ピッタリの雨漏り修理の達人は見つかりましたか?
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
「なぜか室内の床が濡れている」と困っている方はいませんか?床が濡れているものの、水回り設備の水漏れが考えにくいのであれば、建物内部で雨漏りしている可能性が高いといえます。したがって、応急処置や業者手配といった対処が必要です。
そこで今回は、床が濡れている場合の原因や対処法、さらには雨漏り修理業者を選ぶポイントについて詳しく解説していきます。
「雨漏りが発生したときの対処方法を知りたい」「業者の選び方がわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。
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雨漏りといえば「屋根」から発生するとイメージされる方が多いのではないでしょうか。しかし、屋根以外で雨漏りが発生するケースも多く、原因を特定するのに難航する場合も。
そこで、床から雨漏りした際に考えられる4つの原因について紹介します。原因を明確にしてこそ適切に修理できるので、可能な範囲であらかじめチェックしておきましょう。
外壁の経年劣化によりひび割れが生じると、その隙間から雨水が侵入して雨漏りを引き起こします。
また、外壁材の隙間を埋めるコーキングが劣化すると、その部分から雨水が侵入しやすくなります。特に、横殴りの雨が降った際に床が濡れる場合は、外壁が雨漏りの要因となることが多いでしょう。
ちなみに、濡れている床のすぐ近くの外壁材が雨漏りの原因であるとはかぎりません。仮に、2階部分の外壁が劣化している場合、侵入した雨水が1階の床まで到達するケースもあるので注意しましょう。
ベランダの排水溝にゴミや枯れ葉などが詰まると、排水が上手く機能しないことでオーバーフローを招きます。その結果、雨水がベランダの下にある天井や壁を伝って床まで到達します。
また、ベランダの防水シートの劣化も雨漏りが発生する要因のひとつです。防水シートの交換は20年が目安とされていますが、長い間メンテナンスを怠ると防水シートに亀裂が入り、雨漏りを引き起こす原因となるので要注意です。
サッシ枠の隙間を埋めるコーキングが劣化すると、その隙間から雨水が侵入して雨漏りを引き起こします。また、2枚以上のサッシを交差させるようにして開閉する「引き違い窓」の場合は、サッシの構造上どうしても隙間が生じてしまい、その隙間から雨漏りすることも。
一方、サッシ枠を固定するネジが緩んだり、ネジ穴が広がったりすると雨漏りの要因となります。
屋外の土やアスファルトが室内の床面よりも高い場合は、雨漏りを防ぐために防水処理が施されるのが一般的です。しかし防水処理が行われていないと、基礎となるコンクリートの継ぎ目から雨水が侵入し、水がたまることで床からの雨漏りが発生します。
床から雨漏りが発生した際「修理には手間も費用もかかりそう」という理由で、対応を後回しにしている方はいませんか?いかなる理由であれ、雨漏りを放置することは建物や人体に悪影響を及ぼすため、早急な対処が不可欠です。
ここでは、雨漏りを放置した際のリスクについて探ってみましょう。
雨漏りを放置すると、建物内部の構造体や内装に使われている木材が湿気により腐食します。そして、湿気を含んだ木材を好むシロアリが大量に発生し、木材を食べ始めてしまいます。よって床がきしむほか、構造体となる木材に被害が出て、建物の強度が著しく低下するリスクがあるでしょう。
建物の強度が著しく低下すれば、家の資産価値が大幅に下がるだけでなく、大地震により建物が倒壊する恐れもあります。
電気配線は、漏電を防ぐために絶縁処理されています。しかし雨漏りを放置すると、雨水が電気配線の絶縁体に触れ、漏電を引き起こす可能性があります。
漏電が生じれば、家電の故障や停電を引き起こしかねません。また、最悪の場合は感電や火災などの重大事故にもつながるので、非常に危険であるとわかるでしょう。
雨漏りを放置すると、建物内部にカビやコケ、ダニが繁殖し、人体に悪影響を及ぼします。具体的には、以下のような症状が懸念されます。
原因 | 症状 |
カビやコケ | ・アレルギー性鼻炎
・気管支喘息 ・水虫 ・カンジダ感染症など |
ダニ | ・アトピー性皮膚炎
・アトピー結膜炎 ・呼吸器疾患など |
また、雨漏りによる不安や恐怖が原因となり、精神的なストレスを負うことも危惧されます。さらに、不衛生な環境によって体のだるさを感じたり、体調不良を引き起こしたりする可能性も十分に考えられるため、身体への異変を感じる前に対処することが重要です。
床から雨漏りが発生したら、被害を最小限に抑えるためにも可能な範囲で応急処置を行いましょう。応急処置の手順は、以下のとおりです。
①家具や家電製品の移動、カーテンの取り外し
②水分を拭き取る
③除菌用スプレーで拭く
④床を乾拭きする
はじめに、濡れている箇所に家具や家電がある場合は、速やかに移動させましょう。また、周辺にカーテンがあるなら、カビの繁殖を防ぐために取り外してください。
次に、濡れている箇所を不要なタオルや雑巾で拭き取ります。このとき、水分を拭き切らないとカビの増殖につながるので、丁寧に拭き取りましょう。
続いて、除菌用のスプレーを吹きかけます。最後に、しっかり乾拭きで仕上げれば応急処置の完了です。
ちなみに、外壁やベランダ、サッシなどで雨漏りの原因を特定できた場合、可能な範囲で防水テープを貼ることも有効でしょう。しかし、あくまでも一時的な防水処理に過ぎないため、プロに修理を頼むことが必須です。
床からの雨漏りを修理する手順は、以下のステップを踏みましょう。
①業者を手配する
②雨漏りの原因を調査する
③修理を行う
では、順に解説していきます。
前述のとおり、可能な範囲で応急処置を行ったら、プロに修理を依頼することが得策です。雨漏りは建物内部まで雨水が侵入しているので、素人が原因の特定や修理を行おうとすると限度があります。
また、雨漏りをDIYで直すケースも少なくありませんが、雨漏りが再発するリスクや、高所作業によるケガのリスクを加味すると、自分で直すことは賢明ではないと判断できるでしょう。
したがって、適切な応急処置をしつつ、同時に業者への手配も速やかに行いましょう。
依頼した業者により、雨漏り調査が行われます。雨漏り調査には、以下のような方法があります。
調査方法 | 概要 |
目視調査 | 天井裏に入ったり、屋根に上がったりして雨漏りの状況を目視で調査する |
散水調査 | 雨漏りが発生していると予測した箇所に水をかけて、雨水の侵入経路を探る |
発光液調査 | 発光塗料を含んだ検査液を使って、雨漏り箇所を特定する |
赤外線サーモグラフィー調査 | 赤外線カメラによる温度変化の情報をもとに雨漏り箇所を特定する |
どの調査が行われるのかについては、状況に応じて業者が判断します。なお、目視調査では判断できなかった場合に、散水調査や発光液調査が行われるのが一般的です。
雨漏りの原因を明らかにしたら、その原因に応じた修理を行います。ただし、業者が雨漏り調査の結果を曖昧にしたまま修理を行おうとしていたら、原因を明らかにするよう要求することが大切です。
万が一、想定していた雨漏りの原因が異なっていたり、原因が複数あったりした場合は、修理後に雨漏りが再発してトラブルを招いてしまいます。
雨漏り修理に慣れていない、知識が不十分な業者に依頼してしまうとせっかく工事を依頼したのに雨漏りが直らないという事態が発生する可能性が高くなります。
経験や実績の豊富な業者に依頼することをおすすめいたします。
雨漏りが発生したら、速やかに業者手配する必要があると述べましたが、いざ業者に依頼するとなったら「雨漏り修理費用はどれくらいかかるの?」と不安に思う方も多いでしょう。
ここからは、床からの雨漏りにかかる修理費用を紹介するので、資金計画の参考にしてください。なお、紹介する費用は劣化状況や立地、依頼する業者によって異なるので、あくまでも目安として認識しましょう。
修理内容 | 修理費用の目安 |
コーキングの打ち直し | 5万〜10万円 |
外壁下地補修・交換 | 15万〜50万円 |
ベランダ防水工事 | 5万〜50万円 |
窓交換 | 30万〜50万円 |
一方、雨漏り修理にかぎらず、雨漏りの原因を特定する調査に費用が発生するケースもあります。各調査における費用の目安は、下記のとおりです。
調査方法 | 費用目安 |
目視調査 | 0円 |
散水調査 | 5万〜35万円 |
発光液調査 | 5万〜25万円 |
赤外線サーモグラフィー調査 | 10万〜50万円 |
上記のどの調査が必要になるのかについては、事前に業者から説明を受けるため、予算と相談しながら判断しましょう。
床から雨漏りが発生した場合、火災保険を利用して修理費用をカバーできる可能性があります。そもそも火災保険とは、風災や水災、雪災などの自然災害によって被害を受けた際に補償される保険のことです。
要するに、床からの雨漏りの原因が自然災害であった場合は、火災保険が適用されるわけです。たとえば「台風の飛来物の衝撃で外壁にひびが入り、その隙間から雨漏りが発生した」というケースは、火災保険が適用されるかもしれません。
ただし、損害が発生して3年以上経過しているほか、修理金額が20万円未満の場合は、火災保険の補償外となるため要注意です。また、経年劣化や施工不良による雨漏り、地震の被害による雨漏りも同様に、火災保険の対象外となります。
もし火災保険を申請するなら、被害の状況がわかる写真を保険会社に提出しなければなりません。したがって、雨漏りの応急処置を行うまえに被害状況を撮影しておきましょう。被害箇所によっては、業者に撮影を依頼することが得策です。
前述のとおり、雨漏りが発生したら調査から修理に至るまでをプロに依頼することがベストです。とはいえ、どんな業者を選んでも良いとはかぎりません。その理由は、悪徳業者が絡む詐欺やトラブルによって被害を受けるケースが後を絶たないからです。
したがって、悪徳業者による被害に遭わないためにも、雨漏り修理業者の選び方を理解することが重要です。業者選びでチェックするべきポイントには、次の3つがあげられます。
・雨漏り修理の実績
・口コミ
・見積書
では、ひとつずつ見ていきましょう。
雨漏り修理業者を選ぶ際は、依頼する業者が「雨漏りに精通しているかどうか」を見極めなければなりません。雨漏りに精通している業者であれば、雨漏り再発のリスクは極めて低くなるでしょう。
一方、雨漏り修理の経験が浅い業者に依頼すると、雨漏りの原因を曖昧にしたまま修理が行われるので、結果的に雨漏りの再発によるトラブルを招くでしょう。悪徳業者に依頼した場合、雨漏りが再発したと伝えても適切に対応してもらえず、逃げられてしまうケースもあります。
よって、雨漏り修理の実績を口コミサイトやホームページで調査するようにしましょう。また、万が一雨漏りが再発した場合に備えて、アフターフォローが充実しているかどうかもチェックしておくと安心です。
雨漏り修理業者の良し悪しを見極めるためには「口コミ」が重要な判断材料となります。口コミを見れば業者の実績がわかるほか、顧客からの評価も精査することが可能です。
なお、口コミを調べる際は「情報元」をチェックしなければなりません。もし、情報元のない口コミがあれば、その口コミは「やらせ」で書かれている可能性も考えられます。特に、あまりにも良い口コミが掲載されている場合は要注意です。
一方で、効率よく口コミを収集したい方は、知人から話を聞く方法を取ると良いでしょう。知人からの口コミであれば、信ぴょう性が高く安心です。
優良な雨漏り修理業者を選ぶなら、見積書の内容も見落としてはなりません。優良業者が作成する見積書は、項目ごとに金額が明記されているうえに、注意事項を漏れなく記載しています。その反面、悪徳業者が作る見積書は金額が「一式」と大まかに書かれているうえ、注意事項に関してはほとんど書かれていません。
もし悪徳業者に依頼してしまうと、高額な費用を追加で請求されることも少なくありません。したがって、金額明記の仕方や注意事項の有無はチェックしましょう。
また、業者の良し悪しを見極めるためには「適正な価格であるかどうか」が重要なポイント。適正な価格を見極めるなら相見積もりを取りましょう。
相見積もりとはA社に見積書を依頼して、その見積書をB社に提示して価格交渉することをいいます。相見積もりを取れば、各業者の価格を比べられるほか、相場を把握するのに役立つでしょう。
今回は、床が濡れている場合の原因や対処方法について解説しました。
床が濡れているものの、水回り設備の漏水が考えにくい場合は、何らかの原因で雨漏りが発生している可能性が高いといえます。雨漏りの発生は、外壁やベランダ、サッシなどのあらゆる不具合が要因として想定されるため、素人が原因を特定するのは難しいものです。したがって、雨漏りの調査から修理に至るまでを、すべて業者に依頼することが得策です。
なお、悪徳業者による詐欺やトラブルには注意しなければなりません。優良な業者を見極めるためにも、業者の雨漏り修理の実績や口コミ、見積書の内容を十分に精査しましょう。「雨漏り修理の達人」なら、厳しい審査基準を満たした優良業者を検索できるほか、各業者の費用や特徴、実績を知ることが可能です。「ひとりで業者を選ぶのには不安がある」「雨漏りを根本から直したい」という方は、活用してみましょう。
「どの雨漏り修理職人を選べば良いかわからない…」という方に、お住まいの都道府県や雨漏りの症状などからピッタリの職人をご案内します。
※営業電話は一切いたしませんのでご安心ください。
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