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雨漏りの原因がわからない…どこから?考えられる原因と確認ポイント
最終更新日:2026/02/18
Tags:雨漏りの原因
雨漏りがどこから発生しているのかわからないと不安になりますよね。
雨漏りの原因は、発生箇所が多岐にわたり、複合的に発生したり、特定の条件でのみ発生するなど、プロの業者でもなかなかわからないことがあります。
そのため自分で応急処置やDIYで雨漏り修理を行いたくても何をどうすればいいのかわからない、ということも多いのではないでしょうか?
今回は、原因がわからない時のセルフチェックリストや、雨漏りの原因がすぐにわからない理由、雨漏りの修理をプロの業者に依頼すべき理由などについて解説します。
万が一雨漏りしてもすぐにプロの業者に修理を依頼すれば、被害を最小限に食い止められますよ。
このページのコンテンツ一覧
天井にシミができる原因4つ
雨漏りがどこから起きているかわからない時にすること
雨漏りがどこから起きているかわからない時には、以下のことを行ってください。
(1)室内の天井や壁紙から雨が染み出している場合には、被害を止める応急処置を行ってください。
(2)雨漏りの状態を写真・動画におさめる
(3)発生条件をメモしておく
(4)専門調査を依頼する
今できることをやっておくことで、被害の拡大が抑えられます。あとは専門の業者に依頼するとスムーズです。
雨漏りの原因がわからないときのセルフチェックリスト
雨漏りの原因は、雨水の侵入口と実際に水が出てくる場所がズレることが多いため、特定が難しくなります。
まずは次のチェックリストで状況を整理してみましょう。
1.雨が降ったときだけ発生しているか?
- ▢ 大雨・台風など強い雨のときだけ発生する
- ▢ 横殴りの雨や強風時のみ発生する
- ▢ 晴れているのに水が出ることがある
→ 晴れの日も発生する場合は水漏れや結露の可能性もあります。
2.どこから水が出ているか?
- ▢ 天井にシミ・ポタポタ落ちる
- ▢ 壁紙が濡れる・クロスが浮く
- ▢ 窓枠・サッシまわりが濡れる
- ▢ 床が軟化・変色している
→ 出口の場所=侵入口とは限りません。
特に1階天井の場合、2階の外壁・窓・バルコニーが原因のこともあります。
3.上階に水まわりはあるか?
- ▢ 真上にキッチン・浴室・トイレがある
- ▢ 最近配管工事をした
- ▢ 給排水管が古い
→ 雨漏りではなく「給排水管の水漏れ」の可能性があります。
4.外壁や窓まわりに劣化は見られるか?
- ▢ 外壁にひび割れがある
- ▢ コーキング(目地)が割れている
- ▢ 窓サッシのゴムパッキンが劣化している
- ▢ バルコニーの床にひび・浮きがある
→ 屋根以外からの雨水侵入も多いため、屋根だけを疑うのは危険です。
5.雨の“量”と“角度”に特徴はあるか?
- ▢ 強風時だけ発生する
- ▢ 一定方向からの雨でのみ発生する
- ▢ 長時間降り続いたときに発生する
→ 雨漏りは「特定条件」でのみ起こるケースも多く、通常の目視調査ではわからないことがあります。
6.被害は広がっていないか?
- ▢ シミが拡大している
- ▢ カビ臭い
- ▢ 木部が柔らかくなっている
- ▢ ブレーカーが落ちたことがある
→ 漏電・シロアリ被害・構造劣化のリスクがあります。
早めの専門調査が必要です。
チェック後の判断目安
- ▢ が1〜2個でも該当した場合→ 早めに専門業者へご相談ください。
- ▢ が複数該当した場合 → 原因特定が難しい可能性大。プロの調査が必要です。
- 晴れの日も水が出る → 水漏れ・結露の可能性もありますが調査が必要です。
雨漏りの原因がすぐにわからない3つの理由とは?

雨漏りの原因は、なぜプロでもわかりづらいのでしょうか。雨漏りの原因がすぐにわからない理由は、次の3つです。
- 雨漏りのメカニズムを知らない
- 雨漏りが発生しやすい部位が多い
- 水漏れや結露の可能性もある
それでは、ひとつずつ確認していきましょう。
【理由1】雨漏りが発生する原因・メカニズムを知らない
雨漏り修理の原因を突き止めるには経験や知識が必要です。
雨漏りはそうそう経験することでもないため、雨漏りを経験したことがなく、どのようなことが原因で雨漏りが発生するのかを知らないという人は少なくありません。そのため自宅で雨漏りが発生しても原因がわかりにくくなっています。
またプロでも、雨漏りの原因が複雑である場合、建物の構造や特定の条件のみで発生するような場合には、経験や知識がないと突き止めるのは難しくなります。
雨漏りの発生には、次のような原因が考えられます。
- 建物の経年劣化
- 屋根・外壁・防水コーキングなどは、耐用年数があり時間の経過による劣化
- 自然災害
- 台風・地震などで屋根や外壁が損傷した
- 施工・設計不良
- 施工業者の手抜き工事や経験や知識不足による施工ミス
このように雨漏りが発生する原因は非常に多岐にわたっており、雨水が浸入した箇所と雨漏りが発生する箇所が同じとは限らないため、雨漏りにおける原因の特定は簡単なことではありません。
たとえば、屋根から雨水が浸入したとしても1階で雨漏りが発生することもあります。建物に浸入した雨水の通り道を予測するのが困難であることも、雨漏りの原因がすぐにわからない要因の一つと言えるでしょう。
【理由2】雨漏りの原因となる建物の部位が多い
雨漏りの原因となる建物の部位は、必ずしも屋根だけとは限りません。たとえば、雨仕舞の目的で各部位に多用されている「防水コーキング」は、建物全体に施工されています。
大きく分けて建物において雨漏りの原因となる部位は、以下の4つがあります。
- 屋根
- 外壁
- バルコニー
- 窓
ひとつずつ見ていきましょう。
【部位1】屋根
屋根では、以下のような材料劣化が雨漏りの原因として考えられます。
- 屋根材の耐用年数の超過など経年劣化
- 屋根材のひび割れ、欠けなどの破損
- 棟板金の釘抜けなどの劣化、棟板金の飛散
- ケラバや破風の劣化
- ルーフィングシートの劣化
- 天窓廻りなどコーキングの劣化
また、面積の広い屋根や複雑な形状の勾配屋根などでは、雨漏りの発生リスクが高くなる傾向があります。
【部位2】外壁
外壁では、以下のようなことが雨漏りの原因として考えられます。
- 外壁のひび割れや欠け
- コーキングの劣化
- サイディングなど外壁のズレ
意外に思われるかもしれませんが、外壁から雨漏りが発生することがあります。
こちらの記事で外壁や屋根をメンテナンスせず放置するリスクを紹介していますので、あわせてご覧ください。
外壁からの雨漏りは、断熱材があることにより室内に症状が出にくいという特徴があります。よって雨漏りを補修する際には、広範囲にわたってしっかりと被害状況を確認しましょう。
【部位3】バルコニー
バルコニーでは、以下のようなことが雨漏りの原因として考えられます。
- 外壁とのつなぎ目
- 防水シートなど防水層の劣化
- 樋の詰まり
- 防水コーキングの劣化
バルコニーは、屋根や外壁などに比べてメンテナンスの必要性が希薄になっている人が多く見られます。防水層のメンテナンスサイクルをしっかりと把握したり、定期的なバルコニーの清掃を心がけたりすることが、バルコニーにおける雨漏りリスクの軽減につながります。
【部位4】窓
窓では、以下のようなことが雨漏りの原因として考えられます。
- 窓ガラスとサッシ枠のすき間
- 窓ガラスのひび割れ・欠け
- 防水コーキングの劣化
窓からの雨漏りは、台風やゲリラ豪雨など普段と異なる角度で雨が降る際に発生しやすいので注意しましょう。
【理由3】水漏れや結露の可能性もある
時間をかけて丁寧に雨漏りを調査しても原因がわからない時には、水漏れや結露が原因の可能性があることも頭に入れておきましょう。
上階にキッチンやトイレといった水まわり設備がある場合には、給排水菅の欠損やつなぎ目から水漏れが発生する可能性があります。
また、結露は窓ガラスの発生が代表的ですが、給排水菅が金属製の場合には水まわりで発生することがあるので、水漏れとあわせて注意しましょう。
雨漏りの修理をプロの業者に依頼すべき3つの理由

雨漏りの修理は、自分でやらずにプロの業者に依頼するのが得策です。ここでは、雨漏りの修理をプロの業者に依頼すべきな理由を3つ解説します。
- 自分でできることが少ない
- 専門的な調査が必要
- 修理の方法が複雑
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
【理由1】自分でできることが少ない
専門業者ではない限り、雨漏りに対して自分一人でできることは限られてしまいます。ここでは日常的にできる雨漏り対策と、雨漏りが発生した時の応急処置について見ていきましょう。
一人でできる雨漏り対策
雨漏りの対策は、主に建物まわりの点検が中心になります。日常的に一人でできる雨漏り対策には、次のようなものがあります。
- 外壁の点検
- ひび割れ・欠け・ズレがないか点検しましょう。
- バルコニーの点検・清掃
- 防水層が劣化しひび割れや剥がれがないか、また樋詰まっている場合は清掃しましょう。
- 窓の点検
- ガラスのひび割れ・欠けがないか、窓枠に隙間ができていないか点検しましょう。
- 防水コーキングの点検
- 劣化してひび割れや剥離を起こしていないか点検しましょう。
このように、日常的に点検できる箇所は多くありますが、雨漏り原因になりやすい屋根の点検については、危険を伴うため必ず避けましょう。
雨漏り発生時の応急処理
雨漏りが発生した時に一人でできる応急処理は、そこまで多くありません。たとえば、天井から雨漏りが発生した時の応急処置には、次のとおりです。
- 雨漏り箇所にバスタオルや新聞紙などを敷く
- 洗面器やバケツなどを置き、水滴を受け止める
このような応急処置は、雨漏りの根本的な解決にはならないため、雨漏りが発生したら早い段階でプロの業者に連絡しましょう。自分で屋根に登り、ブルーシートなどで応急処置をするのは、転落などの危険があるため絶対にやめましょう。
雨漏りの発生時には、自分でなんとかしようとせずに、後で業者に見せるために雨漏り箇所の写真や動画を撮影しておく方が大事です。
【理由2】専門的な調査が必要
雨漏りが発生した際には、以下のような専門的な調査が必要になります。
費用は無料~有料など業者によって幅があります。
【調査1】散水調査
ホースやバケツなどで意図的に水をかけて雨を再現することで、雨漏り箇所を目視で確認する調査です。
【調査2】赤外線カメラによる調査
赤外線カメラを用いて、雨漏り箇所を特定する調査
【調査3】ファイバースコープによる調査
ファイバースコープを屋根内部に挿入し、映像から雨漏り箇所を特定する調査
これらの調査方法は、雨漏り箇所や依頼した業者によっても異なりますが、調査には専門機器の操作における知識や、これまでにおける雨漏り調査の経験が必要になるため、プロの業者にお任せしましょう。
雨漏りの調査方法について詳しくは下記をご覧ください。
【理由3】修理の方法が複雑
雨漏り修理の方法は、非常に複雑です。雨漏り箇所や建物の各部位における劣化状況などによっても、最適な修理方法は異なってきます。建物の各部位における代表的な雨漏り修理には、以下のようなものがあります。
【雨漏りの修理方法1】屋根
- 屋根材を補修後、塗装
- 屋根材の補修・部分交換
- 屋根全体の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
- 防水コーキング打ち(板金部)
【雨漏りの修理方法2】外壁
- 外壁を補修後、塗装
- 外壁材の補修・部分交換
- 外壁全体のサイディング
- 防水コーキング打ち(目地)
【雨漏りの修理方法3】バルコニー
- バルコニー全体の防水工事(シート・鋼板など)
- 防水層の部分補修
- 防水コーキング打ち(外壁とのつなぎ目など)
【雨漏りの修理方法4】窓
- ガラス交換
- 窓サッシ交換
- 防水コーキング打ち(窓まわり)
このように、雨漏りの修理方法は多岐にわたっているため、修理にあたってはプロのアドバイスが非常に重要となります。

雨漏りの症状と考えられる原因の例
ここでは、雨漏りの症状と考えられる原因について例を解説していきます。ここでは、以下2つの例を見ていきましょう。
- 天井からの雨漏り
- 壁からの雨漏り
それでは、ひとつずつくわしく見ていきましょう。
【例1】天井からの雨漏り
天井から雨漏りが発生した場合の症状と、考えられる雨漏りの原因は以下の通りです。
雨漏りの症状
- 天井や天井にある照明からの雨垂れ
- 天井の黒いシミ・カビ
- 天井クロスのたわみ・剥がれ
考えられる雨漏りの原因
- 屋根材の劣化(ひび割れ・欠け・破損)
- 防水コーキングの劣化(屋根・外壁・バルコニーなど)
- バルコニーの劣化(防水層・樋詰まりなど)
- 上階にある外壁や窓の劣化(ひび割れなど)
【例2】壁からの雨漏り
次に、室内の壁から雨漏りが発生した場合の症状と、考えられる雨漏りの原因は以下の通りです。
雨漏りの症状
- 壁の黒いシミ・カビ
- 壁クロスのたわみ・剥がれ
- 壁への水滴の付着
- 壁近くの床の変色・軟化
考えられる雨漏りの原因
- 外壁材の劣化(ひび割れ・欠け・破損)
- 防水コーキングの劣化(外壁・窓まわり・バルコニーなど)
- バルコニーの劣化(防水層・樋詰まりなど)
雨漏りの特定が困難な雨漏り修理の事例
雨漏り修理において原因が困難であった修理の事例をご紹介します。
独自構造のルーフデッキからの雨漏り修理


こちらのお客様は、これまで雨漏り修理業者に4件ほど調査を依頼しても原因がわからず、雨漏りがとまらないため困っておられました。
現場であるルーフデッキは大手ハウスメーカー独自の工法で設計されており、内部が見えず調査しにくい状態でしたが、念入りに散水調査を行ったところ、1時間ほどで判明しました。
デッキの内部が原因のため、原因箇所を剥がして修理を行い、新しいデッキ材を施工しています。
今後のメンテナンスを考えて点検口も設置しました。
| 現場住所 | 川崎市幸区 |
|---|---|
| 施工内容 | ルーフデッキの雨漏り修理 |
こちらの施工実績の詳細は下記をご覧ください。
屋上防水の劣化と屋根スラブの損傷による雨漏り

こちらは鉄筋コンクリート造の建物で、室内に雨漏りが発生していました。
散水調査を発生箇所と思われる、屋根の板金が剥がれた箇所で行っても室内への雨漏りが確認できませんでした。しかしお客様が「常に雨漏りをするわけではない」と言われていたことから、「一定以上の風があるときに内部に雨が吹き込んで雨漏りしているのではないか」と仮説を立て、角度をつけて散水を行ったところ、室内に雨が漏れてきました。
露出している箇所を板金で補修し、そして劣化していた屋上に防水工事を行いました。
このように雨漏りは特定の条件が複合的に組み合わさって発生することも多いため、状況などから推察して仮説を立てて立証することが重要です。


| 現場住所 | 大阪府門真市 |
|---|---|
| 施工内容 | 雨漏り修理・防水工事・外壁塗装・屋根塗装 |
こちらの施工実績の詳細は下記をご覧ください。
【まとめ】雨漏りを見つけたらプロの業者にすぐ修理依頼を

今回は、雨漏りの原因がすぐにわからない3つの理由や雨漏りの修理をプロの業者に依頼すべき理由などについて、事例を交えて解説しました。
雨漏りは、建物の経年劣化や天候の条件などによって、あらゆる部位で発生する可能性が考えられます。一方で、雨漏りが発生したと思ったら上階の水漏れや結露が原因の場合もあり、とっさに雨漏りかどうかを判断することはまず困難であると言えるでしょう。
また、自分でできる雨漏りの対策や応急処置は限られており、雨漏り調査には専門的な知識や経験も必要になります。
修理の方法も複雑なため、雨漏りを見つけたらプロの業者にすぐ連絡しましょう。
「業者選びに不安がある」「雨樋の修理と合わせて、雨漏りの調査を依頼したい」という方は、雨漏り修理の達人から腕利きの職人さんをご紹介します!
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