ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
横浜市磯子区にお住まいのお客様より、住居兼飲食店の建物の2階居住スペースの天井のクロスに大きな雨染みができていて雨漏りしているようなので調査と修理をお願いしたいとご相談を頂きました。
現場を拝見したところ、既存の「かわらU」という屋根材が経年劣化を起こしていてそれが原因で雨漏りを引き起こしていました。
お客様に状況をお伝えし、既に耐用年数を迎えていることから相談の結果屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
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こちらが施工前の屋根の写真です。
ご覧の通り、塗装が剥がれていて素地のセメントが見えている状態が所々あり、全体的に劣化していました。
この「かわらU」は積水屋根システム株式会社が販売していた屋根材です。
一見瓦のように見えますが、厚型スレートというセメント瓦です。この屋根材は、カラーベスト(スレート)のカバー工法で多く使用されていましたので、この現場でもそうではないかと確認したところ、思った通りカラーベストが下にありました。
このカラーベストとかわらUはアスベストが含まれている可能性もあり、調査を行ったところ含まれていました。
それでは、葺き替え工事の様子を工程ごとにご紹介します。
はじめに既存のかわらUを撤去します。
その後、下のカラーベストも撤去しました。
先ほどお伝えした通り、アスベストが含まれていますので飛散しないようい細心の注意を払い、廃材は専用なフレコンバックに詰めて搬出し適切に行っております。
屋根材を撤去すると劣化したルーフィングが出てきました。
ルーフィングは屋根に問題があって雨水が侵入してきても建物内部に入らないようにする重要な役割があります。
長年重たい屋根材を支えてきたせいで、重みで野地板にたわみが生じていました。
強化のため増し貼りを行いました。
補強した野地板の上から新しいルーフィングを屋根全体に張り込みます。
今回使用したのは通常のものより耐久性の高い改質アスファルトルーフィングです
続いて屋根材を新設します。
大屋根には「ヒランビー220」を使用しました。耐用年数は約35年ほどで、ご予算の範囲で丈夫な屋根材をとのことでしたので、こちらを採用しました。
屋根裏の換気をよくして室内の温度を快適に保ちたい、とご要望頂いていましたので換気棟を設置しました。温度の上昇を抑えるほか湿度を抑え結露予防にもなります。
そして、貫板と換気棟を設置しました。
最後に棟板金を設置し、大屋根は完工です。
続いて下屋根部分です。大屋根と同様にまずは既存の屋根材を撤去します。
次に、野地板を増し貼りしルーフィングを新設します。
そして、屋根材本体を葺きます。
下屋根は緩勾配でベランダが上に設置されていたのを考慮し、為「スタンビー455」を採用しました。
最後に各所板金で雨仕舞しました。
ベランダの接合部分や立ち上がりは雨漏りしやすいため、雨押さえ板金で雨水の侵入を防いでいます。
下屋根も無事に葺き替え工事が終わりました。
庇部分も劣化してボロボロになっていましたので、あわせて修理を行いました。
既存板金を撤去し、ガルバリウム鋼板を加工し新設しました。
庇が原因で雨漏りを引き起こすこともありますので、定期的なメンテナンスをお勧めします。
雨樋も劣化していましたのであわせて補修しました。
雨樋は塩ビ製のものが多いのですが、この素材は紫外線に弱く割れなどの劣化がしやすくなっています。雨樋が壊れていると雨水が適切に排出されず、外壁に直接当たってしまいますので、雨漏りを引き起こすこともあります。
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劣化してボロボロになっていた屋根材や防水シートなど、葺き替え工事によりすべて新しくしましたので雨漏りを止めることができました。
また、軽量な金属製の屋根材になったことから耐震性も向上しました。
既存のかわらUの下にカラーベストが葺かれていましたので、現地調査を内部まで徹底的に行いました。また、アスベストの調査もしっかりと行い適切に処理致しました。
2023年10月1日以降から、大気汚染防止法が一部改正されるのに伴い、建物の解体や改修を行う場合は、資格者がアスベスト(石綿)の事前調査をすることが義務化されます。また、アスベストの撤去・処分費用は年々ね上がっていますので、対象の方は早めにご検討されてはいかがでしょうか。
また、アスベストの処分を適切に行わなかったり、足場を設けず屋根修理を行うなど、いい加減に行う業者も中にはいますが、行政処分の対象となりお客様にもご迷惑が掛かってしまうことになりますので、業者選びは信頼できるところにお願いしましょう。
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この度はご依頼いただき誠にありがとうございました!
今回こちらの工事を行ったのは横浜市の株式会社福田総業です!
当社は雨漏り修理・屋根修理の専門店ですので、繰り返し発生する雨漏りでお困りならぜひご相談ください!
会社の詳細については下の「この施工を行った雨漏り修理の達人の詳細プロフィールへ」をクリックしてご覧ください。
現場住所 | 横浜市磯子区 |
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施工内容 | 雨漏り修理による屋根葺替え、雨樋交換、庇板金工事 |
施工箇所詳細 | 大屋根・下屋根・庇(ひさし)・雨樋 |
使用屋根材1 | ヒランビー220(大屋根) |
使用屋根材2 | スタンビー455(下屋根) |
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