岸和田市にて屋根修理・カバー工法〈スレート屋根からスーパーガルテクト〉

ホーム
≫ 施工実績
≫ 岸和田市にて屋根修理・カバー工法〈スレート屋根からスーパーガルテクト〉

雨漏り修理の施工実績
work

岸和田市にて屋根修理・カバー工法〈スレート屋根からスーパーガルテクト〉

公開日:2023/05/08

Before

After

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

岸和田市にお住まいのお客様から、屋根のコケが気になるので一度メンテナンスを行いたいというご相談をホームページから頂きました。
屋根を見させていただくと確かに全体に苔が生え、塗料も劣化して屋根の基材が見えてところどころ白くなっている状態でした。
お客様とご相談したところ、夏が暑くて屋根をリフォームすることで断熱したいというご希望があり、最初は遮熱塗装なども考えられていたそうですが、長い目で見たときのメンテナンスコストなどもそれぞれご提示したところ、カバー工法を選択されました。

先日岸和田市にてスレート屋根からスーパーガルテクトにカバー工法を行った工事の詳細をご紹介します。

このページのコンテンツ一覧

1 カバー工法の施工前様子
2 工事によって改善したこと、期待できる点
3 工事担当者より

カバー工法の施工前様子

施工前の様子

施工前の既存の屋根の様子です。

苔や塗装が劣化して白く部分が見えています。
最初は防水効果のある塗装で保護されていますが、塗装が紫外線などで劣化すると効果を失い、スレート屋根そのものが露出すると白く見えます。
スレートはセメントが主成分のため吸水性が高く、水を含むとそこに苔が生えやすくなります。
屋根に苔が生えるとそこに水が溜まりやすくなり、さらに屋根を傷めてしまいます。

屋根に草や苔が生えると雨漏りの危険が！放っておかず早めの対策を

既存の板金の撤去

こちらの屋根にはドーマーが設置されていました。
三角形の小さな窓で、おしゃれで採光性が向上しますが、屋根に継ぎ目ができる分、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
ドーマーと屋根の継ぎ目部分の板金を撤去すると、下地の木材の一部が腐食を起こしていました。
棟板金なども撤去していきます。

セットバックスターター取り付けなど

ルーフィングを貼る前に、セットバックスターターの取り付けを行います。
セットバックスターターは、カバー工法で使用する軒先板金です。
カバー工法は今の屋根材の上に新しい屋根材を施工しますが、その分屋根の厚みが増えて屋根が高くなります。
すると雨樋との段差ができて特に大雨の時などは雨樋に雨水がしっかりと流れこまなくなります。
その段差を解消するのがこのセットバックスターターです。

こちらの屋根には換気棟も取り付けるため、換気棟用の開口部を施工します。

ルーフィングの施工

次にルーフィングを張っていきます。
特に複雑なドーマーの周りは、粘着式のルーフィングを使用して丁寧に隙間なく貼っていきます。

ルーフィングの上から、隅棟の隅木を施工します。
施主様のご希望で、腐食しない人工樹脂製のものを使用しました。

隅棟とドーマーの壁際には捨て水切りを施工。
捨て水切り板金は、雨がもしも隙間から入り込んでもこの板金によって外部へと排水する働きがあり、雨漏りを防ぐための雨仕舞に欠かせない重要な部材です。

屋根材の施工

ルーフィングの上から屋根材の本体である「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
スーパーガルテクトはガルバリウム鋼板を改良したSGL鋼板を使用しており、耐久性や耐食性が大きく向上しており、断熱性や遮熱にも優れた高性能屋根材です。

ガルバリウムより高性能なSGL（エスジーエル）鋼板とは？

ドーマーの周辺は、屋根材本体と同質の一枚ものの平板板金を加工して仕上げています。
本体を貼るよりも見た目がすっきりと仕上がり、一枚ものを使用しているのでつなぎ目がなく、雨漏りのリスクも減らすことができます。

最後に棟板金と換気棟の施工を仕上げて完了です。
高い換気機能を持つ換気棟は雨漏りのリスクが高まることを心配される方も多く、まだ導入が多くはありませんが、もともと雨漏りをしない構造に設計されており、経験ある職人よって取り付けを行なえば雨漏りをすることはありません。

屋根の「換気棟」とは？役割やメリット・デメリットを解説

下屋根の施工

下屋も傷みが激しかったため、同様にカバー工法を行いました。

工事によって改善したこと、期待できる点

今回劣化していたスレート屋根からスーパーガルテクトにカバー工法を行うことで、雨漏りのリスクが軽減されました。
特にドーマー周りは板金の下地が腐食しているところもあり、今の段階にて下地の取り換えと雨仕舞をしっかりと行ったため雨漏りのリスクもなくなりました。
スーパーガルテクトは表面の遮熱塗装と内部の断熱材の一体型構造により、遮熱と断熱の二つの機能がある屋根材です。
これにより屋根材本体の温度の上昇を抑え、内部の「ポリイソシアヌレートフォーム」という高機能な断熱材によって外気温が内部へと伝わることを抑制し、高い遮熱と断熱効果が期待できます。
今回換気棟を取り付けたことで屋根の通気性が向上し、暑い空気がこもることがなくなるためさらなる断熱効果と、内部結露のリスクの低減が見込めます。

工事担当者より

この度は弊社に工事をご依頼いただきましてありがとうございました。
ドーマーがあるとどうしても雨漏りがしやすくなりますが、雨漏りを起こす前にご依頼をいただけてよかったです。
雨漏りを起こしやすいドーマー周りや換気棟も雨仕舞を徹底的に行っておりますのでご安心ください。
今後なにかご不安なことや、お悩みなどありましたらいつでもご相談ください。

岸和田市周辺の屋根修理やカバー工法は株式会社エーストラストにお任せください。

スレート（コロニアル）屋根のカバー工法の費用はどれくらいかかるの？

工事の概要

現場住所	大阪府岸和田市
施工内容	カバー工法
施工箇所詳細	屋根全体
使用屋根材1	スーパーガルテクト
工事金額	950,000円