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【スレート屋根編】雨漏りが起こる原因7つと適切な修理方法を紹介

屋根 スレート

 

「スレート屋根から雨漏りしてしまったが、修理方法や依頼先がわからない」と困っている方はいませんか?または「あらかじめ雨漏りの原因を知ることで、事態の悪化を防ぎたい」と考えている方もいるでしょう。

 

スレート屋根の雨漏りは原因によって対処法が異なるほか、大掛かりな工事を必要とする場合があるので、信頼できる業者に相談する必要があります。

 

そこで今回は、スレート屋根から雨漏りした際の原因や修理方法のほか、信頼できる優良業者の選び方をわかりやすく解説します。

 

この記事は業者選びに不安がある方はもちろん、雨漏りを未然に防ぎたい方にとっても参考になる内容なので、ぜひ参考にしてください。

スレート屋根とは?

スレート屋根とは、粘土板岩を薄く加工した屋根材のことで、板が平らに張り合わさっている見た目が特徴です。他にも「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれることもあります。

 

スレート屋根は「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類に大別され、一般的な住宅で多く採用されているのは「化粧スレート」となります。化粧スレートはセメントに繊維素材を混ぜ合わせて加工したもので、品質の安定性が評価されています。

スレート屋根の寿命

スレート屋根は屋根材自体に防水性がなく、定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。仮に定期的なメンテナンスをした場合、耐用年数は20年〜30年といわれていますが、メンテナンスの頻度によって耐用年数は変動するので要注意です。

 

また、立地や気候によっては耐用年数が短縮するケースもあることを念頭におきましょう。

アスベストが含まれていた

化粧スレートは、アスベストを含んだ「石綿スレート」と、アスベストを含まない「無石綿スレート」に分類され、現在は後述した「無石綿スレート」が使われています。

 

無石綿スレートが主流となった経緯は、平成18年以降、健康被害の懸念によりアスベストを含んだものの製造および使用が禁止されたことにあります。

 

もし、平成18年以前に建てた住宅に住んでいる場合や、築年数が経過している中古住宅を購入した場合は、使用している屋根材にアスベストが含まれているかどうかを確認しておきましょう。

 

万が一、お住まいの屋根材にアスベストが含まれていた場合、今後の修理依頼は専門的な知識を有する業者に依頼しましょう。

スレート屋根における雨漏りの原因7つ

スレート屋根からの雨漏りは、主に経年劣化が起因しているといえます。しかし、経年劣化といっても屋根材に見られる症状はさまざまです。

 

スレート屋根から雨漏りが発生する7つの原因は、以下のとおりです。

 

  • コーキングが劣化している
  • スレートにひび・浮きがみられる
  • 釘穴が広がっている
  • 屋根の谷部が傷んでいる
  • 棟板金が経年劣化により傷んでいる
  • 塗装が剥がれている
  • スレートの隙間がない

 

原因を詳しく知ることで、雨漏りの早期発見にもつながるため参考にしましょう。

コーキングが劣化している

スレート屋根の隙間部分は、雨水が侵入しないようにコーキングを施している箇所があります。しかし、コーキングは紫外線や雨風によって硬化し、ひび割れたり隙間が空いたりしてしまいます。

 

コーキングのひび割れや隙間を放置すると、屋根下への雨水の侵入リスクが高まるでしょう。

スレートにひび・浮きがみられる

スレート屋根は、紫外線や雨風によって水分の吸収と乾燥を繰り返します。また、薄い板状に加工されているという性質上の問題から、割れやすかったり浮きが生じやすかったりする傾向です。さらに、台風の飛来物が当たってスレートにひびが入るほか、変形する恐れもあります。

 

もし、スレートの割れや浮きを放置すると、その隙間から簡単に雨水が侵入してしまうので、雨漏りのリスクが高くなるでしょう。

釘穴が広がっている

スレート屋根の固定には釘が使われており、釘打ちによって屋根材から下地材まで貫通している構造となっています。しかし、経年劣化により釘穴が広がる、または釘に錆が発生した場合は注意が必要です。

 

釘穴が広がった場合は、隙間から雨水が入り、下地材までも傷める可能性が高まります。また、釘に錆が発生した場合は、屋根材における著しい劣化の要因となり得ます。

屋根の谷部が傷んでいる

屋根の谷部とは、屋根の面と面が接触している箇所で、谷間になっている部分を指します。特に、谷部は雨水が流れやすい部分なので、他の箇所と比較して傷みやすいのが特徴です。

 

また、谷部には金属製の「谷樋」と呼ばれる排水経路があるので、錆の発生にも注意を向けたいところ。落ち葉や土埃など、ゴミがたまって雨水の流れをせき止めている場合は、谷部から雨漏りする可能性があるでしょう。

棟板金が経年劣化により傷んでいる

棟板金とは、スレート屋根の頂上部を覆っている金属板を指します。棟板金は釘で固定されているので、経年劣化や強風による影響で、釘が浮いたり抜けたりすることがあります。

 

もし、棟板金を固定している釘の劣化を放置すると、雨水が侵入するリスクが高まるほか、棟板金が落下する事態も起こり得るので、細心の注意を払う必要があります。

 

棟板金は、雨風や紫外線の影響をいちばん受けやすい箇所なので、他の箇所と比べて劣化しやすいと心得ておきましょう。

塗装が剥がれている

前述したとおり、スレート屋根は定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。なお、塗装の剥がれを放置すると、屋根材の防水機能が低下するとともに、耐久性も著しく低下します。

 

屋根材の耐久性が低下すれば、屋根材が破損するだけでなく、屋根の下地材まで傷みが進行する危険性があるので要注意です。

スレートの隙間がない

スレート屋根には、雨水を排水するための隙間が設けられています。しかし、土埃や泥で隙間が埋まってしまっている場合は、排水機能がうまく働かず、屋根裏に雨水が侵入して雨漏りを引き起こすケースがあります。

 

特に、長い間屋根のメンテナンスを怠っている場合は、排水機能が低下している恐れがあるので注意しましょう。

スレート屋根の適切な雨漏り修理方法

スレート屋根から雨漏りした際は、原因によって部分的な補修で済む場合と、全体工事を必要とする場合があります。では、具体的な修理方法について詳しく見てみましょう。

部分補修

雨漏りの程度や屋根材の劣化具合によって、部分的な補修で済む場合があります。部分補修に該当するケースは、以下のとおりです。

 

  • コーキングの打ち直し
  • スレートのひび割れ補修
  • スレートの差し替え

 

たとえば「台風の飛来物により、スレート屋根の一部が破損してしまった」「屋根の一部に傷みはあるが、築年数が10年未満なので全体工事を必要としない」といったケースでは、部分補修が有効です。

 

なお、部分補修の箇所が多い、または屋根の下地材も傷んでいる可能性があるなら、部分補修ではなく、次に紹介する全体工事を検討するのが得策です。

塗装工事

表面に塗られた塗料は屋根材の耐久性を維持するだけでなく、屋根の下地材を保護する役割があるので、屋根の耐用年数を縮めないためにも欠かせません。

 

しかし、表面の塗料は紫外線や雨風の影響により10年程度で劣化します。したがって、10年前後で塗り替えを行いましょう。

 

ちなみに、使用する塗料によって単価や耐用年数が異なります。

 

塗料 単価 耐用年数
ウレタン 1,500円〜2,500円/㎡ 8〜10年
シリコン 1,800円〜3,500円/㎡ 13〜15年
フッ素 3,000円〜5,000円/㎡ 15〜20年

 

塗料には遮熱効果があるタイプや、汚れがつきづらくなるタイプもあるので、機能性を基準に選ぶのも良いでしょう。

葺き替え

葺き替えとは既存の屋根材を撤去し、屋根の下地材を交換・補修したうえで新しい屋根材に交換することを指します。葺き替えは屋根材の損傷箇所が複数あり、部分的な補修では補えない場合や、塗装工事ではカバーできない場合に行います。また、長い間屋根のメンテナンスを怠っていて、屋根の下地材が傷んでいる可能性が高い際に採用される工法です。

 

葺き替えは既存の屋根材を剥がすので、下地材の状況をチェックできるほか、雨漏りの原因特定にも効果的です。しかし屋根を撤去したり、屋根材を交換したりする手間がかかるので、高額な費用がかかってしまうのがネック。

 

屋根材の劣化が著しい場合や、これからも同じ家に長く住み続ける予定がある場合は、葺き替えを選択しましょう。

カバー工法

カバー工法とは、既存屋根の上に新しい屋根を被せる工法のことで、「重ね葺き」や「カバールーフ工法」ともいいます。カバー工法を採用するケースは、葺き替えと同様、スレート屋根の劣化が著しく塗装工事ではカバーできない場合があげられます。

 

ちなみに、新しく被せる屋根材には、軽量設計の屋根材が採用されるケースがほとんど。建物への負担を考えると、ガルバリウム鋼板であれば平均的な価格であるうえに、耐久性を保てるのでおすすめです。

 

カバー工法は既存屋根を撤去する費用を抑えられるので、トータルコストを省くことが可能です。また、屋根材を重ねることにより、防音性や遮熱性が向上する効果が期待できます。

 

ただし、既存の屋根を剥がさないので、屋根の下地材を交換・補修することができません。仮に、下地材が傷んでいる状態でカバー工法を採用すると、下地の腐食が進み、シロアリ被害や漏電事故などのリスクが高まります。したがって、カバー工法を検討する際には下地材の状態を必ずチェックしましょう。

スレート屋根における雨漏り修理の費用目安

雨漏りが発生した際、修理費用がどれだけかかるのかは気になるところです。ここでは、方法別に修理費用を紹介します。なお、屋根の劣化状態や立地によって修理費用は変動するので、あくまでも目安として参考にしてください。

 

工事内容 費用相場
コーキングの打ち直し 5万円〜10万円
スレートの差し替え(1箇所) 1万円〜2万円
棟板金の交換 3万円〜12万円
屋根塗装 50万円〜100万円
屋根葺き替え 150万円〜300万円
屋根カバー工法 150万円〜300万円

 

部分的な補修は数万円程度に対して、塗装や葺き替えなどの全体工事は数百万円と高額であるため、全体工事が必要になった際はある程度の予算確保が必要であるとわかります。

 

ちなみに、塗装工事に関しては、使用する塗料によって金額が変わります。一方、葺き替えの場合は採用する新しい屋根材の価格によって大きく変わるので要注意です。

 

また、アスベストを含んだスレート屋根を扱う場合は、アスベストの飛散を防止するための適切な処置が必要なため、撤去にかかる費用が通常よりも高くなると認識しましょう。

優良業者を選ぶコツ

スレート屋根からの雨漏りは、あらゆる原因が想定されるため特定が困難です。したがって、実績があり、なおかつ信頼できる業者に、原因の特定から修理を依頼する必要があります。

 

しかし残念なことに、一部の屋根修理業者による強引な訪問販売や、悪徳な詐欺手口が後を絶ちません。したがって、悪徳な業者による営業を回避するためにも、優良業者を選ぶコツについて理解する必要があります。

 

今回紹介する優良業者を選ぶコツは、次のとおりです。

 

  1. 口コミや評判をチェックする
  2. 実績や所在をチェックする
  3. 相見積もりを取る

 

順に詳しく見てみましょう。

口コミや評判をチェックする

優良業者かどうかを見極めるには、第三者の意見を参考にするのが有効です。インターネットで情報を収集したり、知り合いからの体験談を参考にしたりすると良いでしょう。

 

その際、あまりにも良い評判ばかりである場合は、その評判自体の信ぴょう性が低いことも考えられます。そのため、良い評判だけでなく悪い評判にも目を向けることが重要です。

実績や所在をチェックする

業者のホームページに記載されている「口コミ満足度100%」「依頼数No.1」といった宣伝を見かけた際は、その実績にきちんとした根拠があるかどうかをチェックしましょう。悪徳業者の場合、顧客からの依頼数を増やす目的として、嘘の実績を公表していることも考えられます。

 

また、業者の所在をチェックすることも大切です。場合によっては「記載されている電話番号が繋がらない」「メールアドレスが使えない」といったこともあるので細心の注意を払いましょう。

相見積もりを取る

依頼する業者を検討するときは、ひとつの業者ではなく複数の業者を比較することが必須です。たとえば、A社に見積もりをお願いして、その見積もりをB社に提示して価格交渉する「相見積もり」は、業者を比較する手段としておすすめです。

 

相見積もりによって、適正価格を知ることができるうえ、各業者の実績や対応を比較できるので実践してみましょう。

まとめ

今回は、スレート屋根から雨漏りした際の原因や修理方法について解説しました。スレート屋根からの雨漏りは、塗装の剥がれや屋根材のひび割れ、棟板金の損傷といった、あらゆる原因が考えられます。また、原因によって修理方法は異なるので、原因の特定から修理までの一連の作業を業者に依頼することが得策です。

 

しかし、一部の業者による強引な訪問販売や、詐欺手口が相次いでいるため、業者を選ぶ際は慎重な判断が求められます。優良業者を選ぶ際は、口コミや評判に関する情報収集や、見積もりの比較が効果的です。

 

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