ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
Tags:雨漏りの被害
雨漏りが「シックハウス症候群」を引き起こすことをご存じでしょうか。シックハウス症候群は、住まいに使用されている建材などから発症するイメージが強いと思いますが、実は雨漏りからも発症する可能性があるため、発症の原因や予防方法などをしっかりと頭に入れておかなければなりません。
そこで今回は、雨漏りでシックハウス症候群になる原因や予防方法などについて解説します。雨漏りとシックハウス症候群の関係を理解して、日々健康な生活を送りましょう。
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なぜ、雨漏りが発生するとシックハウス症候群が発症するのでしょうか。ここでは、雨漏りでシックハウス症候群になる原因について解説していきます。
雨漏りでシックハウス症候群になる原因は、以下の2つです。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
シックハウス症候群は、化学物質を多く含む建材や家具から発症するだけでなく、高湿度によるカビやダニの発生からも発症します。
雨漏りを放置してしまうと、室内の湿度が上昇してカビやダニが発生します。カビやダニが発生することにより室内の空気が汚染され、シックハウス症候群の発症を招きます。
このようにカビやダニの発生には室内の湿度が関係しているため、雨漏り修理までに時間を要する場合には、定期的に窓を開けて空気を入れ替えるなどの工夫が必要になるでしょう。また普段から窓ガラスが結露しやすいなど、湿度が高めの住宅も注意が必要です。
シックハウス症候群は、長期の雨漏りによるストレスからも発症します。
業者に雨漏り修理を依頼したからといって、必ずしもすぐに雨漏りが止まるとは限りません。雨漏り原因の調査に時間がかかったり、雨漏り原因が判明しても工事の段取りに時間を取られてしまい普段の生活に戻るまでに時間がかかってしまったりすることが考えられます。
このような理由から雨漏り修理が長期にわたることでストレスが蓄積され、シックハウス症候群を発症するケースも散見されます。
万が一、雨漏りでシックハウス症候群が発症したとしても、シックハウス症候群の詳しい知識があれば慌てることはありません。ここでは、シックハウス症候群の概要と症状について解説していきます。
シックハウス症候群とは、住宅の建材などから発生する化学物質が原因となり、室内の空気が汚染されることによる健康被害のことをいいます。
シックハウス症候群の主な原因としては、近年における住宅の高気密化などが挙げられますが、雨漏りの放置によって室内の湿度が上昇することによるカビやダニの発生も原因の一つとされています。
シックハウス症候群には、以下のような症状があります。
身体の部位 | シックハウス症候群の主な症状 |
頭 | 頭痛・めまい・集中力の低下 |
耳 | 耳鳴り・平衡感覚異常 |
目 | 目の痛み・かゆみ・充血 |
鼻 | 鼻水・鼻血・鼻づまり |
口 | 口の渇き・味覚障害 |
喉 | 喉の痛み・咳・くしゃみ・喘息 |
身体全体 | 食欲不振・不整脈・激しい鼓動・吐き気 |
これらの症状は日常生活に異常をきたす恐れがあるため、事前にシックハウス症候群を予防することが大切になります。
雨漏りによるシックハウス症候群の発症を予防するには、どうしたらよいのでしょうか。ここでは、雨漏りによるシックハウス症候群の発症を予防する方法について解説していきます。
雨漏りによるシックハウス症候群の発症を予防する方法は、以下の2つです。
それぞれくわしく見ていきましょう。
雨漏りによるシックハウス症候群の発症を予防するには、雨漏り修理の専門業者による定期的な建物点検が必要になります。
建物点検では、普段の生活で確認できない屋根の上や小屋裏などを中心に、建物全体の劣化状況を確認してもらいましょう。各部屋についても、無理のない範囲で点検してもらうと安心です。
建物点検のスケジュールについては、雨漏り修理の専門業者と相談した上で決定し、台風や大雪などの自然災害が発生した際にはイレギュラー的に建物点検を実施するようにしましょう。
雨漏りかなと思ったら、後回しにせずにすぐ業者に相談することも大切です。
天井クロスの黒ずみなどから雨漏りに気づいた時には、すでに建物内に雨水が浸入してから時間が経過していることがほとんどです。
雨漏りだという確信がない状態でも、雨漏りかなと思ったら放置することなくすぐに業者に相談しましょう。あなたの素早い行動によって、シックハウス症候群発症の確率を下げる効果が期待できます。
雨漏りによるシックハウス症候群を予防するには、室内における雨漏り症状の把握が欠かせません。ここでは、室内における雨漏りの症状について以下の3つに分けて解説していきます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
室内の天井や壁における雨漏りの症状には、以下のようなものがあります。
天井や壁のクロスにシミや黒カビ(黒ずみ)などが見られたら、雨漏りの可能性があります。また、部分的にクロスが大幅にめくれている場合にも注意が必要です。
また夜間などの静かな時に、天井裏や壁内で水の滴る音が聞こえた際には雨漏りを疑いましょう。
見える部分だけでなく、天井裏や壁内などの見えない部分にも意識を向けることが雨漏りの早期発見につながります。
室内の窓まわりにおける雨漏りの症状には、以下のようなものがあります。
窓まわりは、主に窓枠で雨漏りが発生します。
窓枠からの雨水浸入はもちろん窓枠の変色やシミ、さらに固定するビスにサビが見られる場合にも注意が必要です。
また、雨漏りが発生している時には室内の湿度が上昇するため、窓ガラスに結露が見られる場合があります。例年に比べて頻繁に窓ガラスが結露する場合には、雨漏りを疑いましょう。
室内におけるその他の雨漏り症状には、以下のようなものがあります。
室内の壁や窓まわりから雨水が浸入した場合には、壁や窓まわりではなく床に雨漏りの症状が出る場合があります。そのため、壁付近における床の変色や膨れなどには注意しましょう。
和室では、雨漏りによる湿度の上昇によって襖や障子紙がヨレる場合があります。和室が客間となっており普段使用していない場合には、雨漏りの発見が遅れる危険があるため襖や障子紙を定期的にチェックしましょう。
また、換気ガラリやエアコンの配管などからも雨水は浸入するため、横殴りの大雨が降った際などは注意しましょう。
部屋全体にカビの臭いがする場合には、雨漏りが発生して時間が経過している恐れが考えられるため、早急に業者に相談しましょう。
雨漏りは、シックハウス症候群の発症以外にも多くのリスクがあります。ここでは、シックハウス症候群以外の雨漏りによるリスクを解説していきます。
シックハウス症候群以外の雨漏りによるリスクは、以下の4つです。
それでは、順に解説していきます。
雨漏りが発生すると、主に建物内の木部が水を含んで腐食することにより建物の耐久性が低下します。
さらに、木造住宅の場合は構造体にも腐食が進み建物の強度が低下するため、建物の耐久性はおろか耐震性や安全性の確保も困難になります。
木造以外の住宅においても、構造体にサビが発生するため建物の耐久性低下は避けて通れません。
雨漏りによって建物内部の木部が水を含むことにより、シロアリ被害に遭う可能性が高くなります。
湿度の高い場所にある木部をエサとするシロアリは、建物内部の見えない部分で密かに侵食を続けていきます。シロアリ被害に気づいた時にはすでに手遅れとなってしまい、修理ではなく建て替えが必要になる可能性もあるため、最大限の注意が必要です。
雨漏りは漏電を招く可能性があるため、最悪の場合火災や感電などの恐れがあります。
シロアリ被害と同様に、漏電も建物内部で発生するため普段の生活で気づくことはまずありません。
漏電による火災や感電が発生してしまうと、大切な家族や近隣の方にも被害が及ぶ可能性があるため、早急な雨漏り修理が欠かせません。
雨漏りの修理には、高額な費用がかかる傾向があります。
雨漏りの修理費用は雨漏りを放置した期間に比例することが多く、複数の部位を同時に修理する場合には予想以上の費用がかかってしまいます。
雨漏りの修理費用を抑えるには、早急に雨漏りを止めるしかありません。雨漏りに気づいたら、すぐに業者に相談しましょう。
万が一雨漏りに気づくのが遅くなってしまっても、事前におおまかな雨漏り修理の費用を把握していれば安心です。ここでは、雨漏り修理にかかる費用の目安を建物の部位別に解説していきます。
建物の部位ごとにかかる雨漏り修理の費用目安は、以下のとおりです。
建物の部位 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
屋根 | 5〜300万円 |
外壁 | 2〜100万円 |
窓まわり | 5〜80万円 |
室内の天井 | 5〜50万円 |
バルコニー | 3〜50万円 |
なおここでお伝えする雨漏り修理の費用目安には、高所作業時に必要になる仮設足場の費用や、各業者によって異なる工事諸経費・廃材処理費などは含んでおりません。あくまで参考価格として捉えてください。
屋根の雨漏り修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
修理項目 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
樋清掃 | 1〜5万円 |
屋根材の部分補修/交換 | 3〜10万円 |
棟板金の部分補修/交換 | 5〜50万円 |
棟瓦の部分補修 漆喰打ち直し |
10〜50万円 |
屋根カバー工法 | 70〜200万円 |
屋根葺き替え | 150〜300万円 |
屋根の雨漏り修理にかかる費用は、雨漏り原因やそれに伴う修理方法で大きく変動します。
屋根材の部分補修などは比較的少額で済みますが、屋根全体を修理する場合には高額な修理費用がかかってしまいます。
修理費用が高額になる場合には、雨漏り修理としてだけでなく、今後の屋根におけるメンテナンスサイクルも視野に入れて修理内容を検討することが大切になります。
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外壁の雨漏り修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
修理項目 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
ひび割れ・欠けなどの補修 | 2〜5万円 |
コーキング打ち替え | 3〜50万円 |
外壁の交換 (部分的) |
15〜50万円 |
外壁の雨漏り修理にかかる費用も、屋根同様に雨漏り原因やそれに伴う修理方法で異なります。
部分的な外壁のひび割れ補修やコーキングの打ち替えは少額ですが、コーキング打ち替えが広範囲にわたる場合や、部分的に外壁の交換が必要になる場合にはまとまった費用が必要になります。
窓まわりの雨漏り修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
修理項目 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
コーキング打ち替え | 5〜10万円 |
窓上部の雨漏り修理 (テラスなど) |
5〜30万円 |
窓サッシ交換 | 30〜50万円 |
防水シート張り替え (外壁内部) |
30〜80万円 |
窓まわりの雨漏り修理にかかる費用についても、5〜80万と振り幅が大きくなっています。
窓枠から雨水が浸入した場合でも、屋外の雨漏り原因は窓そのものとは限りません。たとえば窓の上部にテラスがある場合などには、修理方法としてテラスの交換が必要になるケースも考えられます。
天井の雨漏り修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
修理項目 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
天井クロス貼り替え (部分的/天井全体) |
5〜30万円 |
天井下地の補修・交換
(天井クロス貼り替え:含) |
5〜50万円 |
天井の雨漏り修理にかかる費用は、天井下地に修理が必要かどうかで決まります。
雨漏りによって天井下地に傷みが見られる場合には、天井クロスの貼り替えに天井下地の修理費用が加算されます。
また、天井クロスの貼り替えは雨漏り被害の箇所を部分的に施工することも可能ですが、予算が許すのであれば意匠性を加味して天井全体のクロスを貼り替えましょう。
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バルコニーの雨漏り修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
修理項目 | 雨漏り修理にかかる費用の目安 |
コーキング打ち替え | 3〜5万円 |
防水シート補修 | 10〜50万円 |
バルコニー交換 | 50〜150万円 |
バルコニーの雨漏り修理にかかる費用は、バルコニー交換の必要有無によって大きく変動します。
雨漏り修理の方法が、コーキング打ち替えやバルコニーの防水シート補修の場合と、バルコニーを交換する場合とでは費用に大きな差があるため注意しましょう。
今回は、雨漏りでシックハウス症候群になる原因や予防方法などについて解説しました。
シックハウス症候群とは、住宅の建材などから発生する化学物質が原因となり、室内の空気が汚染されることによる健康被害のことをいいます。
このほかにも、シックハウス症候群は雨漏りで発生したカビやダニからも発症する恐れがあるため、雨漏りを見つけたらすぐ業者に相談しましょう。
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