れることはなくこうした屋根の工事の時しか見かけることはできません。
見えない箇所ではありますが、最終的に雨漏りを防ぐ重要な存在です。
隙間ができないよう、丁寧に張りつめていきます。

下屋根の施工

下屋根の現状

下屋根も大屋根と同じように進めていきます。

瓦と土を撤去し、角材でかさ上げして断熱材を施工します。

下屋根葺き土撤去下屋根瓦撤去下屋根断熱施工

下地材を張って上からルーフィングを張ります。

下屋根ルーフィング張り

板金取り付け

ケラバ水切り板金谷板金

次に、屋根材を施工する前に板金を取り付けを行います。

周囲の軒先切り板金や、谷板金などの板金は、水切り板金とも呼ばれ、屋根に降った水を適切に排水する大切な役割を担っています。
こうした雨仕舞を適切に行うことが雨漏りを防ぐためにも大変重要です。

新規屋根材施工

新しい屋根材(横暖ルーフ)

大屋根と下屋根に新しい屋根材を施工していきます。

今回使用した新しい屋根材はニチハ株式会社の「横暖ルーフ」。
横暖ルーフは遮熱機能付きのめっきと、硬質ウレタンフォームの断熱材を一体化した高い機能を持つ屋根材です。
横葺き屋根で、横のつなぎ目がありますが、横暖ルーフはこの横のつなぎ目が独自の雨漏りしにくい構造となっており、雨漏りに強い屋根材です。
横暖ルーフの重量は1㎡あたり約5kg。瓦の約1/10の重量で耐震性にも優れています。
横暖ルーフにはいくつか種類があり、中でも「横暖ルーフプレミアム」は、ガルバリウム鋼板を改良してさらに錆びにくくしたSGL鋼鈑を使用。
金属の中でも錆びにくいガルバリウム鋼鈑の約3倍の耐食性があります。

貫板・棟板金施工

貫板の施工棟板金の施工


屋根材の上から棟の下地となる貫板を設置し、上から棟板金を張っていきます。

棟板金は屋根同士の頂点の境目にあり、屋根を固定し、隙間から雨水の侵入を防いでいます。

葺き替え工事 完工

新しい屋根材(横暖ルーフ)下屋に板金を設置

これにて屋根の葺き替え工事の完工です。

屋根の次に同じ現場の室内の雨漏りの補修を行います。

室内工事の様子

雨漏りで天井がたわんでいる天井を撤去天井下地を施工クロスで仕上げる

天井が雨でたわんでいたり、雨染みが発生していました。
古い天井をめくり、新しい下地材を施工して上からクロスで仕上げます。

階段の天井も同様に施工します。

階段の天井・雨染み天井下地を施工クロス仕上げ

傷んでいた階段も、まず傷んでいた壁面を剥がし、下地材を張って上からウッド調のプリント合板で仕上げました。

壁面を剥がすプリント材で仕上げる

階段も面材をはがして下地材を張り、上からプリント合板を張っています。

階段の面材を撤去下地材の施工プリント合板で仕上げプリント合板で仕上げ

すっかりきれいになりました。
雨漏りも止まり、屋根全体を古い瓦屋根から軽い金属屋根へと葺き替えたため、耐震性も向上しました。
お客様にも大変お喜びいただけました。

担当者からのコメント

この度は株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。

葺き替え工事をおこなったことで屋根が下地から新しくなり新築と変わらない防水性や耐久性となりました。
屋根も軽量化したことで、地震の揺れにも強くなりこれからはご安心してお過ごしいただけます。

岸和田市や大阪での雨漏り修理や屋根の葺き替え工事は株式会社エーストラストにお任せください。

株式会社エーストラスト

工事の概要

現場住所 大阪府岸和田市
施工内容 雨漏り修理、屋根葺き替え工事、室内天井など張替え工事
施工箇所詳細 屋根全体(大屋根、下屋根)、お手洗いや階段の天井や壁の一部、階段
使用屋根材1 屋根材:横暖ルーフ(ニチハ株式会社)
使用屋根材2 ルーフィング:改質アスファルトルーフィング(ガムスター株式会社)

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